「調性」とは?偶成和音の調性解釈について

このQ&Aのポイント
  • 「偶成和音」とは、他の調のコードになることが一般的ですが、調性の解釈には苦慮します。
  • 最近の研究では、「偶成和音」は他の調のコードを借りているのではなく、変化音で生じた和音として表されています。
  • 「偶成和音」の調性の解釈は一般的に「基調のまま」または「基調に属する」とされています。
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「調性」解釈

「★偶成和音」の「★調性」解釈についてなんですが。。。 「偶成和音」とは、たいてい「他の調」のコードになります。 しかし、「他の調」のコードが、「偶成和音」として、ポツンと一コード存在していると、 調性の解釈に苦慮します。 でも、最近、だんだん、わかってきたのですが、 「偶成和音」とは、「他の調」のコードを「借りたり」。「利用」しているのではなく、 「変化音(経過音・刺繍音)」で生じた「和音」を、「コード名」として表してみると、 たまたま「他の調」のコードにもあった。ような感じに思えてきました。 なので、「コード名」にする前に、単純に「偶成和音」を音符だけで解釈すると ★基調の「変化音」の集合体であり、そもそも、「変化音(#・b)」であれば、 基調に属すと考えられますので、調性は、「偶成和音」も基調だと考えられます。 【質問】 例外もあるでしょうが、最近、分析して気がついたのですが、 「偶成和音」の「調性」の解釈とは、一般的には、事実上「他の調性」では「なく」、 ◆「基調」のまま。 または、 ◆「基調」に属する。 と解釈しました。  これでいいのでしょうか? 結局、「偶成和音」が、他の調のコードなのは、他の調から持ってきたのではなく、 たまたま、他の調のコードと一致してしまったコードトーンのコード名を、 ★「便宜的」に使用しているだけであり、 「調性」として、「意図的」に、他の調のコードを持ってきた。利用しているのではない。 ということでよいでしょうか? 「★偶成和音」の「★調性」解釈について。 参考意見でも結構ですので、教えてください。。。 また、質問の意味が、よく、わからなければ、補足しますので、よろしくお願いいたします。

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  • jung_taro
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回答No.2

貴方が前項補足で仰ったことですべて正しいと思います。 ところで、「非和声音の非実体性」とは、 噛み砕いて申し上げますと、 「和声において、非和声音は本当は無いものとして考えますよ」 ということですから、偶成和音も、無いものとして考えます。 ヘンな例ですが、森のくまさんの最初のコードを偶成和音を考慮にいれて表記すると、 C→Cdim→C→C… という細かい表記になってしまいますし、Cdimの説明もつきにくくなります。 ここはCdimが非実体性の部分ですから、すべてCというコード表記で良いということになります。 この例も鑑みていただければと思います。

tom0120
質問者

お礼

貴方が前項補足で仰ったことですべて正しいと思います。 ■そうですか。。。まさか、合格しているとは。。。f(^^; ところで、「非和声音の非実体性」とは、 噛み砕いて申し上げますと、 「和声において、非和声音は本当は無いものとして考えますよ」 ということですから、偶成和音も、無いものとして考えます。 ■そういう意味なんですか。。。 いや、実は、どうしようか、まじ、悩んでしまいましたが、 簡潔に解説していただき、理解できました。 本当は無いものとして考えますよ。。。 なるほどです。。。確かに、なくてもいい存在ですよね。。。 ヘンな例ですが、森のくまさんの最初のコードを偶成和音を考慮にいれて表記すると、 C→Cdim→C→C… という細かい表記になってしまいますし、Cdimの説明もつきにくくなります。 ここはCdimが非実体性の部分ですから、すべてCというコード表記で良いということになります。この例も鑑みていただければと思います。 ■C→Cdim→C→C… そうですね。代表的な偶成和音ですね。。。 いや、大変、参考になりました。また、その節は、よろしくお願いいたします。どうもありがとうございました。<(_ _*)> ♪サンキュッ (v^-^v)♪

その他の回答 (1)

  • jung_taro
  • ベストアンサー率58% (25/43)
回答No.1

お答えいたします。 偶成和音は基本的には非和声音が含まれている和音ですから、 調性判断としての材料にはなりません。 詳しくは「非和声音の非実体性」をひもといてみてください。 したがって、貴方の仰られる、 「偶成和音」の「調性」の解釈とは、一般的には、事実上「他の調性」では「なく」、 ◆「基調」のまま。 または、 ◆「基調」に属する。 は正しいことになります。 また、 ”たまたま、他の調のコードと一致してしまったコードトーンのコード名を、 ★「便宜的」に使用しているだけであり” のくだりに関しては正確に申し上げると「誤り」になりますが、その解釈でもまかり通っていることも事実です。 実際はコードの定義に則したものをコード表記した結果であり、あるコードがある調のコードであるということではありません。 例えば、貴方がCdurの曲にてBのコードが出てきたら、「Emollなどの調からもってきた」と解釈されているかもしれませんが、そうではなくて、あくまでCdurとしてのBのコードなのです。 理解を深めるためには、クラシックやジャズなど、幅広いジャンルでの解析の積み重ねが必要になるかと思います。 ご参考となれば幸いです。

tom0120
質問者

補足

( ^-^)ノ(* ^-^)ノこんばんわぁ♪ 偶成和音は基本的には非和声音が含まれている和音ですから、 詳しくは「非和声音の非実体性」をひもといてみてください。 ■そういうものがあるんですね。。。f(^^ べ、べ、勉強してみたいと思います。。。 orz したがって、貴方の仰られる、 「偶成和音」の「調性」の解釈とは、一般的には、事実上「他の調性」では「なく」、 ◆「基調」のまま。 または、 ◆「基調」に属する。 は正しいことになります。 ■そうですか。だいぶ、気持ちが楽になりました。 うれしい v( ̄ー ̄)v また、 ”たまたま、他の調のコードと一致してしまったコードトーンのコード名を、 ★「便宜的」に使用しているだけであり” のくだりに関しては正確に申し上げると「誤り」になりますが、その解釈でもまかり通っていることも事実です。 ■ギリギリ。。。セーフってやつですね。( ̄ー ̄; ヒヤリ それでも、ここまで、気がつくのに、だいぶ、苦労しましたですよ。(^^ 実際はコードの定義に則したものをコード表記した結果であり、あるコードがある調のコードであるということではありません。 例えば、貴方がCdurの曲にてBのコードが出てきたら、「Emollなどの調からもってきた」と解釈されているかもしれませんが、そうではなくて、あくまでCdurとしてのBのコードなのです。 ------------------------------------------------------------- ■なるほど。。。CdurのBのコードなのですか。。。 わかるといえば、わかります。。。(^^; どこかで、たまたま、偶成和音を作ったとき、その和音の音は、たぶん、「シ・レ#・ファ#」だったということなんでしょう。 なので、コード名にすると「B」だった。。。ということだと思います。 なので、これは、あくまでも「C調」の和音。。。という解釈なんでしょうね。 また、Bは、Bmb5(シ・レ・ファ)に、レとファに、変化音(#)がついた。。。と考えると、 Bも、Bmb5の変化したものなので、「C調の解釈」でもいいように感じました。 まだ、理解は甘いとは思いますが、とりあえず、こんな感じでよろしいでしょうか??? よろしくお願いいたします。

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