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昔の人の名前の読み方について

徳川家康は とくがわいえやす 豊臣秀吉は とよとみひでよし ・・・・ と読みますが 源頼朝は みなもと の よりとも 藤原鎌足は ふじわら の かまたり 平清盛 はたいら の きよもり・・・・ と姓と名の間に の が入る人もいます。 なぜでしょうか? この場合 の を入れたのが正式名で みなもとよりとも と読むのは間違いになるのでしょうか? 女性も 小野妹子はおの の いもこ と の が 入りますが 紫式部はむらさきしきぶと の が入りません。 漢字だけが書いてあって 読み方がわからないとき のを入れるか入れないかはどのように判断するのでしょうか? よろしくお願いいたします。

noname#180983
noname#180983
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  • ベストアンサー
  • Scull
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回答No.3

例外はありますが基本的に氏(姓)は「の」をつけて、苗字はつけない事になっています。 例えば徳川家康は、苗字が徳川ですが、氏は源です。ですから「源家康」と呼ぶ場合には「の」を入れて呼ぶ事になります。「みなもとのいえやす」です。豊臣秀吉は例外で、苗字は羽柴(または木下)、氏が豊臣です。ですから本来は「とよとみのひでよし」と読むべきですが、本人がそれほど「氏と苗字の違い」にこだわっていなかった(出自が理由かもしれません)ので、「とよとみひでよし」で構いません。何より、本人自身がそう名乗っていますから・・・。 頼朝、鎌足、清盛はどれも氏ですから基本的に「の」を入れて呼ぶ事になります。例外はありますから「間違い」と言ってもそれほど目くじらをたてる事ではない様に思います。小野妹子は男性です(笑)。彼も「小野」が氏ですから「おのの」と呼びます。 女性の例なら「小野小町」にした方がよかったかもしれませんね。彼女も氏ですから「の」付きです。 この「氏」と言うのは朝廷から賜る(賜姓)「血族」を表す物ですから、勝手に変える事はできません(系図を色々細工して朝廷に工作を行い、公式に認めてもらえば別)。 紫式部は実は女房名で「本名ではない」ので、「紫の」とは呼ばれません。父親が藤原為時であった様なので「ふじわらの」と呼ぶべきでしょう(本名は判っていません)。これは「清少納言」も同様。彼女は「清原元輔」の娘で親戚に少納言が居た事から「清(家の)少納言」と名乗ったそうです。 漢字だけで読みが判らないケースは多くあり、特に女性に多いようです。この場合は「適当に読む」しか無いでしょう。例えば藤原道長の奥さんは「倫子」と言うようですが、読みが判らないのでとりあえず「りんし」と呼んだりします。多分「ともこ」なのではないかと思われるのですが、確証が無いので仕方ありません。「の」を入れるかどうかは「苗字か氏か、それとも通称か」で判断できます、基本的には。秀吉の場合は本人がひらがなで書き残した手紙があったそうなので、判断できると言う事です。

noname#180983
質問者

お礼

小野妹子 遣隋使で男性でしたね。うっかりしました。 詳しくお答えくださりありがとうございます。 すっきりしました。

その他の回答 (3)

回答No.4

 私達も◎◎(苗字)○○(名前)ですね。  豊臣という苗字は知りませんが、徳川も伊達もいますね。  何何系統、何何の出自なんていう意味で平の清盛とかいうのでしょうか。  平という人も、源という人も現代苗字で使っているけれども、もう完全にそれは苗字であって、説明として冠的に、出自を示すのが直截の機能ではなくなっているからではないでしょうか。  豊臣の残党とかいけれど、豊臣の秀頼ってはいいませんね。  

noname#180983
質問者

お礼

ありがとうございます。

  • jo-zen
  • ベストアンサー率42% (848/1995)
回答No.2

まず、間違いを訂正させてください。   小野妹子(おののいもこ)は男性です。 「氏」を名乗る場合は「氏」と「名前」の間に「の」が入り、「苗字」で名乗る場合は「の」が入らないのです。詳細は、以下のURLを参考にしてみてください。 http://www.h3.dion.ne.jp/~oneone-p/ii/no.html

noname#180983
質問者

お礼

>小野妹子(おののいもこ)は男性です。 あっそうでした! >「氏」を名乗る場合は「氏」と「名前」の間に「の」が入り、「苗字」で名乗る場合は「の」が入らないのです。 ありがとうございます。 すっきりしました。 サイトも参考になりました!

  • char2nd
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回答No.1
noname#180983
質問者

お礼

なるほど。 よくわかりました。 ありがとうございました。 すっきりしました。

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