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江戸時代の小姓について

江戸時代の将軍の座の後ろに刀を持っていた小姓がいましたが、 これは将軍だけなのでしょうか?

noname#60458
noname#60458
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回答No.1

私は、自称「歴史作家」です。 まず、結論から言えば。 「将軍」だけではなく、「大名」クラスでもいます。ただし、「小大名」などでは、経費節減の理由から付けない人も多かった。 その役割としては、主に「主人の身辺警護」です。 もう少し詳しく書くと、戦国時代では、「主人の身辺警護」のほか、「秘書」的な役割をしていました。 また、豊臣秀吉などは、「小姓」に取り立てるという名目で、「人質」に取っていたこともあります。 しかし、江戸時代に入ると、「秘書」的役割は「側用人」とか「御側衆」という職務へと移行し、「小姓」は、当然、「主人の身辺警護」役のみとなりました。 また、これは余計なことですが、TVなどで「将軍さまの御成り~」などと言っていますが、通常、千代田城(江戸城)内では「公方さま」または「御公儀さま」「大樹(だいじゅ)さま」と呼ばれていました。

noname#60458
質問者

お礼

回答ありがとうございました。 将軍の他に大名もですね。 さすが、旗本やお代官様までは無理(?)それよりそこまでは必要では なかったのかもしれませんね。

その他の回答 (2)

回答No.3

まあ、もう少し突っ込んで書くと、 将軍にしても大名にしても、突然、乱心者によって襲撃されないとも限らない。 通常、将軍や大名の休息場には刀掛けがあり、万が一という時は、刀にすぐ手を掛けられたが、拝謁などの謁見行為の時は、後ろに刀掛けも目障りになるため、その替わりとして、小姓が刀を持って控えるようになったのです。また、小姓が一人加わることで、主人の盾になることもできました。 戦国武将で名高い織田信長が明智光秀に襲われた時、小姓の森蘭丸が盾になって防いだことは有名ですね。

noname#60458
質問者

お礼

回答ありがとうございました。 盾になるのはかわいそうな話ですが・・・。

  • hazu01_01
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回答No.2

確かに将軍、大名に小姓がいましたね。 #1の方が言っている機能の他に将来有望な人物の勉強の場所という側面もありました。そのため、江戸幕府の初期には家柄のよい次男三男が小姓になりその後老中とかの重臣に取り立てられました。 ある意味、相撲の付け人も関取の身の回りの世話をしながらその一挙手一投足を見てしきたり・作法などを覚えるもの小姓に通じるのかもしれません。

noname#60458
質問者

お礼

回答ありがとうございました。 今の政治家でも同じですね。 最初は身の回り(秘書ですね)から始まり政治家になったと言う 人いますね。

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