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ホッブスの理解した近代人とは?

ホッブスの理解した近代人とは何でしょうか? 詳しく調べたいのですが余り時間が無いので参考のURLをのせていただけるとありがたいです。 ご回答宜しくお願いいたします。

noname#59355
noname#59355

質問者が選んだベストアンサー

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noname#49694
noname#49694
回答No.2

 どうも質問からすると、「近代」の意味そのものがいまいちはっきりしていないのでしょう。  近代人とは、ホッブズ以降から台頭した「原子論的人間観」であり、ようするに人間=個人から社会のあり方を考えるという思想のことです。通常、近代社会とは、この「個人」の登場を背景とします。  個人とは1つの概念であり、個体(身体的に分かれているそれぞれの人間)のことではありません。それは一般には共同体からの自立としてとらえられました。これをもっともはっきりいったのは、マルクスですが、ここでは必要ないでしょう。  ですから、ホッブズが近代人という言葉を使ったわけではないので、それでは見つかりません。原子論とか人間、個人といった言葉をかけあわせると、検索にヒットしてくるものがたくさんあります。

参考URL:
http://blog.goo.ne.jp/joseph_blog/e/ba89871ef48539032ab003b1a239e970
noname#59355
質問者

お礼

お礼が遅くなってしまい申し訳ないです。 ホッブズが近代人という言葉を使っていなかったのですね! 人間論などと掛け合わせて検索したところいろいろと出てきました。 リヴァイアサンの第一部のところを探していたようです。 まだまだ調べ終わっていないのでほかの言葉と一緒に検索していってみたいと思います。とても参考に成りました。ありがとうございます

その他の回答 (3)

noname#80116
noname#80116
回答No.4

 No.3です。 ★ 勤勉(=産業)というのは英語でindustryと書かれていて訳したときにどちらでも意味がとおるからなんでしょうか? ☆ 勤勉(⇒産業) と書けばよかったですね。そこから出たと考えうるのだと。必ずしも 勤勉の自己目的化としてのガリ勉資本主義によらなくとも 産業社会は出来たかも知れない。  マルクスの次の指摘は あるいは おもしろいかも。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~  唯物論は さらに発展すると一面的になる。ホッブズは ベイコンの唯物論を体系化した。感覚的なものはその華やかさを失って 幾何学者の抽象的な感性となる。  物理的な運動は 機械的または数学的な運動の犠牲となり 幾何学が 最高の科学として宣言される。  唯物論は人間ぎらいとなる。人間ぎらいの非肉体的な精神を その領域で克服するためには 唯物論じしんが その肉体をころして禁欲的にならねばならない。   (マルクス:聖家族) ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

noname#80116
noname#80116
回答No.3

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~  たとえば ホッブズは 資本主義的個人の原型として 自然状態における人間をとらえ 闘争状態にあるかれらが 生存を確保するために 絶対主権を設立するという。  ところが ロックにとって とくにスミスにとっては 資本主義的個人の 商品生産を中心とする生活は 自律性をもっていて 権力による統制なしに存続しうるものであった。すなわち このばあいには 絶対主義的ないし重商主義的な育成=統制のなかから 産業資本がそれに反逆しつつ独立していくのである。  ルソーのばあいには 事情がかなりちがう。かれは 自然人が自律的な秩序をもつようになったというかわりに 哲学者たちは自然人の名のもとに資本主義的人間をかんがえたにすぎないという。かれは 資本主義そのもの(じつはフランス絶対主義下の資本主義)に対立して 自然にかえれとさけんだのである。この点に スミスとルソーの 旧制度への対決のしかたと 両国の旧制度そのものの性格が みられるであろう。   (水田洋:アダム・スミス研究 4・4) ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~  スミスが ルソーのホッブズ批判を さらにはホッブズそのものをくぐり抜けながら 道徳哲学(道徳感情の理論)体系の基礎として 《利己心と共感(=同感)》をおいた。   (内田義彦:社会認識の歩み II-3) ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~  ホッブズは まだ 資本志向の勤勉(=産業)の興る情況を知らないということなのでしょうか。  質料主義(質料および感覚に言わば信を置いている)でありながら 次のようなことにも じつは 触れている。   〔キリスト教の信仰の唯一の必要な箇条〕   聖書が救済のためにこれだけは必要だとしている信仰の唯一の箇条(必   要な唯一のもの Unum Necessarium )は つぎのこと すなわち《イ   エスはキリストである》ということである。    (リヴァイアサン §43〈人が天の王国に受容されるために必要    なものごとについて〉水田洋訳)  韜晦つまり その信条を他からくらますためなのかも知れないのですが。  自由につづりました。

noname#59355
質問者

お礼

アダム・スミスについても同時に調べていたので参考文献ものせて下さりありがとうございます。ホッブズの考えよりもスミスの考えが個人的に好きですがホッブズの考えも独創的だなあと思っています。 余談なのですが勤勉(=産業)というのは英語でindustryと書かれていて訳したときにどちらでも意味がとおるからなんでしょうか?

回答No.1

ここからでも分かるはずです。 自分で考えてください。

参考URL:
http://cruel.org/econthought/profiles/hobbes.html
noname#59355
質問者

お礼

ありがとうございます。 とても参考に成るサイトを教えて下さりありがとうございました。 これから読んでみようと思います。

noname#59355
質問者

補足

ホッブスの考える自然状態などは記述されていたのですが、「近代人」似ついての記述がありませんでしたのでもしお暇があればほかに参考に成りそうなサイトを教えていただけるとうれしいです。 ご回答ありがとうございましたm(__)m

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