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汽力発電所の熱効率
汽力発電所の熱効率を高めるには タービン入口蒸気の温度と圧力をあげる 復水器内蒸気圧力を下げる 再生サイクルや再熱サイクルを採用する などの条件があります。 教科書には温度-エントロピー図を用いて 上の内容を説明していましたが、 どのような物理現象で熱効率が高くなっているのか分かりません。 ボイラの中に投入される燃料の種類や量、 酸素の温度や圧力、量などによって 生じている化学反応の種類や頻度も変化し、 その結果がタービン入口蒸気の温度と圧力に 影響するのだと思うのですが… 参考になる文献やWeb、経験則など どのような情報でもかまいませんので、 皆様よろしくお願いいたします。
- spr2006
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- Denkigishi
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エントロピーとか面倒な用語を使って説明するからかえって本質が伝わらないのです。まずは単純に理解することが重要です。 燃料を燃やして水蒸気を作り、それでタービンを回します。タービンを出た蒸気はもう使わないので復水器で捨てます。タービンで使われるエネルギーをX、復水器で捨てるエネルギーをYとすると、水蒸気のエネルギーの利用効率はX/(X+Y)となるので、Xを大きくYを小さくすれば効率が高くなります。水蒸気のエネルギーは単純に言うと温度×圧力で決まります。従ってタービン入口蒸気の温度と圧力を高くするとXが増えます。タービン出口蒸気の温度と圧力を低くすればXが増えYが減ります。よって効率が上がります。更に一度使った蒸気を復水器に返さずにエネルギーの減少分だけ加温加熱して再使用すれば復水器での損失なしでXだけが増えます。これが再生再熱サイクルです。以上を理解した上で教科書を改めて読んで見てください。
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