• ベストアンサー

大日本帝国のパイロット

帝国陸海軍のパイロットの装備として他の列強と異なるところは 1)コクピットに軍刀持参 →計器、無線機に支障をきたすだけで何の意味もない 2)パラシュートを装備せず →軽い被弾でもパイロットが脱出できず、優秀なパイロットの消耗が異常に早かった とされ、帝国陸海軍の愚かさ、頑迷さを示すエピソードとなっています。 これらはどの程度まで史実でしょうか?本当にほとんどのパイロットがパラシュートなしで出撃したのでしょうか。 大戦後期にはほとんどの飛行機は無線を装備していたはずですので(1)は技術者からアドバイスがあったでしょうし、また軍刀を持てる身分のパイロットもそれほど多くいたとは思えません。 また(2)については坂井三郎氏の著書でも「出撃に際して助かろうとは思わなかったためパラシュートは自分の意思でつけなかった」旨の記述がありますが航空隊上層部はパラシュート着用を奨励したりはしなかったのでしょうか?これも大戦中期から航空戦も巴戦の一騎討ち的なものより集団による作戦が重視される傾向だったのでパイロットの消耗は避けたいと考えるのが普通の指揮者だと思います。 「軍部はバカだった、だからパイロットの命を軽視したはずだ」といった推測ではなく出典、体験にもとづいた回答をいただけるとありがたいです。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • benelli
  • ベストアンサー率51% (78/152)
回答No.1

軍刀持参については、海軍では計器などに影響すると言う理由でほとんど持ち込まないと「大空のサムライ」に書かれていた記憶があります。 とはいってもそれも戦闘機に限った話のようで、艦攻や艦爆の手記を読むとよく持ち込んでいるようですね。実はゴーストライターが書いていて勝手に書いただけ、かも知れませんが。 あと、一式陸攻に乗ったまま撃墜された山本五十六はその遺体発見時に軍刀が見つかっていますよね。人が人だけに一般には当てはまりませんが、厳密に禁止していたわけではないでしょう。 それと、よく古刀販売などで航空隊の赤羽刀かな? が売られていますね。 参考: http://www7a.biglobe.ne.jp/~oceandou/guntoutanken2.html (下から2番目) 陸軍は士官なら以上なら常に持ち歩いていたのかなと感じます。 パラシュートについては、助かろうとは思わないという気持ち的なものだけではなく、機体を少しでも軽くするために装備しないほうがいいという考えが一般的だったようです。同様に、無線も”手振りや光信号で会話できるため”軽量化のため取り外したと聞いています。零戦がグラム単位で軽量化されていたぐらいですからね。 無線も通信機もすぐに故障だったみたいで、航空隊の方のどの手記を読んでも必ず壊れているときの描写が多いですよね。実際はあまり使われなかったようです。

fukkatsu-biz
質問者

お礼

回答ありがとうございます。無線に関しては確かに飛行中まともに使えることがほとんどなかったといったことを読んだような気がします。

全文を見る
すると、全ての回答が全文表示されます。

その他の回答 (5)

  • tando471
  • ベストアンサー率4% (1/22)
回答No.6

軍刀は陸海軍共に通常は持ち込ない、と聞いたことがあります。 普通に邪魔らしいです。 また自軍勢力圏内ならばパラシュートで脱出したらしいです。 自軍勢力圏内であれば捕虜にはなりませんので、戦陣訓に引っかからないでしょう。 あとパラシュート降下中銃撃を受けたことが敵味方共にあったらしいので、このことから日本もパラシュートを使用していたと思われます。 また敵地でのパラシュート降下は、捕虜又は戦死と同じ意味ですから「パイロットの消耗」には変わりありません。 つまり戦陣訓は日本軍の無駄な消耗に結びついたとはいえないということでしょう。 また陸軍は一式戦なら防弾タンクを備えていますし、大戦後期以降ならば零戦は自動消火装置が付けられています。 日本のパイロット消耗の原因は、パラシュート脱出を禁止したことでも、戦闘機が脆いからでもなく、優勢なる米英の空軍とまともにぶつかった結果なだけと私は思います。

fukkatsu-biz
質問者

お礼

回答ありがとうございます。どの回答も参考になりました。日本軍のパイロット人命軽視は嘘とはいえないにしてもかなりの誇張があると思っておりましたので。 ポイント発行には迷いました、どの回答も参考となりましたので申し訳ありませんが先着順にてつけさせていただきました。

全文を見る
すると、全ての回答が全文表示されます。
  • KITAIKKI
  • ベストアンサー率55% (462/838)
回答No.5

こんにちは。 なかなか興味深いご質問ですので、ちょっとお邪魔させていただきます。 1)コクピットに軍刀を持参することは、計器、無線機に支障をきたすだけで何の意味もない。技術者からアドバイスがあったでしょうし、また軍刀を持てる身分のパイロットもそれほど多くいたとは思えません。  これに関しては、陸海のパイロット、及び搭乗員の自由意志という形で、指揮官等がそれに関して口出しすることは無かったと考えてよいと思います。言い換えれば、持ち込む者もいれば、そうでない者もいたということです。たしかに軍刀が計器や無線機に何らかの悪影響を与える可能性もあるでしょうが、それより精神的な面での軍刀の効果を考えるべきです。  当時のパイロットが機内に持ち込んだ日本刀のほとんどが、昭和刀のような軍の兵器工廠で粗製乱造された物ではなく、両親や近親者たちから贈られた本物の日本刀でした。つまり日本刀には武器や芸術品のほかに、「お守り」という役目が当時の日本人の精神構造に根付いていたこともあって、出撃の前に日本刀を持参することは、家族や神の加護があることで心置きなく戦え、大きな戦果を上げることが出来るというメリットもあるということです。また日本刀を持てる身分ということですが、下士官であっても刀を所持するパイロットも多数いました。また、階級ではなくそれなりの刀を買える裕福な身分かどうかということに絞れば、それほど裕福な家庭の出身ではない者でも、家族が有り金をはたいて、あるいは借金をしてまでも、自分たちの大事な息子を守ってもらうために高価な日本刀を買い求めて与えたことも多々ありました。 2)パラシュートを装備せず  軽い被弾でもパイロットが脱出できず、優秀なパイロットの消耗が異常に早かった。  優秀なパイロットの異常な消耗率は、第一に日本軍機のすべてに通じる、もう皆無といってもよい燃料タンクの防弾に多くの原因があります。パラシュートに関しては、一応は陸海軍とも落下傘(パラシュート)を制式化しており、89式、92式、96式、97式などの落下傘がありました。当時の写真などにも装帯と呼ばれる縛帯(パラシュートを装着するためのベルト・ハーネス)をつけている者もいれば丸腰の者もいて、その様子は様々です。ということは、パラシュートに関してもかなり本人たちの自由意志が働いていたと考えられます。おおむね陸軍は装着する者が多く、逆に海軍はほとんどいなかったというのが現実でした。  ではパラシュートを装着するしないの境目は何かといえば、一つには戦場の環境の違いです。つまり陸軍はその戦場の多くが陸の上であったということです。戦闘で被弾して飛行不能になったとしても、陸の上でならパラシュートによる脱出や不時着さえ出来れば、なんとか原隊に復帰することが考えられますので、パラシュートは座席代わりになるのはもちろん、墜落しても生きて変えることが出来れば再び敵と戦うことが出来る。つまりお国に再び奉公することが出来るということですね。お守り代わりの日本刀も、敵地やジャングルなどでは武器に早変わりすることも出来ますしね。  それでは海軍はどうかといえば、これはもうほとんどパラシュートの役目は無いと考えてよいと思います。どういうことかといえば、陸軍と違って海軍艦載機の戦場は、何の目印もない洋上だからだということです。艦爆や艦攻のように複数の搭乗員がいれば、敵攻撃の後母艦へ帰還する際に航法士によって帰還することも可能ですが、戦闘機パイロット にはそれが出来ないこともあって、自機の位置を見失ったパイロットが、燃料切れと同時に海面へ向かって自爆する者が多くいました。  余談ですが、日本海軍にもまともに機能する無線や、米海軍のように洋上に不時着したパイロットを救出する専門の救助部隊の設置や、洋上においての生存のためのサバイバルキットや訓練を施していれば、相当な数の熟練パイロットを失わずに済んだかもしれません。  とはいえ、日本軍にはこれらのifをぶち壊す影響力の大きい戦訓がありました。ご存知のように「戦陣訓」のなかにある「生きて虜囚の辱めを受けず…」という文言です。このばかげた命令はパイロットのような高技能職の兵士たちにも自決を強要し、後々にボディブローのように戦闘に悪影響を与えたわけですが、これがパラシュートの装着率を低下させたもう一つの原因になったと考えられます。つまり、パイロット本人にしても指揮官にしても、パラシュートを装着することを奨励するということは、命を惜しむ卑怯者という不思議な空気が存在したことも、装着率低下の更なる原因といえるかと思います。  ただ海軍パイロットは陸軍と違って、ライフジャケットはそのほとんどのパイロットが装着していました。と書くと、パラシュートもないのにライフジャケットなんか意味ないじゃないかと思われるかもしれませんが、これは母艦の発着艦の際、操縦ミスにより近くの洋上に落ちた場合の時間救助を待つ間の稼ぎの役目を果たしていました。ちなみにその救助の役目を受け持つのが駆逐艦で、「トンボ釣り」と揶揄されていました。  以上は光人社「日本軍の小失敗の研究」・「続日本軍の小失敗の研究」・読売新聞社「太平洋航空戦ー第2次大戦の主役・軍用機」・KKワ-ルドフォトプレス「日本陸軍兵器集」・潮書房「丸写真集・日本の戦闘機」「丸写真集・日本の爆撃機」・文藝春秋社 柳田邦夫著「零戦燃ゆ・上下」などからの抽出です。  長くなりましたが、ご参考になれば幸いです。  

fukkatsu-biz
質問者

お礼

回答ありがとうございます。私はてっきり機内の軍刀は昭和軍刀かと思っていましたが勉強になりました。当時といえどもパイロットはエリートですからそれなりの家庭の出身者が多かったことはうなづけます。

全文を見る
すると、全ての回答が全文表示されます。
回答No.4

 日本軍の航空機は、エンジンの出力が弱いために、No.1氏がお書きのように全般に少しでも機体を軽くすることで速度や運動性を向上させる必要がありました。その観点から、 >1)コクピットに軍刀持参    については、例えば敵の急襲に対して一刻も速く迎撃に上がるときに軍刀を持っていこうなどと考えるはずがありません。ただし、陸軍特攻隊員が、出撃の際に軍刀を持参しているのは写真で確認できます。(資料=『陸軍特別攻撃隊』 モデルアート7月号臨時増刊 95年) >2)パラシュートを装備せず  落下傘(パラシュート)については、私が直接聴き取った範囲でいうと、人によって装着したし、しなかったようです。  つけなかったという人の理由は、(1)機体を軽くするため。この人の場合は、無線機、計器も二、三を除き外していたそうです。乗機は四式戦。(2)機体に防弾板がないので撃たれたら即死するからつけなかった。(3)海上で戦闘するため、落下傘降下しても助からないから。この人は海軍の戦闘機搭乗員。そのほか飛行機から脱出すること自体が難しいという話も聞きました。日本軍機の場合、撃たれるとすぐに火を吐き錐もみになるので、コクピットから窓を開けて飛び出すのは至難の業だろう、ということです。訓練中のトラブルで脱出した人が足を切断した、という例もあったそうです。  たしかに落下傘がないと座り心地は悪かったかもしれませんが、陸軍機の場合、座席にクッションが付いていましたし、昇降装置もありましたから位置の調節も可能でした。  優秀な操縦者の消耗については、落下傘脱出ということよりも、むしろ日ごろの健康管理の不備(特に最前線で)、また脱出後のレスキュー態勢の不備が挙げられるのではないでしょうか。脱出しても救援が来なければのたれ死にするだけですから危険を犯して落下傘降下しようとしないのは当然でしょう。その点連合軍の場合は、サバイバルキットを携帯し、救援も確実におこなわれましたから脱出しようという意欲も起こるわけです。  

fukkatsu-biz
質問者

お礼

回答ありがとうございます。かなりお詳しいようで助かります。やはりケースバイケースなんですね。私ならいくら実用面で意味がなくても落下傘は備えたいところですが(笑)

全文を見る
すると、全ての回答が全文表示されます。
  • yochanjr
  • ベストアンサー率19% (119/607)
回答No.3

1)については追記事項なしなのでパスするとして。 2)ですが、やはり「大空のサムライ」(続だったかな?)のなかで、 坂井三郎氏は、パイロットのパラシュートは使い物にならなかったと思う、 なぜなら、座ったままで小便をするのでそれをすったパラシュートは、 腐ってしまっているだろう、という記述がありました。 また、坂井三郎氏が硫黄島にいたときに、当時の航空隊司令官に 「爆弾を抱いて敵艦にぶつかれ」という命令を受けたときに、 命令されたパイロット達が申し合わせたように硫黄島でパラシュートを捨てた、 という記述もありました。 したがって、パラシュートはつけていたことになります。 #2さんの言われるとおりですね。

fukkatsu-biz
質問者

お礼

回答ありがとうございます。小便がかかったくらいで使用に耐えないほど腐る(まあ化学繊維の未発達な時代だから仕方ないか)とは、それにもましてそのようなところに格納する設計も問題?

全文を見る
すると、全ての回答が全文表示されます。
回答No.2

1)コクピットに軍刀持参 操縦に支障をきたしますので持ち込みはないと思います。 2)パラシュートを装備せず 日本軍の操縦席はパラシュートが椅子になっているのですが… パラシュートなしでは飛行機の操縦が出来ません。 一時ですが、私は日本軍の未使用パラシュートと縛帯を持っていましたので

fukkatsu-biz
質問者

お礼

回答ありがとうございます。あらためて「大空のサムライ」を読み返したのですが確かに「椅子の下に落下傘・・・」の記述がありました。

全文を見る
すると、全ての回答が全文表示されます。

関連するQ&A

  • 第二次世界大戦時の戦闘機パイロットについて

    第二次世界大戦時の戦闘機パイロットについて色々知りたい事があります。 (出来れば欧米のパイロットに関する事であれば助かります。) このサイトなら分かりやすい、とかでも構いません。 1、脱出装置と脱出の仕方、脱出後用のサバイバル装備の内容はどんなものだったか。 また脱出訓練はあったのか。 2、パイロットの服装と装備品はどんなものだったか。 (今のように酸素マスクがあったりしたのか。現在のは酸素マスクと無線がひとつになっているとも聞いたのですが。) 3、パイロットが出撃命令を受けてから会敵までの具体的な手順や行動。 (例えば乗り込んだらスタッフと何かチェックや打ち合わせをしたりするのか等。) どなたかよろしくお願いします。

  • 真珠湾攻撃時の疑問。

    Wiki「真珠湾攻撃」によれば、この作戦での帝国海軍の戦死者は64名、捕虜は1名でした。 戦死者64名の内55人は、航空機関係者でした。 不明者はなかったそうです。 質問です。 1.被弾して不時着したり、損害を受けパラシュート降下した乗員はいなかったのでしょうか。 帰艦できなかった航空機は、撃墜されたものと判断したということですか。 2.緊急脱出用のパラシュートは、装備されていなかったのですか。 3.ゼロ戦(零式艦上戦闘機)の乗員は、基本的に1名ですか。 よろしくお願いいたします。

  • 日本陸軍将校の拳銃

    「帝国陸軍の将校に軍制式の拳銃は支給されなかった」 「拳銃を私物として購入・携行することは許されていた。戦前の日本では今のように銃刀法の規制が厳しくなく、拳銃が街で販売されていた」 「将校の中で希望する者は、自分で拳銃を購入して戦地に持参した」 「将校の装備は、軍服、軍刀、軍靴など、全て私費購入であった。これは他国の軍隊でも19世紀以来同じ」 と聞いています。上記が事実とすると、 「制式拳銃がなく、各将校が私物として拳銃を持っていたとすると、出征時における弾薬や消耗部品の補充はどうしたのか?各人の拳銃がバラバラでは統一的な補給は不可能である」 「例えばドイツ軍では、将校には軍から制式の拳銃が与えられていたようだ(支給か私費購入かは不明)。イギリスやアメリカでも同様であろうか。日本がそうならなかったのは、『将校は軍刀で護身せよ』という発想か。将校全員にいきわたるほど信頼性のある拳銃を作る能力がなかったからか」 「現実には、帝国陸軍の将校の多くは、所持を義務付けられた軍刀だけで護身していたのか?」 といった疑問が湧きます。よろしくお願いいたします。

  • 第二次大戦時の空軍について

    第二次大戦に参加した国で、空軍を持っていた国、持っていない国を知りたいです。有名どころは分かるのですが全部は分かりません。 まず日米は空軍がなく、陸海軍それぞれに航空部隊がいたはずです。 ドイツ・イギリスは空軍同士の決戦をしたので、空軍がありました。 フランス、ソ連、イタリアがよくわかりません。 フィンランドは航空隊が活躍しましたが、空軍でしょうか?

  • 日本の自衛隊について

    装備や隊員(将官・佐官・尉官・曹官・士官)は世界的に優秀で はないかと思います。ただ、長期戦になると装備の数や隊員の人 数が足りません。有識者は戦えば負けることが無いと言いますが、 自信過剰見誤った判断が「誤報道・悲劇の戦場」となります。 太平洋戦争(第2次世界大戦)においても、ガダルカナル島のア メリカ軍の兵力を、日本の陸海軍参謀は見誤って少なく見積もっ た。実際は日本軍の3倍近くの兵力で装備も機関銃(アメリカ) と竹槍(日本)のようなもの、ガダルカナル島をアメリカ軍に占 領されて、沖縄戦そして東京大空襲、更に広島・長崎への原子爆 弾と続く。ガダルカナル島を軽く甘く見た日本軍の参謀達は今の 国を腰抜けの国、日本を作ってしまいました。 質問です。今の自衛隊の隊員は不足しています。専守防衛は1度 だけで2度はありません。戦えば装備も破壊され予備はありませ ん。現実、無線も演習場で指示する時、民間の携帯電話を隠れて 使う隊員も、装備不足で他の方面隊から借りてくる事も、これで は戦えないのです。戦争なんか出来ないのです。パイロット不足、 自衛艦(船)も人員不足で船は動きません。そして最後の犠牲者 は民間人なのです。今の現実この様に思います。ご意見をお願い いたします。

  • 第二次世界大戦の前線航空管制官について

    第二次世界大戦の前線航空管制官についてです。 学習研究社の【歴史群像】欧州戦史シリーズを色々読んでいたら、「前線航空管制官」と言う記述がありました。 装甲車に乗ったパイロットが、味方地上部隊の発煙弾等を頼りに敵地上部隊の位置を上空の航空部隊に知らせると言うものでした。 パイロットが乗るのは地上の状態を上空のパイロット達に分かりやすく説明する為だったそうです。 (後の時代には航空機に乗った前線航空管制官も出て来たようですが、私が知りたいのは地上の前線航空管制官です。) そこでいくつか疑問が出てきました。 1、装甲車にはパイロット以外にスタッフが乗っていたのでしょうか? (通信担当とか、砲弾の着弾を観測する人間等?) 3、そういう装甲車は1台だけだっだのでしょうか? (前線にいるのでかなり危険。1台だけではまずいのではと。) 2、どんな事をどんな風にパイロット達に伝えたのでしょうか? (多分、敵部隊の方向や位置、それに味方地上部隊から無線で知らされたであろう敵の数・・・と、想像しています。が、上空のパイロット達に分かりやすくというなら他に伝える事や言い方、用語があったのかもと。) 出来たら前線航空管制官のやり取りの事例があれば助かります。 どなたかよろしくお願いします。

  • 銀英伝 個人戦闘艇

     野暮な突っ込みというか質問です。 (原作者がSF的な設定や細かい部分で矛盾、ミスはあるけど、 群像劇を書きたいのである程度無視した、 みたいなコメントを残しているのは知っています。) 少し前に銀英伝小説版を読んで、疑問に思ったことを 質問します。手元にないのと少し前に読んだので 記憶があやふやで質問の前提が間違えているかもしれませんが。  ユリアン・ミンツの初陣でスパルタニアンで 出撃、戦果ワルキューレ3、巡航艦1とあります。 巡航艦をおとすときの描写で、スパルタニアンの 武器では巡航艦の装甲を打ち抜けない、とあります。 そのため、装甲表面に張りつかれてユリアン機を 索敵できなくなった帝国巡航艦が他のスパルタニアンを 狙おうと装甲の間から砲塔をむけたところ、その砲塔を 狙って攻撃し、巡航艦を破壊したはずです。 で、設定というか仮定として、帝国、同盟ともに 軍艦、個人戦闘艇の性能にさほど差は無いとあります。 (これは原作で明記されていたはずです。)  アムリッツア会戦の最終局面で、ラインハルトと オーベルシュタインの会話で、 「ビッテンフェルトは焦りすぎたのだ、奴の手で ケリをつけたかったのだろうが」とあります。 ビッテンフェルトがワルキューレを出すのが早すぎて ビッテンフェルト艦隊が棒立ち、砲撃がうすくなったところを ヤンの艦隊に集中砲撃をくらって壊滅状態になり、 包囲を突破されてしまう。この会話というか、状況から 推察するとワルキューレやスパルタニアンを タイミング良く使えば勝負を決めれるような感じです。  で、一つ目の質問。巡航艦の装甲を打ち抜けない武装の ワルキューレやスパルタニアンを大量にとはいえ出撃させて 大規模会戦の勝敗がつくのでしょうか?原作内の 描写だと巡航艦の装甲より戦艦の装甲が厚く、 会戦の主役は戦艦のはずです。戦艦、巡航艦に 歯が立たないものを出して意味があるのかどうか。  二つ目の質問。ユリアン以外のスパルタニアン乗りの ポプラン、コーネフ等のスコアを思い返すと、 敵ワルキューレを何機撃墜とあり、軍艦をおとしたとの 表記がないはずです。なんのために戦場で 出撃させているのでしょうか?    脳内補完というか可能性として、対個人戦闘艇の武装から 対艦用への武装に換装して出撃しているかもしれませんが そのような描写は一切ないはずです。  三つ目の質問です。推察の仕方結論が正しいかどうかです。 自己解決というか勝手な推察ですが、群像劇で 軍艦乗りだけでなく、個人戦闘機乗りのパイロットたちを 描きたかった。軍艦同士の砲戦、ナポレオン戦争のときのような 機動戦、WW2のころのような戦闘機どうしのパイロットたちの 戦いを描きたかった。それらをいっしょくたに描きながら、 細かい矛盾などはあえて無視したのかもしれません。 また、ユリアンの初陣で読者にハラハラドキドキさせたくて 巡航艦のくだりを書いたけど、細かいところは気にしていなかったとか。 そんなところなんでしょうか?  質問の蛇足です。史実の真珠湾奇襲以降、戦艦同士の 砲撃戦は廃れていき、空母による航空機攻撃がメインになり、 今ではミサイルによる超長距離攻撃になっているそうです。 銀英伝は超長距離攻撃は設定で禁じられているので、 航空機(個人戦闘艇)による攻撃になりますが、 それが一番効果があるなら、戦艦メインではなく、 個人戦闘艇を大量につめる空母を大量投入すれば いいのですが、それでは、戦艦同士の砲撃戦が起こらない、 艦隊の機動戦も起こらなくなります。かといって、 個人戦闘艇が無駄だと出番すらないということになります。 そのへんの兼ね合いというか矛盾があまり気にせずに 書かれたのでしょうか? (念のため、小説はものすごく面白かったと思います。)    

  • ノモンハンでの日本軍(戦術)

    かつては「帝国陸軍の歴史的大敗」と教えられたノモンハン事件ですが最近ではソ連側損害のほうが多かったことが定説なようで国境線を譲歩したのはむしろ外交的問題との意見もあります。 日本軍のほうが兵力、装備とも劣っていたことは確かなようです。 そこで疑問なのですがなぜ日本軍は敵に大損害を与えられたのでしょうか?航空部隊の圧倒的優位は開戦初頭だけ(キル・レシオは最後まで優勢だったが飛行機の数が圧倒的に足りなかった)、大砲も旧式の38式野砲が虎の子。不意打ちの先制攻撃や市街戦、ジャングルでの戦いならまだしも、ノモンハンのような原野では兵器、兵力の優越がかなりのウエイトを占めるはず。日本軍のとった戦法について詳しい方お願いします(イデオロギーではなく軍事技術の回答をお願いします)。

  • 銀英伝 一兵士

     かなり長めで暇な質問です。 お暇で時間がある方が読んで回答いただけると。  昔、銀英伝を読みましたが最近ネット上で 銀英伝の世界に生まれ変わったら、という二次小説作品があるのをみつけ、 思い浮かんだ疑問があり、 適当に推論、計算してみたので間違えているところが あれば教えてください。  二次作品では主要キャラクターに絡む人間に 生まれ変わるようですが、もし、名もなきモブに 生まれてしまったら(とりあえず、男子限定で)と言う条件、設定で。  帝国側で平民に生まれるとかなりハードモードの ようですが、とりあえず、同盟側から。 原作内で平民に生まれると帝国ゴールデンバウム王朝では 2年間の徴兵期間があるとかかれていたはずです。 同盟側だと何年かは明確に描かれていませんが仮に 同じ年数として。原作本編(外伝ではなく一巻から)開始までだと、 ほぼ毎年、両陣営戦闘をやっていて、イゼルローン攻防戦、 またはイゼルローンより同盟側の宙域で会戦、双方、 3個艦隊ぐらいを投入していたはずです。一度の会戦、攻防戦の 死者数がたしか20万とか30万、正規艦隊1個艦隊の 人員が120万人から140万人、3個艦隊だと360万人から 420万人、大会戦、要塞攻防戦に出撃してしまうと、 つまり、一ケタパーセントの戦死者の中に入ってしまう 計算になります。最大9パーセントとして、 同盟正規艦隊12個艦隊で出撃が3個艦隊で自分に当たるのは4分の一の確率、 同盟に生まれ、原作1巻開始までに徴兵期間を 済まそうとすると毎年平均死亡率1、2パーセント。 大会戦、イゼルローン攻防戦以外の戦闘もあるので、 これに数パーセント足す必要があるかもしれませんが、 一度出撃した艦隊は次の年は出撃しないとか、 損耗が激しい場合はしばらく出撃しないという場合、 逆に確立が下がりますが。 (正規艦隊以外にも後方勤務、国内警備艦隊などもあったはずですが、 それほど多くいない、徴兵された人員は主に消耗が激しい正規艦隊に まわされていると仮定して。特に特別なスキル、コネがない一兵士は 最前線送りで消耗品みたいな感じでしょう。)  本編1巻開始以後から徴兵を済まそうとすると、まず、アスターテ会戦。 12個艦隊から3個艦隊が出撃、生き残りをかき集めても ヤン艦隊の一個艦隊にしかならなかったので、2個艦隊分が 消滅したとして、12個艦隊から2個艦隊、確立6分の一、 16パーセントでチェック。 ヤンのイゼルローン攻略戦は飛ばすとして、帝国領侵攻作戦。 正規艦隊10個艦隊から第1、第11艦隊を除いた8個艦隊を動員、 未帰還率7割だったはずです。10分の8かける10分の7で 100分の56、56パーセントのチェック。正規艦隊以外からも 動員されていましたし、全員戦死ではなく、 後の捕虜交換で帰ってきた分もあるので、だいたい、 50パーセント台で、帝国領侵攻作戦で出撃してしまうと 2分の一の確率でチェックと。本編1巻開始からだと この辺で徴兵期間がおわりますが、そのあと、徴兵期間をすまそうとすると、 まず、同盟側内戦、正規艦隊が第1、第11、ヤン艦隊の3個艦隊 そのうち第11艦隊が半分に分断され、片方が徹底的に殲滅。 配属先が3分の一の確率でそのうちの一つで2分の一で殲滅される、 6分の一確立でチェック、ヤン艦隊側にもある程度損害があるとして 15パーセント以上20パーセント未満。  ケンプとの要塞同士の戦いは飛ばすとして、ラグナロック作戦。 ロイエンタールとの要塞攻防戦は飛ばすとして、ランテマリオ会戦。 3万隻をかき集めて正確に何隻残ったかはかかれていないが、 あと一歩で殲滅されていたとあったはずです。残存戦力が ヤン艦隊に合流、合流後2個艦隊分とか2万隻以上とかとの記述がないから 残存艦隊は数千隻、五千隻以下と仮定。三万隻から五千隻以下、 ランテマリオに参加すると70パーセント以上でチェック。 ランテマリオに参加せず、ヤン艦隊勤務だとバーミリオンへ。 バーミリオンでは(バーミリオンでも?)死闘で双方半数以上の 損害とあったはずです。大雑把に2分の一の確率、50パーセントのチェック。 ランテマリオで生き残ってバーミリオンに参加した場合、 70パーセントから生き残ってさらに50パーセントの確率ということに なるのかと。  バーラトの和約後、マルアデッタ会戦では、一部がそれ以前に ムライたちに指揮されエルファシルへ、その数が正確に わからないのでおいといて、マルアデッタ参加艦艇数 も正確にわからないですがたしか2万隻か2個艦隊ぐらいだったはず、 何隻のこったかも記述されていないですが一部が撤退成功、 後にイゼルローンに合流したはず、イゼルローンでのヤン艦隊が 最大2万隻だったので撤退成功艦艇は数千隻として、それも、 おおくて2、3千隻と仮定。つまり、マルアデッタに参加すると 9割で戦死。  同盟滅亡後だといまいち計算しづらいのでやめときますが、 大体こんな感じでしょうか。あと、原作内で書かれていないと思いますが 一度徴兵期間がすぎた人はランテマリオ前後でも再徴兵は無かったような気が。 同盟側でモブで生まれ、徴兵されると高確率で、ということでしょうか。  帝国側で計算しようと思いましたが、帝国正規艦隊18個艦隊とありますが、 それ以外の貴族側の艦隊、兵士数がわかりません。徴兵制度も 2年間は記述されていますが、正規軍として徴兵されるのは 貴族領をのぞく帝国直轄領の成人男子だけなのか、貴族領も含まれるのか、 その他いろいろの条件で計算方法が変わるし、大雑把でもかなり面倒なので やめときます。末端兵士として徴兵されるとかなりハードモードということで。 (もし、貴族領平民成人男子が正規軍に徴兵されないとしても、 リップシュタット内戦でひどい目にあうことに) 原作本編が開始され、第13艦隊が結成されると、帝国一兵士の視点からすれば、 「げげ、ヤン艦隊」ということでしょうか。  かなり大雑把に計算してみましたが、名前のあるキャラクターに 生まれ変わりたい、物語の流れに介入したい、主要キャラクターと 交流したい等の理由がなく、名もなきモブとして生まれてしまうなら、 フェザーンで生まれるの一番のような気がします。計算するまでもないですが。  あと、念のため、チェックというのは戦死確立です。

  • 大日本帝国

    「大日本帝国」の「大」とはどういう意味なんでしょうか。 何が大きかったんですか? 昔が「大日本」なら今は「小日本」ですか?(笑) お願いします。