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陽イオン交換体と陰イオン交換体

レーニンジャー新生化学に 「イオン交換クロマトグラフィーは、特定のPHでのたんぱく質の正味の電荷の違いや程度の違いを利用する。カラムの基質は、荷電した官能基を含む合成ポリマーであり、陰イオン基が結合したものが陽イオン交換体、陽イオン基が結合したものを陰イオン交換体と呼ぶ。」とあるのですが、この文章に関して僕なりの解釈をしたので、ただしいか聞いてください。 「イオン交換クロマトグラフィーは、特定のPHでのたんぱく質の正味の電荷の違いや程度の違いを利用する。カラムの基質(もととなっている物質)は、荷電した官能基(+の電荷を帯びている官能基or-の電荷を帯びている官能基)を含むポリマーであり、 +の電荷を帯びている官能基に陰イオンが結合したものが陽イオン交換体で、-の電荷を帯びている官能基に陽イオンが結合したものが陰イオン交換体である。」…(1) また、(2)の考え方も正しいでしょうか? 「陽イオン交換体の例…DEAE-            陰イオン交換体の例…CM-  」…(2) この2点を教えてください。お願いします。

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  • DexMachina
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回答No.1

> +の電荷を帯びている官能基に陰イオンが結合したものが陽イオン交換体で、 > -の電荷を帯びている官能基に陽イオンが結合したものが陰イオン交換体 陽イオン交換体は「-の電荷を帯びた官能基が結合したもの」、 陰イオン交換体は「+の電荷を帯びた官能基が結合したもの」です。 「陽イオン交換体」のというのは、「自分自身が陽イオンになっている交換体」なの ではなく、「陽イオンを交換するもの」という意味でつけられている名前です。 (交換体自身は、交換したいイオンと対になるための逆電荷を帯びています) ですので、  自身が正電荷を帯びているDEAEは陰イオン交換体、  自身が負電荷を帯びているCMは陽イオン交換体 ということになります。

Skyworldman
質問者

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