なぜカトリック系の学校が舞台なのか？

質問

テレビ番組やアニメ・マンガの学園モノ、特に青春恋愛ものや萌え系や「エス」系の舞台の学校に、なぜかトリック系の学校がよく舞台になります。なぜでしょうか？

　同じキリスト教系でも、プロティスタント系や、まして仏教系やＰＬや創価学会系の学校が舞台になるというのは、捜せばあるでしょうし、私が知らないだけでしょうが、知りませんね。

　ご見解を。

回答No.5

26552510 · ベストアンサー

専門家でないので、勝手な想像なのですが・・・

過去にシスターと一般人の「禁断の恋」を描いた漫画や、厳しいキリスト教系の校風と戦う生徒たち、というような漫画が存在したのだと思います。学園物、青春恋愛物はそれらの影響を受けているのではないかと思います。前の作品でキリスト教で成功したから、今回も取り入れておこうみたいな感じで。。。

キリスト教系で一番厳しいのがカトリックで、一番知名度が高いのもカトリックだったのではないでしょうか。世間一般の人から見たら、カトリックこそがキリスト教。プロテスタントは自由恋愛の側面も強いし、そのほかの宗派では知名度が低くなります。そうなると、恋愛の話を描きたいのに、宗派の説明から入らなければなりません。

仏教だと、お坊さんや尼さんが「年配」というイメージがあり、恋愛物にはなりにくいです。校風と戦っても、悟りをひらいたお坊様は、あえて革命を止めないのではないでしょうか。

イメージとしてもキリスト教は「かっこいい」「（寺院などが）きれい」というものがありますし、実際寺院の色やデザインが、女の子好みの素敵なものがたくさんあります。恋愛物のターゲットは、主に女性ですから、キリスト教だと絵的にもいいのだと思います。

しかし最近では、禁断の恋や厳しい校風という内容で
は、一般ウケしにくくなっている。だから、キリスト教の要素だけが残った。ということかな、と思います。人々の間で、学園＝キリスト教みたいな図式ができているのではないかと。。。

戦うもの・・・校則、慣習→自分の内面
救いの神・・・神様　　　→友人、先生、家族

というように変化してきているのかなと思います。どちらも救いを求めているのは同じです。なんにせよ、一番最初にキリスト教を漫画に取り入れた方は、すごいと思います。

お礼

ありがとうゴザイマス。

　あなたは、宗教学者・心理学者・文学者としても、通用します。