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ピアノ曲でショパンが人気なのは日本特有でしょうか?

hatuneの回答

  • hatune
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回答No.4

私はピアノ講師をしています。 これは私やその周りだけの状況かもしれません。 bossambaさんは、何年か習っていらした…ということで、勝手に「専門的なレッスン」をされていたという程ではないけれど、ショパンなどある程度上級の曲を弾かれていた…という風に受け取りました。 (この判断が誤っていたならごめんなさい) 私は、一応音大を出ていますので、現在に至るまで バッハなどのバロックから、完全に無調の現代曲まで、そこそこ手広く勉強してきたように思います。 学生時代まで、基本的には常に バッハの平均律 練習曲(子供の頃はチェルニー・大きくなるとショパン等) 普通の曲 という風に最低3曲は平行して練習していました。 ショパンに関しては、やはり避けて通れない存在として2冊の練習曲の存在がありますので、普通に「曲」として触れる以外に、練習曲として「ショパンの練習曲」をやっている期間は、どうしても「ショパン」の量が多くなってしまいます。(チェルニーなどの後に、ショパンを抜かして、いきなりリストの超絶技巧練習曲に入る、という人はなかなかいないでしょうから、ある意味仕方がないですよね) けれども、普通の「曲」の方は、ショパンに偏った選曲をするということはなかったです。(もちろん、手広い勉強を終えた後で「やはり私の専門はショパン!」と考え、ショパンを中心にやることを決める人もいるでしょうけれど、あくまで一通りの勉強を終えてから…だと思います) …と、ここまで書いたのは私自身の状況でしたが、 現在レッスンをしていても、将来性のありそうな子、音楽の道へ進みたいと言っている生徒さんには、やはり同じ様なレッスン、幅広い選曲を心掛けるようにしています。 ですので、そんなに偏っているとは感じておりません。 *** 一方全く状況が違うのが、趣味の方のレッスンの場合です。 多くの趣味で習っている方に対しての「ピアノレッスン」は、現在は生徒さんの状況に合わせて、「無理なく長く楽しく続けて生きましょう」という感覚であったりしますので… 実際にある程度弾けるようになった生徒さんというのは、もう中学生になっていたりして、ピアノの他にも部活や塾、そして受験など色々とあって、ピアノだけに毎日何時間も割いてもらうというのは難しいという現実があります。(中学生だけでなく、大人で習いに来て下さっている方の場合も同じです) そのような状況の方に対して、どのような選曲をするか…となった時に、 ある程度弾けるのだから、それを実感できるような曲 けれども趣味で習っている方に、長過ぎたり余りに大変な練習を強要するものは避ける 等、色々考えた時に、例えばショパンの曲はレベル・ページ数も程々のものからあり… (同じ様にレベル・ページ数が程々の曲の多い古典派の場合は、細かいフレーズもテンポを揺らさずに、きちんとタッチを揃えて弾けていないと、「弾けていない」ということが目立ってしまうのですが) ロマン派の曲ならば、多少テンポが揺れていても平気ですし、ペダルで誤魔化せてしまう部分もあり…(もちろん専門を目指す人は、そんな仕上げ方では許されませんが)…そんな弾き方でも、そこそこ聴かせられる状態になってしまう そういった曲が多いのが、たまたまショパン、ということで、 教える側からしても「使いやすい」という現実はあると思います。 趣味で習っている方に対しては、各社から出ている「名曲選集」のような本を使う場合もあるのですが、実際にショパンの曲数が多かったりします。

noname#32495
質問者

お礼

5年くらいあまり上達しないでやっていました。自由曲はショパンのワルツくらいまでという状況でした。だから、私が弾きまくって実感からいっていることではないのですが、アマチィアピアノ的になんせどうしてもショパンショパンの羅列があったように思います。 今回のご投稿、大変ためになりました。やはりアマチュア層の愛好的嗜好と、実際的に弾きやすい、聞き栄えがするというようなことなのですね。 ただ、そこが一番のネックで、一般アマチュア層に、もっと広い趣味性があれば、こうも偏重することにはならないであろうと思われます。私は、ショパンのスケルツォでも手がける腕があればまた別だったのでしょうけども、どうもとっつきやすい曲は、しなびた印象があり、同じ難易度だったら、もっと聞き栄えがして明るく楽しい曲がやりたいという感じでしたので、他の作曲家のそういうレヴェルの曲をなんとかやってました。大分偏見はいっていい選曲ではないですが。そういうわけで、あまり効果ある練習になっていなかったことも確かでしょう。 日本人的にショパンの「東欧性」って好まれるのでしょうかね。私はかってに「東欧的」なんて命名してしまいましたけど、どうもそういう印象があるのです。重いんですよね。 ですので、もっと根が明るい曲を開拓しようと思っていました。

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