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出家と在家の違いは何でしょうか?

siginoの回答

  • sigino
  • ベストアンサー率30% (99/329)
回答No.5

「制度上の僧」とワタシが言いましたのは、いわゆる「僧」のことです。それぞれの宗派で一定の手続き(いわゆる得度)を得ると、本人自身の意識はどうあれ、世間から「僧」として認められます。 「宗教概念上の僧」というのはあなたがいっておられる「僧」がこれだと思います。自分自身の宗教・信仰をつきつめるためや悟りを得るために出家遁世することですね。別に得度しなくても自分がそう思えば「僧」です。 この2つは重なり合いますが、イコールではありません。 ちなみに小乗仏教では民衆救済の概念はありません。 また、浄土真宗の「僧」は「在家衆生の代表で、道場(寺院)の運営に携わる人たち」で他の宗派の「僧」とは立場を異にします。絶対他力が真宗の教えですので、他人を救おうなんておこがましい意識はありません。皆で阿弥陀様におすがりしようってわけですから。 一方禅宗は小乗仏教に似たところがあって、自力での悟りを目指しますよね。これの究極例の1つが一休禅師だと思いますが。飲酒も女犯もしてますよね。 このように宗旨宗派によって「僧」も異なります。 一口に戒のなんのと言われても、困ると思いますよ。 もちろん「生臭坊主」が多いのも本当のことで、現に私もそれで困ってますが。 ちなみに現在の葬式仏教を作ったのは江戸幕府の檀家制度によるもので、仏教側から出てきたものでないことを申し添えておきます。 あなたは宗教の信仰や教義の面だけ見られて、それと表裏一体である宗教そのものが制度として成立しているところを見ておられないのでは?

odd-art
質問者

お礼

ありがとうございました。

odd-art
質問者

補足

 そんなことを言ったら、出家も在家も関係なくなります。  僧でなくても、戒名、入仏、開眼等の仏事が出来てしまうでしょ。わざわざ、葬儀に僧侶を呼ばずに勝手に、創価学会のように、学会葬、友人葬と称して、あげることが出来ることになります。  それから、僧という概念が違いませんか?  小乗教は、自己の救済のみを願う二乗(声聞・縁覚)を仏教に誘引し、やがて大乗教へと導くための一時的な教えです。ですから、今では無意味なのですが、それでもそれに固執していることが、各宗派が依経とする経文を見れば分かります。  今は末法、法華経のみが大乗であり、是名持戒と説かれております。しかし、爾前の諸経の意は、小乗の五戒、二百五十戒、十重禁戒、四十八軽戒、十無尽戒、十戒等をたもつと説いている。ちゃんと読経しているではないでしょうか?  檀家制度は、キリスト教禁制のために仏教に帰属させ、僧侶により証明させ、寺の証明がないと葬儀も出せず、身分が証明されないために、無宿人として浮浪者ということになったわけです。それよりも、寺院法度の方が問題でしょうね。格式が生じました。  でも、間違いであれば、正すことも出来るわけですが、それをしないのは何故でしょうか?  利用している宗派が存在しているということでしょ。その方が、悪どいというものです。それに甘んじている僧がいるわけでしょ。僧という本分も弁えられずに。

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