• ベストアンサー

ΔΣ変調について

最近ΔΣ変調について勉強していて質問があります。 このΔΣ変調はΔ変調変調を改良したもので直流も伝えることができると教科書にありました。 ΔΣでは入力をまず積分してデルタ変調器にいれるため直流もOKということなのですがどうして 積分すると大丈夫なのかがどうしてもわかりません。 どなたか詳しい方、お教えください。よろしくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • Ta595
  • ベストアンサー率57% (525/911)
回答No.1

こんにちは。 私がイメージしている程度のいい加減な説明で,厳密さはまったくありませんが。 デルタ変調というのは,入力信号の「増」か「減」かを記録します。「変化なし」に対応した出力がありません。一定の信号(直流)を入力すると,「増」と「減」が出力が繰り返される事になり,正確に元のアナログ信号を記録できません。 *「出力なし」は「入力一定」ではなく,「入力ゼロ」に対応します。 シグマデルタ変調(注)は,入力値を積分してからデルタ変調します。デルタ変調ですから,「変化なし」に対応する信号はやはりありません。 しかし,入力値が一定(直流)ならば,積分値は一定の速さで増えますので,その直流値に応じた密度の「増」の信号が出力されます。 (注)欧米では,「ΔΣ(デルタシグマ)」ではなく,「シグマデルタ」が一般的のようです。信号処理の順番から言えば,こちらの方がイメージしやすい気がするので,この表記にさせていただきました。 --- オーディオ好きがウンチクとして理解するイメージとしてはこんな感じかと思うのですが,「勉強」という事ならば,きちんと教科書を精読されることをお薦めします。

pony666
質問者

補足

なるほど。積分することで一定速度で増えるから変化分が取れるんですね。 そこでまだ疑問な点が出てきました。。 積分して一定速度で増えますが、あるところまでいくと飽和してしまいそれ以上増えなくなりますよね? そうすると変化分がなくなってしまうような気がするのですがそうなると正しい変換が行えないのでしょうか?

その他の回答 (1)

  • Ta595
  • ベストアンサー率57% (525/911)
回答No.2

こんにちは。補足拝見いたしました。 私自身,回路の内部構成などのこみいった部分は理解していないので,やはりイメージだけの話になりますが。 積分と言っても,対象となる時間範囲は有限(オーディオ関係であれば,数MHzのサンプリング周波数に対応する時間=1マイクロ秒以下の非常に短い時間)ですから,積分値が飽和して~,というような事は起こらないと思いますよ。

pony666
質問者

お礼

オーディオで使う分には飽和は特に気にしなくてもいいということですね。 これからまた教科書での勉強をがんばっていきます。 本当にどうもありがとうございました。

関連するQ&A

  • DAC に於けるΔΣ変調の原理と効能は?

    これは私にとっては長年に渡る疑問点で、既にあちこちの Web Site を調べまくったのですが、何度目かの年末を迎えて遂に独学にはヘタレて(笑) しまいましたので、先輩諸氏の解説をいただけると幸いです。 ΔΣ変調の原理と効能は AD 変換に於いては理解できるのですが 0101 の並びに過ぎないことから 0 か 1 かを判断できれば良い筈の Digital Audio 信号をΔΣ変調することは、どのような仕組みになっていてどのような効能があるのでしょうか? 積分器と量子化器との Feedback Loop で構成されるΔΣ変調器の解説はあくまでも Analog 信号を Digitize する際のものであり、DAC (Digital Analog Converter) に於ける Digital to Digital のΔΣ変調には該当しない筈だと思うのですが違うのでしょうか? もしも AD 変換時のΔΣ変調器と同様の回路が DAC に組み込まれているのであれば 0101 の Digital Code を判断するのに何故そのような Analog 検波機構が必要なのか理解できません。 また Analog 検波に於いては 22.05kHz 16bit (65536 階調) の電圧変化全てを正確に 1bit へ量子化するためには 44.1kHz × 65536 の 65536 倍 Over Sampling を要すると思うのですが、128 倍などと低 Over Sampling 値で Digitize する現在のΔΣ変調型 ADC では何故初期の Single Bit DAC (PHILIPS SA7221 や PANASONIC MASH など) にみられた「大音量の高域ほど Data が欠落したような Mellow な音質になる」という問題が起きないのかも不思議です。・・・私にとってはこの疑問が解決しないことが未だに、少なくとも DAC に於いては Multi Bit (4bit 精度の Single Bit 器を 6 器重ねたような Multi Stage Single Bit 型も含む) にこだわっている理由になっています(汗)・・・と言っても既にΔΣ変調に疑問を抱きつつも音が良いと感じてしまった上位 6bit を Multi Bit 変換としている PCM1792A DAC 製品の Style Audio CARAT TOPAZ Signature を愛用しているのですが(笑)・・・。 DAC に於いては 0101 の Code を正確に読み取りさえすれば正確な波形を再現することに何の支障もない筈で、Over Sampling は高額の開発費がかかるにもかかわらず音質劣化の主原因となる多素子 LPF (Low Pass Filter) の使用を避ける、SACD/DSD (Super Audio Compact Disc / Direct Stream Digital) に於いては Speaker System の追従限界を超える 高周波の Pulse 発振によって LPF そのものまで不要とするためのものでしかないとさえ思うのですが違うのでしょうか? 正確な正弦波 Pulse を発振させるために Quantum Bit 数を増やすこととなる Digital to Digital の Over Sampling は Quantum Noise の発生が止むを得ないものですが、この Noise を可聴帯域外に Shift する Noise Shaping にしても Digital Computing 演算処理 Algorithm が行うことであって、16 進法と 2 進法といった異なる量子化 Code の比較を行えるわけではない量子化器と積分器の Feedback Loop で解説されるものではないのではと思っているのですが違うのでしょうか? 何故 Analog ではない 0101 の Digital PCM (Pulse Code Modulation) Code を正確に受け取って Pulse 発振すれば良いだけの筈の DAC に於いてもΔΣ変調器が有効なのか、その動作原理と効用について解説をいただき、晴れ々々とした気分で新年を迎えたいのですが(滝汗)・・・宜しく御願いします。

  • 周波数変調と位相変調が微積分の関係にある理論とは?

     周波数変調と位相変調が微積分の関係にあるとは、よく聞くのですが、 その理論はどのように数式的に導かれるのでしょうか?  デジタル変調方式の教科書などをみてもその導出が省かれていてよく 分かりません。ご存知の方がいましたら、導出方法を教えていただきたいと思い、質問させていただきました。  よろしくお願いします。

  • 変調方式

    今代表的な変調方式であるASK,FSK,PSK変調方式で勉強しています。 原理については教科書等を見て勉強しているのですが、いまいちそれぞれのメリット、デメリットが把握できていません。 ですのでもしよかったらそれぞれの変調方式のメリット、デメリットについて回答のほうよろしくお願いします。

  • 変調について

    変調について質問です。 変調方式は色々なものがあって、 それぞれ特徴があるようなのですが、 そもそも変調って何でするんですか? 混信してしまうのを防ぐためと聞いたことがあるのですが、 一方ではAM変調は混信に弱いと聞きました。 だったら、AM変調なんか役にたたないじゃんとか思ってしまいました。。 ご存知の方よろしくお願いします。

  • 平衡変調

    平衡変調について最近勉強始めました。 本当に分からなくて困っています。 平衡変調において、搬送波および変調信号の振幅が半分になった場合、振幅変調波スペクトル側波帯レベルは何dB変化するか、それぞれの場合についておしえてもらえませんか。 搬送波・・・Acos(2πfct+φ) fc:搬送波の周波数 変調信号・・Bcos(2πfmt) fm:変調信号の周波数 いろんな参考書借りてきたんですが分かりませんでした。宜しくお願いします。

  • 変調について

    ご質問させていただきます。 バースト変調(ON時間があり、しばらく休み、またON時間がある) この変調方法で、例えば”周期 4.6ms” ”ON 0.577ms” で変調した場合、 ”周期 4.6ms”以外の周波数では、 もはや、○○MHzとか、○GHzなどとは言えないのではないでしょうか。 イメージ的に、例えば1.8GHzで、周期 4.6msで変調って変な気がするんです。 (1.8GHzのほうが、周期が短いので) どなたか教えていただけると幸いです。

  • OOK変調とNRZ強度変調

    こんにちは。 最近、文章を読んでいたら、OOK変調とNRZ強度変調というワードが出てきました。 調べてみて思ったのは、これって何が違うんだろうということです。 お分かりの方おられましたら、どうかご教授のほう、よろしくお願いいたします!

  • FM(周波数変調)のしくみ

    FMについて通信の教科書で、元の信号の角周波数をp、搬送波の中心角周波数をωc、最大角周波数偏移をΔω、変調された波(変調波)の角周波数をΩとすると、 変調波Ω=ωc+Δωcos(pt) とかかれてありました。この式について、意味がわからないところが3点あります。 まず、FM変調というのは、「元の信号の振幅に応じて、変調波の周波数が変化する」というのが私の認識です。 ではたとえば、元の信号がp=0の直流であるとき、変調波はωc+Δωという角周波数なるのでしょうか。 もし、そうだとすれば、直流が1Vのときも2Vのときも10Vのときも変調波の角周波数はωc+Δωのまま。信号の強弱を伝えることができないことになってしまいませんか?? 次に、元の信号が正弦波である場合。たとえば人の声だとしましょう。 この場合は、上記の式から、ある瞬間の変調波が決定されるはずです。しかし、たとえば同じ周波数の声でありながら、声の大きさだけを変えたとき(周波数変化pなし、振幅変化あり)は、pは変化しませんからやはり音の大小はFM変調では伝えることができないことになってしまいませんか?? 実際はそんなことなく、信号強弱もしっかりとFMで伝えられていると思いますので、私のどこに間違った理解があるのでしょうか?? それと、わたしはいままでFM変調ではωc自体が元の信号に応じて変動し、常にωcの両側にpの整数倍のスペクトルが存在すると思っていたのですが、上の式によると、ωcはどんな場合でも固定しており、Δωcos(pt)によって変調波の角周波数は変動しているということになるのでしょうか?? わかりやすく教えてください。よろしくお願いします!!

  • インバータの変調法、特に空間ベクトル変調について

    インバータの変調法、特に空間ベクトル変調についての質問です。 現在、空間ベクトル変調について勉強しているのですが、空間ベクトル変調は三角波比較法とは異なり、「三相量を一括で扱うことができる」ということを知りました。 そこで、質問なのですが、三相量を一括で制御することで得られるメリットとは何でしょうか。 また、上の質問とは別ですが、参考書に「三角波比較法は小形制御用CPUの発達により衰退し、空間ベクトル変調法が主流になっている。空間ベクトル変調によりシステムや回転機の制御を便利なものとする」との記述もありました。なぜ小型CPUが発達すると三角波比較法は衰退するのか、空間ベクトル変調により制御がどのように便利になるのかが理解できませんので、お答えいただけたらと思います。

  • ディジタル変調

    現在MSK系列について勉強しています。 位相連続FSKにおいて変調指数が0.5のものを特にMSKというらしいのですが、変調指数を小さくすることで占有帯域幅を狭くすることは理解できました。 FSKにおいて具体的にもし搬送波周波数を1M、2Mと用いた場合、どこまで狭くできるのでしょうか?回答のほうよろしくお願いします。

専門家に質問してみよう