マクロ経済学の課題と分析法

このQ&Aのポイント
  • マクロ経済学について分からないことがあるのでよろしくお願いいたします。
  • マクロ経済学の課題として、AS曲線が右上がりである理由やAD曲線が右下がりである理由について学ぶ必要があります。
  • また、AD/AS分析での財政政策の効果をIS/LM分析との違いと共に理解する必要があります。マクロ経済学の理解を深めるためには、分かりやすい本を参考にすることをおすすめします。
回答を見る
  • ベストアンサー

マクロ経済学

こんにちは。今回始めて質問いたします。 マクロ経済学について分からないことがあるのでよろしくお願いいたします。 課題が出されていて、昨日一日やっていたのですが、解決できず、困っています。 ・「AS曲線が右上がりである理由」を答えるものですが(これだけならいいのですが) これに加えて 「物価水準、貨幣賃金率、実質賃金率、労働市場、労働需要、労働供給、非自発的失業、国民所得」 と、いう語句をすべて含めてまとめなければならないため、困っております。 あと二つあります ・「AD曲線が右下がりであり、貨幣供給を増やすと右にシフトする理由」を 「財市場、貨幣市場、物価水準、実質貨幣供給、LM曲線、IS曲線、利子率、国民所得」 をすべて使って答える ・「AD/AS分析での財政政策の効果を、IS/LM分析との違いを明確にして説明する」 「政府支出、AD曲線、AS曲線、国民所得、物価水準、実質貨幣供給、貨幣の資産需要、利子率、投資、クラウディングアウト」をすべてつかって。 というものです。 また、なかなかマクロ経済学が理解できないため、分かりやすい本などがありましたら、教えてくださると幸いです。 「短期分析」の部分は大丈夫なのですが(「図解雑学マクロ経済学」という本で勉強して理解できました) 「長期分析」の部分(ソローモデル、中立命題など)を分かりやすく書いてある本がありましたら教えてください。 よろしくお願いいたします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
回答No.1

まだ、この問題見てますかね? AS曲線が右上がりである理由は、 「実質賃金率は貨幣賃金率を物価水準で割ったものである。仮に物価水準が上昇したとすると、実質賃金率は低下する。労働市場において、実質賃金率と労働需要は反比例の関係にある。つまり、労働需要曲線は右下がりとなるため、実質賃金率が低下すると、労働需要が増える。この際、労働者はこの賃金水準で自由に労働を提供できるものとする。つまり、非自発的失業は存在しないものとし、企業はこの賃金水準における労働需要がすべて満たされるとする。一方、生産関数においては、労働供給と生産=国民所得は正比例するものとする。つまり、この労働者から提供された労働を使うと、生産=国民所得が増える。以上をまとめると、物価水準が上昇すると、生産=国民所得が増えることになる。つまり、AS曲線は右上がりとなるのである。」 AD曲線が右下がりであり、貨幣供給を増やすと右にシフトする理由は、 「IS曲線とLM曲線の交点は、財市場と貨幣市場が均衡する点を示す。IS曲線は右下がりであり、LM曲線は右上がりであるので、仮に、物価水準が上昇したとすると、実質貨幣供給は減少し、LM曲線は左にシフトする。それに伴い、IS曲線に沿って所得も減少する。つまり、物価水準が上昇すると所得が減少することになり、AD曲線は右下がりとなる。物価水準を一定として貨幣供給が増えると、LM曲線は右にシフトする。この場合、IS曲線に沿って所得が上昇する。つまり、ある物価水準で所得が上昇することになるので、AD曲線は右にシフトすることになる。」 こんな感じですかね。自信はありませんが。3番目の問題はご自分でどうぞ。 自分で書いてみて思ったのですが、文章では非常に分かりにくいです。グラフを見れば、即座に分かります。「図解雑学マクロ経済学」がどういう本か知りませんが、やはり、下のような本格的なマクロ経済学の教科書を買う方が良いと思います。 中谷巌「入門マクロ経済学」 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4535552010/qid=1137037783/sr=1-2/ref=sr_1_10_2/503-4033379-5592701 マンキュー「マクロ経済学 入門編、応用編」 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4492313222/qid=1137037908/sr=1-3/ref=sr_1_2_3/503-4033379-5592701 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4492313346/qid=1137037908/sr=1-4/ref=sr_1_2_4/503-4033379-5592701 マンキューの本は2冊本ですが、中谷か、マンキューかどちらか買うことをお勧めします。どちらの教科書にも、ソローモデル、中立命題のことが書いてあったように思います。初学者の方にとって、分かりやすいかどうか分かりませんが、根気よく勉強するしかないと思います。

macroman
質問者

お礼

とてもご丁寧な回答まことにありがとうございます。 確かに文章だと長くなってしまいますね。 教科書を持っているので、もう一度、図なども参考にしつつ、理解していこうと思います。 助かりました。がんばってレポート仕上げようと思います。

関連するQ&A

  • マクロ経済学の問題です

    内生変数の値が、労働市場、生産物市場、貨幣市場の順でなされるという意味で、再帰的な構造を持つ次のような古典派モデルを考える。 (生産物市場)I(i)+G=S(Y、i) (ただし、I(i)=5-0.1i、S(Y、i)=0.8Y+0.1i) (貨幣市場) M/P=400/P (ただし、L(Y、i)=2Y-0.2i) (生産関数) Y=F(N) (ただし、F(N)=5N) (労働市場:需要) F'(N)=W/P (労働市場:供給) N=0.2W/P (I:実質投資、G:実質政府支出、S:実質貯蓄、Y:実質生産(国民所得)、i:利子率、M:貨幣供給量、P:物価水準、W:名目賃金率、N:労働投入量) 外生変数である貨幣供給量が9、実質政府支出が1であるとき、実質国民所得はいくらか。 いくら考えてもよく分からないので、どなたか経済学に詳しい方教えて頂けませんでしょうか?

  • AD-AS曲線と物価水準について

    AD曲線は、物価水準の上昇にともなってLM曲線が左シフトすることにより実質貨幣供給量の減少により国民所得が減少すると習いました。一方総供給曲線(AS曲線)は古典派の場合は物価水準に依存せずに国民所得は一定なので理解でききるのですが、ケインズ経済学においてAS曲線が右上がりの部分において、物価水準の上昇が実質賃金の減少を招き雇用量の増加によって国民所得が増加するとも習いました。双方とも物価水準が上昇しているにもかかわらず、片方は国民所得の減少、もう一方は国民所得の増加と反対の動きになることになります。これってどう理解したらいいのかわかりませんのでどなたか教えてください。あるいはその差額において国民所得が動くのでしょうか?

  • マクロ経済学について

    マクロ経済学について 消費関数:C=(Y-T)+1 投資関数:I=14-4r 実質貨幣需要関数:L=y/5-8r+40 短期の総供給関数:P=Pe+0.2(Y-Yf) 政府支出:G=3 税金:T=0 貿易・サービス収支:NX=2 名目貨幣供給量:M=96 物価水準:P=2 予想物価水準:Pe=2.4 完全雇用GDP:Yf=50 GDP:Y 物価水準:P 利子率:r という初期の短期均衡における数値のもとで (1)総需要関数を求めよ (2)短期均衡におけるGDP、利子率および物価水準をそれぞれ求めよ (3)短期均衡において完全雇用を実現させるためには、名目貨幣供給量をいくら増加させる必要があるか (4)長期均衡におけるGDPと物価水準を求めよ という問題が全く分かりません。。 ヒントでも良いので求め方を教えて頂けないでしょうか。1つだけでも結構です。よろしくお願い致します。

  • 経済学に関する諸質問

    経済について色々分からないことがあって困っています。あまり範囲に脈絡がないのですが答えてくれると嬉しいです。 (1)IS-LM分析において、「インフレ期待があるとLM曲線が下方シフトする」という事が書いてあります。これはIS-LM分析における「P一定の仮定」に反しませんでしょうか?(ただし、AD-AS曲線のように物価変動も考慮したという事ならさほど矛盾も感じませんが) (2)私の教科書に「フリードマンは世界大恐慌の原因を、本来なら貨幣供給量を増加させるべきところを判断を誤って貨幣供給量を削減してしまったせいだと考えた」と書いてあります。(実際、1932年に貨幣供給量は前年比で17.8%減っています) しかし、当時は固定相場制なので景気対策の為に貨幣供給量を増減する事は出来ないのではないでしょうか?中央銀行は「判断を誤った」というよりも「為替レートを守る為」に貨幣供給量を増減させたのではないか、と思ったのですがどうでしょうか。 (3)労働市場に関して。労働需要はP×MPL=Wによって導かれ、横軸は労働需要量(=人)になっています。一方、労働供給は無差別曲線から導かれ、横軸は労働供給量(=時間)になっています。これらは横軸が違うのにどうして同じ座標上にプロットされているのですか?同じ座標上にのせる手法があるのでしょうか? 以上の質問について回答頂けると嬉しいです。お願いします。

  • 経済学について質問です。

    マクロ経済に関して質問があります。 「実質貨幣供給量は金融当局(中央銀行)の名目貨幣供給量を物価で割ったものなので実質貨幣供給量が変化しないためにはマネーサプライ増加率と物価上昇率等しいことが必要である 。」といったことが参考書に書いてありました。なぜ実質貨幣供給量が変化しないためにはマネーサプライ増加率と物価上昇率等しいことが必要なのでしょうか。 お詳しい方いらっしゃいましたらご回答よろしくお願いします。

  • 労働分配率(マクロ経済)

    マクロ経済学の内容です。 労働分配率 = (wL) / (PLy) 〔w:賃金率、L:労働力人口、P:物価水準、y:1人あたり国民所得〕 とあるのですが、分母は何を表しているか解説してください。

  • マクロ経済の問題

    実質総貨幣需要が減少したとき、為替レート、利子率、物価水準は長期的にはすべて変化しませんか?(短期は物価水準が所与) 減少したときからのプロセス付きで説明をよろしくお願いします。

  • マクロ経済の問題がとけなくてこまっています

    マクロ経済学の問題が解けなくて困っています 明日マクロ経済学の中間テストがあるのですが、問題が解けなくてこまっています。 答えがないので、できれば理由もつけて教えていただきたいです。 わがまま言ってすみません。 (1)以下のうち、一国のマクロ経済において成立する恒等的関係としてもっとも適切なものはどれか。 ただし、GDPと国民所得の違いを無視する。 1.国民所得=貨幣量ー民間消費ー民間投資 2.国民所得=民間消費+民間投資+政府消費+政府投資+輸出-輸入 3.国民所得=財政収支+経常収支 4.国民所得=国内消費+租税+政府貯蓄 5.国民所得=民間消費+民間投資+租税+輸出-輸入 (2)ある国ではある年度において、民間貯蓄が民間投資を上回っていた。このとき最も適切な記述はどれか。 1.財政収支が黒字ならば、経常収支は黒字である 2.財政収支が黒字ならば、経常収支は赤字である 3.財政収支が均衡していれば、経常収支も均衡している 4.財政収支が赤字ならば、経常収支は黒字である 5.財政収支が赤字ならば、経常収支は赤字である (3)貨幣数量説の内容に関する記述として最も適切なものはどれか 1.物価の上昇は長期的には貨幣残高のみを増大させる。 2.経済取引の増大は長期的には物価水準のみを上昇させる 3.流通速度の上昇は長期的には貨幣残高のみを増大させる 4.貨幣残高の増大は長期的には物価水準のみを上昇させる 5.流通速度や実質GDPは長期的には貨幣量に影響されない (3)は自分では「4.」かな?と思ってるんですが合っていたとしても、間違っていたとしても きちんと理由を説明できないのでこれも教えてください お願いします

  • マクロ経済学の質問です

    「まず、賃金率に硬直性がない場合、総供給関数は垂直になる。その場合、総需要管理に よって、総需要曲線がシフトしても均衡国民所得は変化しない。一方、賃金率に硬直性が ある場合、総供給関数は右上がりになる、その場合、総需要管理によって、総需要曲線が シフトするに伴って、均衡国民所得と物価が変化する。」という説明がありました。これは、硬直性がある場合とない場合が逆ではないかな?と思うんですが、どうでしょうか。教えてください!

  • 経済学 総需要曲線(AD曲線)の導出と右シフト

    経済学の総需要曲線(AD曲線)の導出と右シフトについての質問です。 経済学のテキストで、総需要曲線(AD曲線)の導出方法の説明として、  「1)物価水準が低下したとする。   2)実質貨幣供給量は増加するので,LM 曲線は右下方にシフトする。   3)利子率が低下し、民間投資が増加する。   4)国民所得が増加する。   5)AD曲線が右下がりになる。」 とありました。 また、金融緩和政策によって、総需要曲線(AD曲線)が右シフトする説明として、  「金融緩和政策が行われると、LM曲線が右にシフトする。この場合、利子率が低下し民間投資が増加し、経済の総需要が増加する。その結果、AD曲線も右にシフトする。」 とありました。 なぜ前者ではAD曲線が右にシフトしないのに、後者ではAD曲線が右にシフトするのでしょうか。 なかなかイメージが伝わりづらいと思いますので、画像を添付します。 非常に基本的な質問なのですが、どうしてもすっきりしないので、ご回答よろしくお願いします。