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「哲学入門」という本について
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哲学は翻訳者によってはちんぷんかんぷんになってしまうことがよくありますね。 翻訳を読んでいないので回答する立場にはないのですがアドバイスを。 ラッセルの場合、素直な英語なので(と私は思います)原文で読むのが一番早い気がします。 Web上で読めますので。 ラッセル哲学の妥当性という内容の面は横に置くとして、 原文と翻訳を対比させれば、dog2006さんが考える翻訳の欠陥がどこにあるのかも分かると思います。
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- pyon1956
- ベストアンサー率35% (484/1350)
すみません。解説しようにも、たしかに分かりにくい本ですので、以下はアドバイスのごときものです。 ラッセルの哲学入門は訳者からするとちくま文庫版ですね。私は角川文庫判で読みました。(古本なら手に入ると思います) こちらも確かに読みにくいのですが、原因はラッセル本人にもあります。 この人、優れた数学者なのですが、哲学者としては・・・・?だと思います。 つまり数学的な論理を世界全体にあてはめてみる、といったところでしょうか。まあ数学の中では(数学基礎論といいますが)ゲーデルらの業績によって既にそういうのは破綻しているのですが。 「西洋哲学史」は素人にはなかなか示唆的な本でしたが、「哲学入門」はそういう意味でもう過去になった本なのかもしれません。 ということで解説はできませんが、とりあえず日本語の訳文については他の訳で読むということで図書館や古本屋などで角川文庫判をお探しになってはいかがかと思います。ちなみにAnazonでも古書でありました。
お礼
ラッセルはノーベル文学賞を受賞した経緯があるので、素直な文章だということをご教授いただいたことがあります。 ラッセル自身、建設的で自分の興味がある分野しかあつかっていない、と本文中に注釈をつけているので確かに哲学者としては?かもしれませんね。 この本は入門書と書いてありますが、すでに過去の価値観という意味合いも含めているのでしょうか? しかし、物事の本質を見極める眼力をつけるには、発端から現在までの経緯を把握しておく必要があります。 そういった諸理由により、わたしは、この本をもう少しかみ砕けるようになるため、読んでみようかと思います。 貴重なご意見ありがとうございました。
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