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「いま、会いにゆきます」の日記に書かれていたこと

今更ながら、「いま、会いにゆきます」について質問です。というか、皆さんの意見を聞かせてください。 澪が自分は既に死んでいることを知る理由は、原作では巧の書きかけの小説でしたが、映画では澪自身が書いた日記でした。 あの日記には、事故にあった際に未来にジャンプしたことが書かれていたのでしょうか? 映画終盤の彼女が帰ってきた理由の種明かしでは、巧が彼女の日記を読んでいるシーンから回想に移りそこから12年後の巧が彼女の日記を読んでいるシーンに繋がりました。だから、私はあの回想の全ては日記に書かれていたと思っています。 でも、そうすると雨の季節の終わりに澪が巧や祐司と別れる際、彼女は全てを知っていたことになります。ここが引っかかるのです。 原作では、澪は本当にこの世界から去る時だと信じ、知識として得た過去の思い出と雨の季節の本当の思い出から、巧に「あなたいられて幸せだった」、祐司に「あなたを生んでよかった」と語りかけています。だから、後に真相を知った巧も、あの時の澪の言葉は嘘ではないと信じることができるのだと思います。 しかし、あの時に澪が自分が過去に戻ることを既に知っていたことを、巧や祐司が知ったなら、あの時の言葉は澪の最後の言葉ではなくなります。死に際の澪が本当はどう思っていたのか分からなくなってしまうのではないかと思うのです。 澪の別れ際のあの言葉は巧と祐司の澪に対する負い目を消し去る大切な言葉のはずが、どうも映画ではそうなっていないように思えて仕方ないのです。

noname#15601
noname#15601

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  • dog
  • ベストアンサー率32% (180/551)
回答No.1

原作を読んでないせいか、質問者さんの質問の意味がちょっと分からないのですが・・・すいません読解力不足で。 彼女は日記を読んで事故で未来に来ていることを理解したのだと思います。 中学生時代からの思い出、別れ、事故、そして未来での経験、その後自分が死ぬまで書かれていたのではないでしょうか? 彼女はいずれ過去に戻ります、過去で巧に会いに行かない選択もできるはずです。そうすれば彼女は若くして死ぬこともないかもしれません。 しかしたとえ短い命でもあの家族との生活を選び 彼女は過去に帰って行くのだと思います。「幸せだった」「生んでよかった」はあの場面では過去形ですが、「幸せになりたい」「生みたい」と彼女には未来形。(未来の死んでしまった自分からの伝言を託されたと思ってもいいのかも) もちろん過去に帰る時点でそう思っていても生活の中で後悔してなかったか?といわれれば分かりませんが、日記に嘘を書く必要もないわけで彼女は日記に幸せな結婚生活を書き、それを読んで過去の自分が選択を間違えないように、また息子が幼すぎて生活の基本を教えれなかった部分を過去の自分に教えるのをゆだねたのだと思います。 ですから私が見た映画の印象では十分大切な言葉になってるように感じました。 今からの過去に戻り会いに行くことによって確実に数年後自分は死ぬ。それでも一緒に暮らしたい、生みたい・・・というのは二人の負い目を消し去る重要な言葉だと思えました。

noname#15601
質問者

お礼

ご意見ありがとうございます。 なるほど、日記の最後に書かれていれば(おそらく書いてあるでしょう)、確かに二人は救われますね。とりあえず、よかった。 ただそうすると、別れ際の言葉よりも映画では語られなかった日記の最後の言葉のほうが実は大切だったということになって、観客としてはちょっと複雑な心境です。

その他の回答 (1)

  • kenojisan
  • ベストアンサー率59% (117/196)
回答No.2

一応、原作と映画の両方を見ましたが、私も質問者さんの疑問を把握しかねているので的確な回答になるかどうか分かりませんが。 要するに、最後の巧と佑司との別れの際に、原作では澪は自分が死んでいるものだと思って最後の別れのつもりで語りかけているのに、映画では過去に戻るだけだということを知っているのだから、原作ほど切ない気分ではないのじゃないか?という疑問でしょうか? まあ、確かに設定が違えば気持ちは違うでしょうが、どちらの場合も再開前の記憶は無いわけで、「私のこの二人と過ごした人生は、本当に幸せだったはずだ」という確信と、「6週間だけでも、この二人が自分にとってかけがえのない大切な存在になった」という実感を得たことに変わりは無いと思います。 ですから、別れ際に澪が言葉に込めた気持ちに大きな差は無いのではないでしょうか。 あと、死に際には、というか巧に会いに行った時点で、どちらの場合も澪は全てを知った上で、それでも巧と佑司との出会いを求めることを決断したのですから、状況は同じだと思いますよ。

noname#15601
質問者

お礼

ご意見ありがとうございます。 >原作では澪は自分が死んでいるものだと思って最後の別れのつもりで語りかけているのに、映画では過去に戻るだけだということを知っているのだから、原作ほど切ない気分ではないのじゃないか? ということに気付いた後の巧と祐司の気持ちは?というところから、この疑問が始まりました。 巧に会いに行く決断をしたものの、死に際にそれを後悔していたのでは、という疑念を持ってしまうと思います。自分がそうなので。 でも、とりあえず、#1さんの仰るように日記の最後にきちんと書かれていれば安心できます。

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