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質量分析装置について

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お礼率 34% (10/29)

質量分析装置(以下MS)について質問します。
MSでもセクター型、Q-MS、T(トリプル)-QMS、
イオントラップ、TOF-MS、Q-TOF、といろいろな種類が
有りますが、次のカテゴリで分類するとどれがどれに向いているか教えてください教えてください。
また、その理由などを簡単に教えていただければ幸いです。お願いたします。

カテゴリ(1)分解能重視
    (2) 感度重視
    (3)スペクトル重視
    (4)フラグメント重視
    (5)ダイナミックレンジ重視

(分析分野としてはプロテオームなどなど・・・
医薬関係、高分子材料もありです。。。。)

     
     
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質問者が選んだベストアンサー

  • 回答No.3
レベル14

ベストアンサー率 50% (1133/2260)

 MSを主要な研究手段として使用しています天然物化学者の rei00 と申します。ご質問の内容に関しては,専門家とは恥ずかしいので経験者としておきます。

 いくつかMSの種類を挙げておられますが,MSを分類するには3つ程観点があります。

 まづ,質量分離を行なう方法での分類があります。これには,セクタ-型,四重極型(Qとお書きのものです),飛行時間型(TOF です),イオンサイクロトロン型(FT-MS と呼ばれるものです)等があります。

 次に,イオン化の手法での分類があります。EI,CI,FI,FD,FAB,liquid SIMS,ESI,APCI, LD,MALDI 等があります。

 そして,資料導入法での分類です。直接資料導入,LC-MS,GC-MS,TLC-MS,CZE-MS,(MS-MS)等があります。

 で,それぞれにメリットとデメリットがあり,それは分析対象によっても変わりますので,MiJun さんお示しの成書あるいは以下の成書などをご覧いただいて,もう少し具体的に絞っていただけると回答しやすいのですが。

 取りあえず,簡単に回答しますと。
 (1)と(2)はどの様なMS本体かで決ります。(1)はセクタ-型,飛行時間型,イオンサイクロトロン型で,(2)はセクタ-型,イオントラップ型(これについては上記で説明しませんでしたが,イオンを一度ため込みますので,生成したイオンの殆どが検出器を通過するため,感度が高くなります),イオンサイクロトロン型ですね。
 (3)と(4)はどの様なイオン化法かで決ります。スペクトル重視の意味がチョット判らないんですが,フラグメントが多いのは,EI と CI です。他のイオン化法(FI,FD,FAB,liquid SIMS,ESI,APCI, LD,MALDI 等)は,基本的にはフラグメントがあまり出来ません。そのため,衝突活性化(CID)などの方法でフラグメントを作ったりもします。
 (5)のダイナミックレンジとは測定質量範囲でしょうか。これが高いのはセクタ-型ですが,飛行時間型やイオンサイクロトロン型には理論的には制限がありません。ただし,四重極型でも多価イオンが生成する場合は,その価数に応じて高分子量まで測定が可能になります。


以下は成書の紹介です。

「有機質量分析イオン化法」
 Alison E. Ashcroft 著,土屋正彦・横山幸男 共訳,丸善,1999年

「有機質量分析法」
 J. R. Chapman 著,土屋正彦・田島 進・平岡賢三・小林憲正 共訳,丸善,1995年

「最新のマススペクトロメトリ- -生化学・医学への応用-」
 丹羽利充 編著,化学同人,1995年


 その他,日本電子(JEOL)のペ-ジ(↓)も参考になると思います。「技術情報」の「分析機器」の所に「質量分析計 (MS:Mass Spectrometer)」という項があります。「イオン化法」のあたりは参考になるかと思います。
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その他の回答 (全2件)

  • 回答No.1

ダイレクトな回答ではありませんが、以下の参考URLサイトには関連質問の回答がありますが、参考になりますでしょうか? この中で#4で紹介した総説も参考になるかもしれませんが・・・? rei00さんが紹介の成書も参考になります。 ●http://www.okweb.ne.jp/kotaeru.php3?q=49590 ●http://www.okweb.ne.jp/kotaeru.php3?q=7 ...続きを読む
ダイレクトな回答ではありませんが、以下の参考URLサイトには関連質問の回答がありますが、参考になりますでしょうか?
この中で#4で紹介した総説も参考になるかもしれませんが・・・?
rei00さんが紹介の成書も参考になります。

http://www.okweb.ne.jp/kotaeru.php3?q=49590
http://www.okweb.ne.jp/kotaeru.php3?q=75172

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これならわかるマススペクトロメトリー / 志田保夫 [ほか] 著<コレナラ ワカル マス スペクトロメトリー>. -- (BA51193302)
京都 : 化学同人, 2001.3
=====================================

ご参考まで。

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  • 回答No.2
レベル7

ベストアンサー率 30% (6/20)

ご質問にここで答えるのは困難です。もう少し具体的な内容なら可能ですが。強引に分類するなら、  Sector; 分解能が非常に高く、質量範囲が広い  QMS;分解能が低く、質量範囲が狭い  IT;分解能が低く、質量範囲が狭い  TOF;分解能が高く、質量範囲がきわめて広い  ICR;分解能がきわめて高く、質量範囲が中程度 となります。プロテオーム、高分子材料の分析をされるのであればMALDI-T ...続きを読む
ご質問にここで答えるのは困難です。もう少し具体的な内容なら可能ですが。強引に分類するなら、
 Sector; 分解能が非常に高く、質量範囲が広い
 QMS;分解能が低く、質量範囲が狭い
 IT;分解能が低く、質量範囲が狭い
 TOF;分解能が高く、質量範囲がきわめて広い
 ICR;分解能がきわめて高く、質量範囲が中程度
となります。プロテオーム、高分子材料の分析をされるのであればMALDI-TOFMSがベスト。医薬関係ではESIがあればほぼ万能でしょう。Analyzer側の分類をご希望でしたが、イオン化法を勉強される必要もあるのではないでしょうか。
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