• 締切済み

陽イオン界面活性剤

薬用石けんを調べていたら、陽イオン界面活性剤に行き当たり、 「細菌の表面に吸着して細菌内に侵入し、蛋白変性をおこして菌を溶かす」 とあったのですが、人の体も蛋白質なのに、薬用石けんを使っても なぜ影響がないのかと疑問に思い、質問しました。 詳しい方からすれば簡単な質問なのかもしれませんが、 よろしくお願いします。

  • 化学
  • 回答数3
  • ありがとう数0

みんなの回答

  • ss79
  • ベストアンサー率33% (258/765)
回答No.3

陽イオン界面活性剤はマイナスイオンに帯電している事の多い細菌の表面に集合吸着し細菌内部に浸透、細菌細胞を変質させる作用があり、これが殺菌作用になるのです。 しかし薬用石鹸は主体は陰イオン界面活性剤である石鹸に殺菌性のある薬剤を添加したもので陽イオン界面活性剤は使用されていません。 これは陰イオン界面活性剤と陽イオン界面活性剤を混合すると相互が結合し無効化する為で普通このような使い方はしないのです。 従って薬用石鹸では陽イオン界面活性剤の示すような効果はなく、含有されている殺菌剤による消毒作用と洗浄による細菌の洗い流し作用による効果に期待するものです。 陽イオン界面活性剤には皮膚に吸着する性質がありますから水洗しても皮膚上に残り長く殺菌作用が期待できます。 しかしこれがいやなら石鹸などの陰イオン界面活性剤で洗えば除去できます。 いずれにしても使用後は注意書に従いよく洗浄することです。

  • DexMachina
  • ベストアンサー率73% (1287/1744)
回答No.2

人間のような多細胞生物の場合、細胞(又は組織・器官)毎に役割が分担されていて、皮膚細胞などは言ってみれば「使い捨て」です。 一方、細菌の場合は単細胞のため、その細胞に異常が生じればそれが致命傷になります。 (アルコール殺菌などの場合も同様です) また、人間が石鹸などを使う場合、使用後はたいていすぐに水で洗い流すことも、実害が出ない要因になるでしょう。 (つけっぱなしにしておくと、皮膚の細胞が使い捨てとはいえ、当然害は出ます:注意書にも、「水でよく洗って」と書かれていると思います)

回答No.1

ずっと使っていれば、肌が荒れたりすると思います。また、多量に飲んだとすれば、間違いなく影響が現れるでしょう。 人間の表皮の一番外側の細胞はほとんどが死んだものです。また、その下には何層もの生きた細胞がありますから、少しぐらい死んだところで、すぐにどうということはないのでしょう。

関連するQ&A

  • 陽イオン系界面活性剤にはかび止め効果はある?

    陽イオン系界面活性剤には殺菌作用がありますが、その働きを活用すれば、カビ取り剤や、防カビ剤として使用できるのでしょうか? ご存知の方教えてください。

  • 両性界面活性剤は自分で消毒効果を打ち消し合わないの

    普通の石鹸は陰イオン系、逆性石鹸は陽イオン系の界面活性剤で、それぞれ混ぜて使うと陽・陰が中和されて効果がなくなると中学校で習ったような。 それならば両性界面活性剤(両性石鹸)は最初から消毒効果がないのでしょうか?

  • 界面活性剤

    陽イオン界面活性剤はリンス 陰イオン界面活性剤はシャンプー と例で教科書にあげられていたのですが 両性界面活性剤はシャンプー          リンスーと記載されています。 これはシャンプー,リンスーと別個でそれぞれ両性界面活性剤なのか リンスインシャンプーが両性界面活性剤と言ってるのか解りません。 すみませんが回答よろしくお願いします。

  • 界面活性剤について

    酸性物質の溶液に陽イオン性界面活性剤や陰イオン性界面活性剤を用いると その酸性物質の安定性にはどのような差が出ますか?

  • 非イオン性界面活性剤の特長とは?

    非イオン性界面活性剤の特長とは? 界面活性剤について調べています。 それぞれのよい所を簡単にまとめています。 陰イオン性・・・洗浄力が高く、泡立ちもよい 陽イオン性・・・帯電防止 両性・・・極めて刺激が少なく、安全性が高い しかし、非イオン性がよく分かりません。 ・水の硬度に左右されない ・他のどの界面活性剤とも併用可能 これしか分からないのですが、ほかによい面はありませんか? 化粧品成分の勉強を始めたばかりの初心者ですが、 ご存知の方、ご回答をお願い致します。

  • 界面活性剤と汚れの関係について教えてください。

    界面活性剤と汚れの関係について教えてください。 界面活性剤には、陰イオン系、陽イオン系があり、 洗剤は陰イオン系、消毒剤は陽イオン系と聞きました。 このメカニズムがどうしてもわかりません。 例えば、いわゆる汚れを水で洗浄すると、プラスイオンになるため、 逆のマイナス(陰)イオン系の界面活性剤を使うことで、界面活性剤のマイナスが 汚れのプラスをひきつけることで、汚れを落としやすくするという意味ですか? もし、そうだとすると、陽イオン系界面活性剤は、プラス同士で反発しあうことになると思うのですが、 反発することがなぜ消毒効果をもたらすのですか? さらに、汚れがプラスイオンになるのはなぜですか?

  • 界面活性剤

    石鹸や洗剤とかの界面活性剤を使った後に手を洗う時、水道水だとすぐ流せるのに、純粋(非イオン水)で手を洗うといつまでもヌルヌルして流せないのはなぜなんでしょうか? よろしくお願いいたします。

  • DNA抽出にイオン性非イオン性界面活性剤用いる理由

    遺伝子初心者です。 DNA抽出法(フェノールクロロホルム法)に非イオン性界面活性剤のtritonXと、イオン性界面活性剤のSDSを検体に添加するプロセスがあるようですが、何故イオン性、非イオン性両方使うのですか? SDSは核膜などたんぱく質を破壊するためだという記載は見つけたのですが…。 どなたかご存じの方、よろしくお願いいたします。

  • 界面活性剤の細胞膜破壊・たんぱく質変性について

    界面活性剤が皮膚細胞に与える影響について調べています。 ここのカテで良いのかわかりませんが、わかる方いましたら教えてくださいm(_ _)m (1)界面活性剤すべてに(程度の差はあれ)「細胞膜破壊」「たんぱく質変性」の作用があるのですか? (2)界面活性剤の種類によって作用の強い・弱いがあるとはどういうことですか? (両親媒性構造を持つがゆえの作用なら、細胞膜(又はたんぱく質)との反応性は同じように思えるのですが) (3)脂肪酸ナトリウムやエステルではなく、ただの「脂肪酸」は界面活性剤といえますか。「細胞膜破壊」や「たんぱく質変性作用」はありますか?

  • なぜタンパク質は界面活性剤を加えると変性するのですか?2

    以前、教えてgooで聞いた話によるとタンパク質のアミノ酸同士の水素結合や疎水性相互作用の間に界面活性剤が入り込み、それらの結合を切るというものでした。 そこで、新たに2つの質問があります。 質問1.水素結合を切るというのは、 O・・・H を (1) O・・【親水部】・・H    【疎水部】 (2) O・・【親水部-疎水部】・・H のどちらのようになっているのでしょうか? 化学についてあまり詳しくないのですが、Hは電気陰性度が低いので(2)の場合なのかな?と思うのですが。  質問2.前記の内容はタンパク質の2次構造を変性させる理由になると思うのですが、3次構造を変性させるのは界面活性剤がどのように働いているのでしょうか?