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電子工作キットか電子回路シミュレーションか・・・
現在アナログ回路を勉強しています。数学のように紙の上で計算をし増幅を求めるなどの勉強ではなく、仕事での即戦力をつけるためが目的です。 そこでタイトルの方法が一番力になると思ったのですが、どちらがよろしいのでしょうか? もちろん両方することに越したことはないと思いますが、やはり始めは一つに絞込み勉強したいと思います。 値段、手間などは無視します。それぞれの利点、欠点を総合的に考えた場合どちらがいいのでしょうか?
- 科学
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まずはSPICEの無料版とかでいろいろな回路を動かして みたらどうでしょう? ちなみに、対象としている周波数はどの辺りで しょうか?数MHz程度でしたらシミュレーションと 実測はかなり合いますが、数MHz以上になるときちんと モデル化された部品を使わないとシミュレーションと 実測とが全然合わないです。また、そういうのを簡単 に見れる所がシミュレーションの利点でもあり ますね。 ※例えば定数12nHと書かれたチップコイルなどでも、 その12nHという値はあくまで1MHzや100MHzといった ある一定の周波数条件におけるインダクタンス値で あり、実際には寄生容量や抵抗成分などにより周波数 を持ってしまいます。そのため、5GHzなどの高周波 ではチップコイルがコンデンサみたいに見えたりも します。フィルタなどでも、理想素子を使えば素晴ら しい特性を得る事が出来ますが、実際の素子定数では わずかな寄生成分でガクンと特性が劣化したり します。また、基板配線の影響などもあったり します。そういうものの影響を気楽に見られるシミュ レーションは勉強する上では非常に有効なツールだと 思います。
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- mac_res
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回路シミュレータ実際の工作どちらも必要です。 どちらを先にという話でしたら、シミュレータをお勧めします。 シミュレータは回路の動きを見るほか、パラメトリック解析による設計の最適化、モンテカルロ解析による部品定数のばらつきの影響診断など実際の工作ではできない機能があります。 量産設計を経験したベテラン技術者は、シミュレータを使わなくても「感覚的」に部品定数のばらつきに対する感度が低い設計をするものですが、それは失敗によって学んだ経験値の高さです。 これから学ぶのであれば、シミュレータによって「実験的」に量産に耐える部品感度の低い設計を学べますので、時間と労力の節約ができます。 よいシミュレータがある現在、必ずしも古い時代に学んだ技術者と同じ手順によって学ぶのが良いとは限りません。 と言う私は、最近になってシミュレータを学んだ古い技術者なのですが。
お礼
ありがとうございました。参考にさせて頂きます。
#6です。補足します。 最初のうちは試作の代わりにシミュレーションする方法もあります。最初のうちは紙の上の設計も誤っている可能性が高いですから、設計したらそれをシミュレーションしてみて正しいかどうか確認するのです。
お礼
ありがとうございました。参考にさせて頂きます。
どちらもあまり勉強にはならないでしょう。やらないよりはましだと思います。仕事で即戦力をつけるにはその仕事に関連したことをやった方が良いと思います。何か目的が無いとなかなか身に付きません。 どちらかというとキットではなく、全て部品から自分で集めて、初めは回路は本を参考にして簡単で実用的なものを作ってみる事をお勧めします。そのうち自分で回路を変更したりして、簡単なものは自分で設計できるようになります。 アナログ回路はひとつひとつの部品が少しでも違うと微妙に違う動作をします。同じような回路でも、少し定数や配置を変えるだけで、見違えるような性能になることもあります。そこが面白いところでもあります。 デジタル回路で同じ動作をさせる物を作るとかなり複雑になるものでも、アナログ回路を駆使すると簡単に出来てしまう事もあります。その逆もありますが、その辺も面白いと思います。 私は電子回路シミュレーションはやった事がないのでわかりませんが、必要なくても設計出来ますのであまり重要ではないと思います。
お礼
ありがとうございました。参考にさせて頂きます。
最終的には両方必要です。加えて紙の上での計算も絶対に必要です、、、というか最も重要です。どうしてもどれか一つ省きたいのであれば、シミュレーションを省きます。 仕事でやるなら通常は下記のような手順になります。 設計→試作→特性測定→修正または再設計 このサイクルで1セットになってます。このサイクルを回して望みの特性になるまで続けます。 設計ではいわゆる紙の上での計算をします。試作で実際に作りますが、ここは勉強のためならなら工作キットで代用してもいいでしょう。特性測定で、設計通りの性能になっているか確認し、違っていれば原因を調べて修正または再設計します。 さて、この中にシミュレーションは何処にあるでしょうか?最初の設計にあたります。紙の上で「自力で」計算出来るけど、時間はかかるし面倒だし計算間違えるかも知れないから、補助としてシミュレーションを利用するのです。ここで大事なのはシミュレーションに頼ってしまい自力で設計「出来ない」のは大問題です。論外です。「やらない」のはいいですが「出来ない」のはダメです。質問者様は現在勉強中なのでまずはシミュレーションは省略するのがいいと思います。仕事でガンガンこなせるようになったら、より効率良い仕事をするためにシミュレーションを導入しましょう。
お礼
ありがとうございました。参考にさせて頂きます。
- pochi_won
- ベストアンサー率38% (15/39)
電子工作キットは、教材には向いてないとおもいます。 理由としては、●●キットとした場合、●●を実現するのがキットの中では最重要項目となり、これを実現する回路は何でも良くなってしまうからです。 例えば、メロディのキットがあったとします。 中には専用IC(メロディIC)が入っているだけで、その何たるかを知ることはできません。 FMラジオなどもそうです。 質問者様が勉強したいのは、おそらく、なぜそれを使うのか? だと思いますので、ただ作るだけのキットを買ってきてもあまり勉強にはならないと思います。 では、シミュレータは?と言いますと、これも条件が限定されてしまいますので、局部的なことに関しては得る物がありますが、装置や製品などへの応用には、順番が違うと思います。 通常は、Aを作ろうと思う⇒これにB,C,Dの回路を使う⇒Cの動作をシミュレーションで確認すると言った感じだと思います。 で、アドバイスとしましては、トランジスタ技術(CQ出版)などに掲載されている記事を見て、その中から興味を持った物を、作るような事が有効だと思います。 これなら、説明が付いていますので不明点があっても理解しやすいと思います。 小生も25年くらい昔の中学生の頃によくやりました。(懐かしい
お礼
ありがとうございました。参考にさせて頂きます。
- JO_O
- ベストアンサー率34% (13/38)
毎度JOです。 基本的な技術を身につけないと、仕事での即戦力にはなり得ません。 仕事において「今、目の前で起きている現象」が理解出来ずして、 仕事への応用はありえません。 やはり基礎から勉強なさっては、いかがでしょうか?
お礼
ありがとうございました。参考にさせて頂きます。
- piricara
- ベストアンサー率30% (42/140)
アナログ回路、高速デジタル回路は、基盤などに部品を取り付ける方法、向き、部品の並べ方でも互いに影響しあって、正しい動作をしない時があります。 回路シュミレーターでは、よほど高機能なものでないと、このような実装に関するシュミレーションはできないかと思います。 特に微弱な信号を扱う回路などは、部品の実装のほうに多くの時間を費やすことがありますので、実際に基盤を起こして部品実装されるような事を行う必要があると思います。
お礼
やはりシュミレーターが良い部分、キットがよい部分があるんですね。ありがとうございました。
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