経管栄養とは?老化による飲み込み困難への解決策を考える

このQ&Aのポイント
  • 機能低下により飲み込みが困難になる老人は多い。経管栄養は高カロリーの輸液や胃に直接栄養を入れる方法で、肺炎を予防する役割もある。しかし、食事の楽しみや幸せを奪う部分もあるため、慎重な選択が必要だ。
  • 経管栄養を受ける人は、鼻やのどへの違和感や抜管のリスクがある。このため、希望する場合の選択肢も考慮すべきだ。
  • 経管栄養が適切かどうかは個人の意思や家族との相談に委ねるべきだ。幸せな老後を実現するために、慎重な判断が求められる。
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経管栄養は必要か

年をとるとどうしてもものを飲み込むといういたって当たり前のことができなくなってきます。その結果、肺炎を繰り返してしまうということはよくあることです。昔は、ものが食べられなくなってしまったとき、それはその人の寿命が近くなってしまったってことでそのまま自然に死を迎えられたわけです。  ところが近年医療が進んできまして、高カロリーの輸液であるとか、管で胃に直接栄養を入れるという方法がとられるようになってきました。実は私は毎日そうした人たちを目の当たりにして、これでいいのかなと感じています。食事は食感が合って、香りがあって、味があって5感を使って楽しめる幸せのひとつではないですか。それが、まったくないんです。胃は自動的に膨れますけどね。こんなことは本人は望んでいるのでしょうか。経管栄養は胃ろうにしない限り、鼻やのどへの違和感がありうっとおしいんじゃないかと思うんです。そのため、管を抜こうとする人が多いのです。そんなときは、手のひらを握れないような形のミトンをしたり、鼻に手が届かないように手を縛ったりします。注入中に抜かれると肺炎になってしまう可能性が高くとっても危ないのです。こんなのってどうなんでしょう?私はもし自分がそのような立場になったら絶対にやってほしくないことです。皆さんはどう思いますか。家族の人は医者から、このような方法がありますと説明されるとたいていはやってください。といっているようにも思いますが、それは本人にとって幸せなんでしょうか。

質問者が選んだベストアンサー

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回答No.4

現在、もしそのような状態の方に経管栄養を施さなければ、介護放棄とみなされる可能性があるので、するしかないのが現実でしょう。 経口摂取が不能になって、衰弱して亡くなるのが本来の自然な経過だとは思います。一部は無意味な延命であるケースもあるかも知れませんね。 国民全体のコンセンサスが必要な問題であると思います。意思表示の出来る間にリビングウィルとして、自分が意思表示できない状態になり経口摂取不能になった場合、経管栄養を望むかどうかを決定する必要も感じます。脳死の判定のように慎重に判定基準が求められると考えますが。

sunihu
質問者

お礼

ありがとうございます。リビングウィルはあったらいいですね。まだ、きちんとしたリビングウィルは見たことないですけど。自分の人生なので自分の意思が反映されるものがいいですよね。

その他の回答 (4)

  • bekky1
  • ベストアンサー率31% (2252/7258)
回答No.5

今、現在で義母が脳梗塞で嚥下障害以外は無い状態での、【経管栄養】です。 見かけ、スパゲティですので、横臥した状態から立位・歩行が困難ですが、 車椅子での移動、排泄は可能です。 発声も困難な状態ですが、ホワイトボードでの本人からの発信は可能です。 もちろん、コミュニケーションとして、こちらからの発言内容は しっかりと受信・理解しております。 この、義母の【経管栄養】をなくすということは、「咀嚼不可能」な乳幼児のミルクを与えないという行為に等しいとワタシは考えます。 昔は、母乳です。 ミルクはありません。 今は、老人あるいは、嚥下障害者(一時的にも含む、ex 事故受傷者)に対する「ミルク」が準備されたと考えるのが妥当ではないでしょうか? もちろん、状態として、「本人は不快」であるのは自明だとおもいますが、 口腔内に義歯を装着するのもやはり当初は「不快」以外の何物でもないと思えます。 しかし、自分の歯が無いから、咀嚼できないから「不幸で生きている価値がない」といえるでしょうか?

sunihu
質問者

お礼

ありがとうございました。このテーマの提示の仕方が誤解をされるもとだったのかも知れません。ちょっと違うようにとられてしまったので残念です。

  • megu_7
  • ベストアンサー率33% (147/438)
回答No.3

初めまして。 私も以前の職場で同じような状況下にある患者様達と関わる中で、あなたと同じ疑問を何度も感じたものです。 が、病院に入院されている限り、患者様にはやはり何らかの「医療行為」を行なわねばならないわけで・・・。 つまりは、極端な話ですが「経口摂取出来ない状況になってしまった人は、あとはただもう死ぬのを待つしかないのか?」という事になってしまいます。 やはり人の命に携わる医療従事者として、何らかの手段(回避策)があるのであれば、それを施さないわけにはいかないのではないでしょうか? 確かに意識レベルが著しく低下し、人工呼吸器を装着するレベルにまで達した場合、一般的に医師は「延命」の是非についてご家族に確認をされます。 が、「経管栄養」や「高カロリー輸液」は、生命維持に必要な栄養を取り込む方法が口であるか、鼻から通した管であるか、輸液であるかの違いであり、私は必要であると思います。 ただ本人がそれを幸せかどうか・・・という事になると、さすがにご本人に確認するしかないのですが。 悲しいかな、なかなかに本人の意思確認が難しいのが現状でしょうが。 執拗な抑制はもちろん良くない事ですが、自己抜管により肺炎・・・それ以上の状態悪化を招きかねない状況にあるのであれば、最低限注入中はやむをえないように思います。 もちろん注入中、1対1で職員が付き添う事が出来る環境であれば抑制など必要ないでしょうが、それは現状から考えて無理な事でもあります。 >私はもし自分がそのような立場になったら絶対にやってほしくないことです。 そういうご自分の考えを持たれていらっしゃる事はとても大切な事だと思いますし、素晴らしい考え方だと思います。 しかし現実問題として、理想と現実はまた異なるという事実を認識される必要もあるように思います。 つまり、あなたならそういった患者様にどのようなアプローチをされますか? 限られたその患者様の残存機能の中から、どのように関わっていくか・・・。 今回の疑問を良い機会とされ、あなたなりの関わりを持たれれば素晴らしいと思います。

  • nackey_y
  • ベストアンサー率28% (97/337)
回答No.2

数ヶ月間にわたって経管栄養を実施し、自力摂取可能なまでに体力を回復した人を複数人知っています。 >経管栄養は必要か と聞かれれば非常に有用な技術であり、必要な場合があると答えておきましょう。 >本人にとって幸せ このことに関しては経管栄養のことだけを考えてもしょうがないのではないでしょうか。

  • ruby1204
  • ベストアンサー率32% (15/46)
回答No.1

ご本人にとってどうか、というよりも、それがその人にとって必要な処置なら、病院、施設では行わなければならないでしょうね。 経管栄養が長期に渡ることが容易に想像できる状態で、自己抜管をされるなら、胃ろうという方法もありますよね。これなら胃ろう部の保護をきちんとすれば、ミトンを使わなくてもすみます。抑制は今の看護の方向では、人権保護などの観点からできるだけ行わないように、となっているはずです。 介助座位を取れる方なら、車椅子で座っていただく、その際きちんと看護・介護サイドの目が届くようにしておく、というのは常識です。(人員不足でできていない施設、病院はたくさんありますが) 質問者さんが、医療関係者なのか、実際にそういう処置をされた方のご家族なのかは質問からは判断しかねますが、ご本人が望んでいる、望んでいない、ということは、当のご本人しかわからないことです。 でも、すこしでも苦しそうにしていらっしゃるのなら、医療人として(もちろん、患者さんの気持ちに同調することは大事なことです、でもそれだけでは医療・介護のプロとはいえません)どういうケアができるのか、それを患者さんやご家族と一緒に考え、自分なりに勉強し、実行していくことが、患者さん本位の処置へ向けての少しずつの改善につながるのではないでしょうか。 長文でごめんなさい。

sunihu
質問者

お礼

ありがとうございました。

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