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バイオディーゼル油の価格と品質について

植物性油・食廃油から作られるバイオディーゼル油ですが、ディーゼル発電機につかってみたいと思うのですが、 (1)価格がどの程度なのか(使う量はテスト用で1000リットル程度)使う場所は関東地区です できれば、安く調達したいです (2)ディーゼルに使用するにあたり、品質上の問題点や留意事項はありますでしょうか よろしくお願いします ※ネットなどで調べたのですが、量的に少なく価格も重油より高いようでした。

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  • say-onara
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回答No.1

こんにちは、以前秋田で販売していた燃料は75円/L前後でした。今は岩手県で購入しています。こちらは授産施設で100L/日生産しています。価格は75円/Lです。 材料費(メタノールや触媒)と装置原価償却費、人件費が入り、軽油の車両用価格に併せるのが限界のようで、軽油引取税の入らないタイプの燃料とは価格競争力はありません。 容器代や輸送費が別途掛かると思われますが、遠隔地への販売実績はなさそうです。 1000Lをまとめて購入・保管となると消防法の適用で保管が厳しくなります。第4石油類第3類に該当すると思いましたが、400L未満であればそれ程厳しくなかった筈です。いずれにしても、最寄の消防署に相談してください。 燃料自体に今規格が定められていない事と、廃食用油という質が一定でないものから作られるので、又、装置メーカーにより、品質が大きくばらつきます。 常温保管して1週間~2週間で底に褐色の澱が出るものは品質悪いです。又、触媒やメタノールが残留しやすいので、この点も確認したほうが良いです。 工程で、80℃~110℃の加温や水(酸等)洗いのシステムを持たない製造方法のものは避けたほうが無難でしょう。 溶剤性が強いので燃料ラインのゴムに対して、劣化・膨潤を起こします。触媒・メタノールが残留すると特に悪いです。燃料ラインのゴム質は二トリルゴムより、フッ素ゴムが適します。対策は軽油と混合して使うのが良いでしょう。燃料ラインのゴムをオゾンに当てない、日光などの紫外線を当てない等もゴム質劣化防止のために必要です。 保管に関しては、不飽和脂肪酸のメチルエステルが長期保存で酸化され、変質の恐れがあるので、長期保存(例えば1年)には向かないと思います。 保管は、露天では温度差が著しい場所や、低温を避けるべきです。変質分離する可能性があります。 通常は0℃以下ですが、10℃以下の温度で使用する際は、添加剤(凍らない)入りのものが宜しいかと思います(念のため)。 あと、カロリーが軽油より低いので、燃費は若干悪化するようです。

northfox
質問者

お礼

ありがとうございました、たいへん参考になりました

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