核兵器

質問

北朝鮮が核保有を宣言しましたが、核兵器はそんなに簡単に作ることができるものなのでしょうか？

回答No.8

rey-aw · ベストアンサー

はっきり言いましょう。

「猿でも製造可能です。」
コンピューターや、ジェットエンジンの技術も無いアメリカがかつて製造しました。

天然ウランを、
電磁石の帯、加速器の中で回転させると、
重たい物は遠心力が大きくなって外を回ります。
軽い物は、内側を回りますb。
出口を移動させるだけで分離出来ます。

原理的にはこうです。

ネックは、原子力発電が出来る事。
自国でウラン２３５を抽出する技術がある事。
この２点に集約されます。

更に、原子力発電で発生する、放射性廃棄物の１つ、プルトニウムも取り出す事は可能な訳です。

しかし、これだけでは成功しません。

物理学技術。
技術者の育成。
加速器などの投資が必要。

更に、原子爆弾のシステム、臨界量を完全に研究しているかどうか。

今まで、成功すれば必ず原爆実験しています。
ここである程度の有無の確認が出来ます。

しかし、自殺行為かもしれません。
核を持とうとする国家を、
国際法によって強制排除するかもしれません。

＞核保有を宣言について。
これから保有する場合でも、
「既に作成してしまった。」と言い逃れる場合がある。
研究を始めた。と宣言している場合もある。

核兵器は、簡単に保有出来るか。
出来ない。
例外として、
自国が近隣諸国の核の脅威に怯えている場合、強制排除されない場合がある。

※リーダーの、アメリカの核が脅威である。
その脅威に対抗する場合、
国家自体が消滅するか、
または、体制が消滅する場合もあり得る。

お礼

ありがとうございます！！

回答No.7

sophy215a

下記の皆様が仰るとおり、確かに核爆弾は比較的簡単に出来ますよね。
ただし、核兵器と言うと核爆弾が収められる核弾頭や、それを格納するミサイル、またミサイルの弾道を処理するシステムまでを含めて核兵器と言えるのではないかと私は思います。
北朝鮮が保有する長距離巡洋ミサイルの命中精度は誤差５～１０km程あるそうです。
イスラエルのような高高度な技術水準では明らかにありません。
そういう意味で、
北朝鮮の兵器としての核という精度は、
核の恐怖を低減させる理由には成り得ないかもしれませんが、
現段階においては低いと言えると思います。

回答No.6

shiara

核分裂性物質を瞬時に１箇所に圧縮しなければなりませんので、それほど簡単とは思えません。中途半端な速さで圧縮すると爆弾にはなりません。臨界量以上集まれば連鎖反応は起きますが、核分裂によって発生した熱により圧力が上昇し、核物質が飛び散ってしまいます。このため、連鎖反応は止まり、爆発にはいたりません。これでは爆弾としては使えませんので、連鎖反応が始まるより速く、核物質を１点に集中させなければなりません。これは結構、難しい技術だと思います。

回答No.5

rangeru

不可能です。

まず、材料が手に入りません。ウラン235は96％以上、プルトニウム239は90％以上の濃縮が必要でこのレベルの濃縮は簡単にはできません
　ウラン235は＃4の方のいうとおりです。
　プルトニウム２３９は原子炉でできますが原子炉でできてすぐに取り出さなければならないので、特殊な原子炉でないとできません。

回答No.4

satoumasaru

原爆を作成するためには、材料である核物質の問題と起爆装置の２種類の問題があります。

ご存じの通り、原爆は、核物質の原子核分裂の連鎖反応を利用して高いエネルギーをだすことにより、破壊効果をねらっています。巨大な核をもっている場合、その原子核は非常にこわれやすく分裂しやすいのです。その分裂した際に、いくつかの分裂した原子核と共に余った多くの中性子が放射されます。その中性子がまた別の原子核にぶつかり、またそこで中性子を発生し、で次々ねずみ算式に原子核が分裂していく、ごれが核分裂とよばれるいのです。現在、核分裂の材料としてはウラン２３５とプルトニウム２３９が使用されています。

これらの物質は一定容量があれば、核分裂の連鎖反応がおこります。これがおこることを臨界といい、そのためには一定の量が必要です。プルトニウム２３９の最小臨界量は金属で約５kg、ウラン２３５の最小臨界量は金属で約２２kgです。しかしこの臨界を達成するためには、きわめて高濃度にする（濃縮）必要があります。

原爆の場合、この核物質を少量にわけておき、それを火薬でつつんだ形にして、一挙に臨界量をこえて核分裂が一挙におこるように作成されています。通常ウランは二つの塊を合体させますが、プルトニウムはいくつかの塊にわけます。これはプルトニウムの最小臨界量が小さいためです。

ウラン２３５の濃縮というのは非常に技術的に困難です。だって天然ウランの中で１％以下のウラン２３５（１％以下）を抽出しなければなりません。ウラン２３８と２３５では同じ原子ですから、ウラン２３５だけを化学反応で取り出すことはできません。現在はガス拡散法や遠心分離法で行われていますが、これはかなりの技術力が要請されます。

反面、プルトニウムの抽出はきわめて簡単です。黒鉛の原子炉に限らず、原子炉の中ではほっておいても副産物としてプルトニウムが生じます。しかもこれで生じるプルトニウムは大部分がプルトニウム２３９です。ですので原子炉の燃料棒の再処理をすれば、簡単にプルトニウムを抽出できます。

北朝鮮は以前から、原子炉の燃料の再処理を行っていたという報道がされています。ＮＰＴ脱退後はなんら制約されることなく、再処理を行ったでしょう。再処理ということはプルトニウムやウランを抽出することに他なりません。また、先ほど申し上げたようにウランの濃縮は技術的にきわめて困難です。爆縮させる技術的困難はあるにせよ、ウラン濃縮の技術的困難さからいえばたいしたことはありません。このあたりでいえば、プルトニウムを使用した原爆である可能性が大でしょう。プルトニウムだと輸入する必要すらありませんしね。

原子炉があること、それを一挙に爆縮する技術があることさえあれば、原爆は簡単に作成できます。簡単に作成できたら困るのですがね・・^^;;

回答No.3

puruton

NO1さんとNO2さんは、理論は正しいのですが、濃縮ウランとプルトニウムを混同していると思います。

●天然ウランには、U238とU235（０．７％）が混在しています。U235が核爆発のために必要な物質なので、これを遠心分離器で濃縮して、９０％以上に高める。このように得られた濃縮ウラン型を二つの固まりにして、２つを高速で合体させれば確実に爆発します。したがって、実験は不要です。（広島型）

●黒鉛炉又は重水を減速材とする原子炉でウラン２３８を燃やすと、ウラン２３８が中性子を吸収し、天然に存在しないプルトニウム２３９という核分裂性物資になる。ただし、これは高速でぶつけても核爆発をしないため、プルトニウムを一カ所に圧縮することが必要です（これを縛宿という）。ただし、起爆装置の製造が困難なため、核爆発実験が必要です。（長崎型）

　結論。濃縮ウラン型なら、すごく簡単と言われています。二つのかたまりをぶつければいいので。プルトニウム型は、素人ではとても手が出せないハイテクなものです。

回答No.2

bttf2003

乱暴に書くと、プルトニウム－239（純粋な物質）を５kgずつ２つ用意して、ある程度高速な状況で合体するとプルトニウム爆弾が爆発します。

まあ、純粋なプルトニウム－239を１０kg抽出するのと、２つを高速で合体させるのが難しいのですが・・・

材料さえ入手可能なら、プルトニウム爆弾は製造可能です。

回答No.1

nak_goo

材料(プルトニウム)さえあれば、大学生でも作れる、と聞いたことがあります。