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温暖化対策として「鏡」を敷いてみてははどうでしょうか?

noname#1001の回答

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noname#1001
noname#1001
回答No.6

おもしろいので再度です。 太陽光が海や地面を温めてその幅射熱が大気を温める、という御意見が出てますが、地面や水面に貯えられた熱の多くは地面や海面の水分の蒸発の為の気化熱として利用されると記憶しています。気化した水分は上空で冷やされて雲となり、それが雨を降らせて無限サイクルを作っているのではないでしょうか。 また、部分的に温められた海水は対流を起こし、上空の大気を温めながら暖流として各地に暖かさを運びます。また、先程の回答で書いたように大気も対流を起こします。与えられた熱が全てその場に留まる事はありません。直線的に上方向に向かうものではありません。 大気そのものが熱の伝導体ですから、大気中で遮蔽物(例えばカガミや反射物?など)を設けても空気の対流により遮蔽物の裏側へも熱は伝わる事になります。細かいものを敷き詰めるという事で地面を被っても、隙間の空気が伝導体となって地表はやはり温められてしまいます。仮に敷き詰めるものが熱の絶縁体であったとしてもです。 では鋪装のように密着した形で熱絶縁体で地面を覆ったらどうか、ということでは、その地の地表は冷えますが、大気の流れを生むだけで全体としては何の効果もないでしょう。風呂釜でお湯を湧かせば浴槽のお湯全体が温まる事によく似ています。熱を伝えない材質のコップを浴槽に沈めておいても、コップの中の水はいずれ浴槽の温度と同じになります。 大気がある事は太陽光の有無による温度差を小さくする事に貢献しています。地球のような大気のない星、例えば月や火星などでは昼夜の温度差が極端な事は御存知かと思います。 要するに、大気(空気)が蓄熱体である事が問題で、それが流動するものである以上、部分的な対策は全体としては無意味だという事です。極端な話、真空であれば熱伝導は起こりません。大気の質を改善する事、つまりは大気中の温暖化物質とよばれる二酸化炭素をはじめとする成分を減らす事でしか根本的解決は見られないだろうという事になります。比重の重い二酸化炭素の濃度が上がれば地表付近の保温効果が上がると同時に相対的に地表付近の酸素量が少なくなりますので、人の生活環境としても望ましくありませんので対策は急務でしょう。 砂漠の地面に、大気圏外まで届く長さの熱伝導体を突き立てれば、地表付近の熱を集めて取り込んで大気圏外に放射してくれるのではないかと思います。

hyperbird
質問者

お礼

再度のご意見どうもありがとうございます。 浴槽にコップのたとえ話が具体的でイメージがつかめました。 熱伝導体を突き立てるというのもアイデアとしては面白いです。 ただ、これもコストが掛かりそうですね。

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