• ベストアンサー

砂漠と森林はどちらが太陽放射を反射するか

題意の通り、砂漠と森林ではどちらが多く太陽放射を地球放射として反射するのですか? たしか砂漠のほうだったと思いますが、森林には酸素が多い なら二酸化炭素が多い砂漠も赤外線を結構吸収するのでは・・・・と、そんな事考えていたら どっちか分らなくなってしまいました。 それで、ハッキリした答えが知りたいのです。 お願いします

  • 地学
  • 回答数1
  • ありがとう数2

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • ctrpiv
  • ベストアンサー率51% (66/127)
回答No.1

砂漠にも森林にもいろいろあるので確実には言えませんが、一般的には砂漠の方が太陽放射を反射します。 まず、可視光や赤外線を全て含んだ、太陽放射全体の反射率は、アルベド(または地表面アルベド)と呼ばれます。 アルベドの一般的な値を教科書からちょっと引用します。 数字は入射に対する地表面反射の割合です。 黒土:0.08-0.14 クレイ:0.16-0.23 白黄砂:0.34-0.40 灰白砂:0.18-0.23 森林:0.10-0.20 砂漠の土壌表面は特に明るい場合が多いので、森林の一般的な値の方が低くなります。 植生表面は近赤外をかなり反射するのですが、土壌と比べて可視光を吸収します。日射のスペクトルを見るとわかりますが、可視光は近赤外よりも放射が強いので、その領域でほとんど反射しない植生のアルベドはそんなに高くはなりません。 また、森林の場合、木々が影を作るので、例えば作物に覆われた農地など(大体アルベド0.2くらい)と比べてもかなりアルベドが落ちます。

jjjiiiooo
質問者

お礼

勉強になりました ありがとう御座いました。(ぺこり)

関連するQ&A

  • 窒素や酸素の赤外線の吸収・放射は?

     温室効果ガスとされる二酸化炭素やメタンなどが、地球放射の赤外線を吸収し、放射していることが現在の気候変動の要因とされているのだと思います。  一方、「すべての物質は温度に応じて電磁波を放射している」と聞いたことがあるのですが、とすると、窒素や酸素も赤外線(あるいは、もっと波長の長い電磁波)を放射しているのでしょうか。  窒素や酸素も電磁波を吸収、放射しているけれど、その吸収帯が、太陽放射や地球放射と重ならないので、温室効果と関係ないだけだとすると、酸素や窒素が吸収・放射している電磁波の波長はどのくらいなのでしょうか。  放射の基本的なことがわかっていなくて、ご存知の方、教えていただけましたら、うれしいです。

  • 二酸化炭素が増えれば逆に地球への赤外線の侵入も減る

    地球から宇宙へ向かう赤外線が、二酸化炭素に吸収され、二酸化炭素はすぐにまた赤外線を放出するので、その一部が地球に戻り、地球の放熱の効率が落ちて温暖化になると聞きました。しかし二酸化炭素が赤外線を放出する際は、全方位に向けてだと思います。ならば、太陽からの赤外線も二酸化炭素が吸収し、赤外線を全方位に向けて再放射するはずですから、二酸化炭素が増えれば太陽から地球への赤外線の侵入も減り、温暖化はしないのでは?

  • 赤外放射

    ちょっと、赤外放射の説明についてわからないところがあります。 大気や地表は、その温度に応じて赤外線を放射して熱を失う。大気中の水蒸気・雲や二酸化炭素は、波長の短い可視光線や紫外線はそのまま通すが、波長意の長い赤外線はよく吸収する性質をもっている。そのため、地表から赤外放射として失われる熱エネルギーは、太陽放射の約120%であるが・・・ 120%っていうのが、納得いかないのです。どうして100%を超えることができるんでしょうか?太陽放射以上の赤外放射が、どうして可能なんでしょうか?

  • 森林の保全と二酸化炭素

    炭素の保存という角度から森林を見ると、森林の抱える植物の質量は、炭素の量に比例し、それは、光合成による二酸化炭素の吸収量に比例する。 しかし、一方、植物は呼吸により二酸化炭素を排出し、また腐敗、火災による燃焼、酸化により、二酸化炭素を空中に放出します。 つまり、森林の抱える植物の質量が一定であれば、森林の吸収する二酸化炭素と森林から出る二酸化炭素の量は一定だということになります。 この理論は正しいのでしょうか。つまり、森林の存在そのものは、過去に二酸化炭素は吸収したが、今後森林の規模が一定であれば、森林の存在そのものは、二酸化炭素の減少には寄与しないことになります。 森林を伐採して、植物のない土地に変えた場合、伐採した植物の相当量の二酸化炭素が将来増える。ということでいいのでしょうか。 この場合、世界の全ての植物を伐採し、地球を禿山にしたと仮定すると、どれだけのパーセントの二酸化炭素が増加するのでしょうか。 現実にはありえないことで、考えたくありませんが、ひとつの理論的叩き台として把握しておきたいと思います。

  • 砂漠化の進行で地球温暖化が防げるのでは?

    砂漠化の進行で地球温暖化が防げるのでは? 素人ですが地球温暖化に関心をもっています。環境に詳しい方教えて下さい。 森林伐採やひつじの放牧で砂漠化が進行しています。 砂漠化が進行すると、太陽光線を反射する割合が高くなるので地球温暖化の防止になると思うのですが? (砂漠化は悪であり、地球温暖化は抜本的対策が必要ということは理解しています。)

  • 酸素はなぜ温室効果を示さないのか。

    「二酸化炭素は温室効果を示すのに、なぜ酸素は温室効果を示さないのか」という質問に対し、どう答えればいいのでしょうか。 二酸化炭素は赤外線を吸収・放射するけど、酸素は全く吸収しないのでしょうか? 分かる方回答お願いします。

  • 太陽は燃えていますよね

    それなら酸素があって、燃えることで発生した水と二酸化炭素もありますよね? それなら、もし燃えていない太陽とおなじ環境の星ができたら地球のような生き物が出てきたりするのでしょうか。

  • 地球放射と黒体放射の関係?

     黒体放射について、教えてください。  まさに黒体ならば、温度だけの関数として放射強度も決まるのでしょうが、一般的な物質では、絶対的な放射強度は素材の密度や物性に強く依存するような気がするのですが?  そもそも、興味の発端は、地球放射です。いわゆる窓領域は、地表温度である300K弱の黒体放射に相当する強さの赤外線が宇宙に出ており、二酸化炭素の吸収帯では、圏界面の220Kの黒体放射に相当する強さの赤外線が出ていると思います。  しかし、地表と大気では、密度など物理特性がまったく違うのに、それぞれの温度に相当する黒体放射の赤外線が出るというのは、どのような理屈なのでしょうか?  また、成層圏では、二酸化炭素の上昇に伴って、温度が下がると思われますが、この場合は、温度が下がっても放射強度は変わらないと思われます。赤外線を出して冷える要因である二酸化炭素の増加で、成層圏の温度が下がっても、そこから出る赤外線の強さの総量が変わらない場合、実際に温度が下がっても、放射強度に相当する黒体放射の温度は変わらないということは、おかしくないのでしょうか?、  そもそも黒体放射の概念を私が正しく理解していないために、混乱している気がするのですが、教えていただけましたら幸いです。

  • 全ての森林を伐採するとどうなりますか。

    陸上生態系の有機物量は炭素換算で2050Gt 陸上生態系に存在する有機物量の約2/3を森林生態系が占めています。 地球規模で大気中に存在するCO2量は、炭素換算で750ギガトン 炭素換算で1000Gtの植物を全て伐採して、製材所の保管庫に完全保存すると、伐採した土地に約25年かかって森林が再形成されます。すると、毎年大気中から炭素換算で40Gtの二酸化炭素を吸収する。すると、19年で空気中の二酸化炭素は0となり、新たな危機が到来すると思います。 この理論は仮説ですが、正しいでしょうか。 また、二酸化炭素のない大気では何が起こるのか想像もつきません。どうなるのか教えてください。 ※ データは次のサイトから取りました。 1.地球規模の炭素循環と森林 http://www-cger2.nies.go.jp/warm/flux/flux.html

  • 二酸化炭素が熱を吸収するって?

    地球温暖化の原因である温室効果ガスが熱を吸収し、再び放射するとはどういうことですか?二酸化炭素は地表から発せられる赤外線を吸収するとは、どういうことですか?