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哲学とは?
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「哲学する」というのは、人にとって「その存在が自明なもの」に問いを立てることだと思います。 科学と比較すると、 科学では、人の自然な感覚で感じることができるもの(土、水、火、花、動物など)と、そうでないもの(細菌、遺伝子、遠くの星、素粒子など)の両方が研究対象です。両者に共通なことは、それが観測されうること。ただし、後者の方は、なんらかの器具を使って観測されるまでは、その存在が明らかでないので、対象となりづらい(理論オンリーなら有りえるが)。それゆえ、対象となるかどうかは観測能力によるところがある。 一方、哲学では、 例えば、「私の存在とは何か」という問いがある。「私は存在しているか」とは問わない。なぜなら、問いを発している人にとって「私の存在」が、自明だから。それを自明とするのは、個人の感覚です。普通、この個人の感覚というのは、あいまいな部分があるのですが(あの子はかわいいとか、この林檎は美味しいとか)、それでも、同じ「人間」として共通なものもある。それが、「私の存在」、「言葉の存在」、「価値の存在」、「倫理の存在」などです。これらの「存在」が多くの人に感じられるのは、それが「生きる」ということに重要な「存在」だからです。 それゆえ、言い換えれば、 「哲学する」というのは、生きるために根源的に必要な「存在」に問いを立てることだと思います。
その他の回答 (8)
存在の意味そのものだと思う.
- apple-man
- ベストアンサー率31% (923/2913)
ここGooは正に哲学の場ではないでしょうか? 誰かが、これこれとは何ですか? と問い掛けると 別な誰かが、 こうじゃないですか。 とか、 こうですよ。 と答える。 ここ哲学のカテもそうですが、 他のいくつかのカテでも、答えを 投稿しようとすると、<注意>が 出てきます。 ~は、ひとつの答えに結びつくことの難しいテーマです。 そ、そんな難しいテーマにみんな 答えているのですね!!! 探していた答えは足元にあると いういい例じゃないでしょうか。 ここが哲学の場です。
- mattew
- ベストアンサー率22% (17/75)
私的には、今の時代は哲学が衰退していて悲しいと思っています。 私は人間は皆、哲学者であると思っています。しかし、現代は人間が哲学するにはあまりに余裕がない。哲学することは、はっきりいって無駄です。 しかし、その無駄や遊びの中には貴重なものが埋もれていると思うのです。なので、無駄なことをみんなが考えられるようになるといいな、それが理想の哲学の姿なんだけどな、と思いつつ哲学する日々です。 私が勉強する上では、哲学は学問の総元締めをしている親玉のようなイメージを持っています。哲学なくして学問なしです。
- decidrophob
- ベストアンサー率38% (26/67)
質問の仕方が面白いですが、 まさしく現在の日本の哲学界の閉塞感をあらわしていると思います。 欧米ならば、そういう質問はでないでしょう。 つまり、学会の哲学が信用されていて、 素人に哲学とは本来どうあるべきか?なんて意見募集するなんて意味がなさそうだからです。 という風に考えたので、当初は答えるつもりありませんでしたが、 答えることにしました。 哲学とは、 「哲学する」ことが基本になります。 日本の哲学科は、むしろテクスト解析の評論家みたいな感じで、必ずしも哲学していないというイメージは結構正しいと思います。 では、哲学する っていうのは、どういうことでしょうか? 詳しくは、http://plus.naver.co.jp/browse/db_detail.php?dir_id=110503&docid=22131 を参照してほしいんだけど、 要は、「なんで?」 って問いかけることです。 で、素人が「科学する」のもそれで良いように、 素人が哲学する場合は、独りよがりでも良いから、 自分で考えれば良いです。 プロの場合は、 科学と同様に、 自分の頭だけで考えても高が知れるので、 過去の圧倒的な知的遺産をうまく使って考えることになります。
- U-more
- ベストアンサー率30% (81/266)
哲学とはその人の考え方や行動そのものだと思います。 どのような考え方をし、どのような行動をして、 生活していけば最大の幸福を得られるか、 それを探求していくことが哲学だと思います。 No.3の方が言われているように、 職業として哲学にかかわっている人がみな哲学者であるとは限りません。 普通のサラリーマンや、OLや主婦の中にも 立派な哲学者はいるでしょう。 見方さえ変えれば、大抵の物や出来事は、 人生をよりよく生きていくための勉強になると思います。 たとえば、哲学書を読むだけが哲学の勉強ではありません。 経済や法律などの社会科学書でも小説でもエンターテーメントものでも何でも、 読んだ人が何かを感じ取って考え方や行動など 生き方にプラスになることが得られれば、それは立派な哲学です。 教養もただ知っているだけというのではなく、 さまざまな分野の考え方を参考に活かすことが出来れば、 単なる話のネタで終わることはないでしょう。 深い教養を身につけ柔軟な思考力でもって 悩み事を解決する糸口を見つける、それも哲学する事の効用だと思います。 また、自分の失敗したと思える事や、 他人のいやな部分(行動や性格)なども、 反省したり、反面教師として、 何かを学び取って次の経験に活かせば貴重な勉強となります。
- o-sai
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哲学に詳しい人、哲学を専攻した人、というのは 哲学の歴史や哲学用語に詳しいだけで哲学者ではありません。 哲学学者ですね。 どう生きたら合理的か、何を生きる為の善悪の基準とするか、 世界や宇宙や人の歴史や習性や、そういった科学的な最新の情報から「生きることの意味」を自分に問うのが哲学です。 だからこう生きるべきです、と他人に伝えようとすれば宗教になりますし、 宗教としてそれを社会的に具現化しようとすれば政治を志向します。 ですから哲学とはそれらの大本ですし、 一人一人が生きる意味を考えることです。 大学教授より地味に生きて死んでいく労働者のなかに 真の哲学者がいるかもしれません。 「デカンショー、デカンショーで三年過~ご~し~♪」 と唄われるように(デカルト・カント・ショーペンハウアーの意味)、 一般的には青春時代に男が悩むことが多いようです。 哲学本を読み漁り、仏教や共産原理主義も含めての宗教をさまよったり、 こういった人生を想う時期に哲学者になります。 社会に出て仕事と家庭に追われるうちにいつしか忘れてしまいますが。 で、ふと自分探しの旅にでてみよう、なんて時が哲学の復活でしょうか。
- AbCd98521Dreame
- ベストアンサー率25% (6/24)
自分的に哲学とは…、 「永遠なる悩み」であるべきだと考えています。しかも、人間関係とかの「悩み」ではなく、生きるために必要だというような知恵でもなく、ただ「悩み」である、そういうものであるべきだと考えています。 例えば、「死んだらどうなるか?」という問いは、人間関係などからは絶対に生まれません。生きるために必要な知恵でもありません。しかも答えは出ません。「永遠なる悩み」です。 「どうすれば、人間関係を円滑に出来るか」という問いは生きるために必要な知恵だと思うので、自分は哲学ではないと考えます。
- minazo
- ベストアンサー率42% (285/677)
哲学も最近では世の中への影響力がまったくなくなっているように思います。その傾向は、実存主義哲学の頃から起こっているように思いますが、いかがでしょうか。 したがって哲学のあるべき姿としては、世界のオピニオン・リーダーたりえる思想を確立してほしいと思います。
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