• ベストアンサー

グリム童話「本当は」なぜ怖いの?

noname#25358の回答

noname#25358
noname#25358
回答No.6

> という質問はアリでしょうか? ありです(笑)  一昔前の話でいう「口裂け女伝説」に類する「子供の噂」には、人を怖がらせる以外、何の意味もありません。  ここで「意図」や「役割」という言葉を使ってしまうと、「最初に考えた奴は、人を怖がらせることが好きだった」とか、「ある母親が、経済的理由から子供を塾通いさせたくなかったため」といったような、いかにもな結論を出さざるをえないわけです。  こないだ某局の某番組が、この後者の説を真実として説いているのにはさすがに笑いましたが(笑)  しかしこの根底にあるのは、まあ、これもよく言われるように、「人間の持つ恐怖を拒絶する一方で、同時に楽しもうとする心理」があげられるかと思います。  人間は死やその他自分を害する恐れのある物に対する恐怖を持つ一方で、「怖い物見たさ」という真理も持っているわけです。  俺なんかに言わせれば、ジェットコースターに乗るなんざ、まさに「シャレになってない」わけですが、たいていの人にとっては「可能性としての危険」という、楽しいものであるように、やっぱりこの手の「怖い童話」も、「安全だと分かっていてもやっぱり怖い」的な、恐怖を楽しむ雰囲気があるところがあります。もちろん、聞いた本人は決して楽しんでいるつもりはないんですけどね。  そういった意味でこの手の話にあえて「役割」を与えるならば、それは「その話のエンターテイメント性による」ということになるわけです。  もっとも、こう言うとおそらく次に出てくるであろう、「なぜ人は怖い物を見たがるのか」という質問に対しては、面白くもない持論といったようなもの(死の恐怖に対する準備心理など)を展開せざるを得ないので、遠慮させていただきます(笑)

noname#155689
質問者

お礼

どうもありがとうございます。 私も子供の頃は、恐怖を楽しんでいたと思います。 スリルライドは今でも大好きですし。 大人になって、死の恐怖に対する準備心理なのかどうかは分かりませんが 例えば「回路」「A.I.」などの映画の恐さの中に漂う終末感のようなものが 一種の癒しに感じられたりします。

関連するQ&A

  • グリム童話「本当は」なぜ怖いの?

    文学カテゴリーにも同じ質問をしたんですが 童話とは「子供の教育を目的とした教訓」だと教わりました。 これの正否はさておき 童話の原型は結構、残酷だったり淫靡だったりします。 子供の恐怖心を煽る「怖い童話」の意図や役割を教えて下さい。 文学のカテゴリーでは主に童話の成り立ちを視点とした 答えを頂いているようです。 子供に与える効用・効果みたいな視点はありますでしょうか?

  • なぜ、童話って案外残虐だったり暴力的だったりする?

    子供に聞かせる話なのに、なんだか暴力的だなーと思う話や、残虐だなーって話がかなり多いです。 かちかち山は、狸も兎も、どっちもどっちでやってる事が残虐だぞ、と思いました。 桃太郎は、鬼がどう悪いのかきちんと触れられないまま、一方的に鬼が島に桃太郎が押し入り、宝物を強奪してきている訳で、悪いのってどっちなの?って気がします。 赤い靴、なんて、子供が聞いたら泣くぞっていう様な話です(自分もあれは限度を超えとるぞと思いました。これなんて自分の中で、特に子供に聞かせたくない話ワースト1です)。 さるかに合戦も、暴力的でずるい猿に対して、かにの一団が暴力でもって復讐する話な訳です。 浦島太郎なんて、なんで亀を助けたら、浦島太郎があんな踏んだり蹴ったりな目に遭わされてるのか、全然理解出来ません。 赤ずきんちゃん、オオカミと七匹の子やぎも、騙して食らうオオカミに、ハサミで寝てるオオカミの腹を生きたまま切り開く、猟師だの母ヤギだの、なにかととんでもない事ばかりやってくれます。 描写もとても生々しくて、こんなの子供に聞かせていいの?と思いました。 なんだか、童話ってシャレになってない話が多いと感じました。 どうして、童話って子供に聞かせるような話なのに、何かと残虐な所や、暴力的な所が多いのでしょうか?

  • 本当は怖いグリム童話

    本当は怖いグリム童話シリーズの漫画版を読みました。 漫画のタイトルは(文庫シリーズ)ぶんか社の  「まんがグリム童話~性の調教~」 です。 一般的な「シンデレラ」ではシンデレラは純粋で最後は王子と結婚しハッピーエンド。それで物語が終了ですよね。 ですが、上の漫画ではシンデレラは奸智に長けた才女で、王子と結ばれるために姉の恋人をたぶらかしたり、王子と結婚した後自身をいじめてきた姉2人と母の片目を潰し国外追放したり、後には無能な王子を捨て侯爵夫人になっていたりします。姉はガラスの靴を無理やり履くため足を削ったりと血まで飛び交う、物語「シンデレラ」は実は凄惨な物語で、シンデレラは実際は腹黒い女だったように書かれています。 その他「文福茶釜」では恩返しをした狐が、漫画では、物語は狐など全く登場せず、実は育てられた女の子が娼婦をして色々な所に売られ、恩人の妻の薬代を稼ぎ、事故で目が見えなくなり、再会する間際に死んでしまうというストーリーになっています。 これらは実際は漫画の方が正しいのでしょうか??どなたかお知りの方お教えください。m(__)m 数年前に「本当は怖いグリム童話」シリーズが話題になったので、本作の描写は本当なのではないかと思ってしまいます。そうだとしたら自分が教えられてきた昔話が根底から覆されることになり新鮮です。

  • 「本当は恐ろしいグリム童話」について

    この本は作者の創造が入ってるのですが、原作のものと大きく展開がずれたりしているのですか?

  • 「本当はおそろしいグリム童話」について

    「本当はおそろしいグリム童話(2)」 というのを図書館で借りて読んでいました。 ところでこの本の中の物語は作者の創作なのですか? 単にグリム童話を下敷きにしているだけで作者の創作部分が多いのでしょうか? それともいろんな研究によって明らかになった話の内情(?)を広げて書き足したのでしょうか? 私はてっきり何度も改定されたグリム童話の原典の話かと思ったのですが。

  • 本当は怖いグリム童話

    本当は怖いグリム童話の1冊の値段を教えてください 3冊買ったときの値段を教えてください

  • 本当は恐ろしいグリム童話って…

    この本は本当に「本当の話」なんでしょうか? ちょっと遅れてますが友達から「面白いらしい」と聞いて 読んでみようと思ったのですが、本当に本当なのかなと思って。 読んだことある方は感想をお聞かせ願います。

  • こどもが、死の恐怖に気づき、どうしたら良いでしょう

    こどもが、死の恐怖に気づき、どうしたら良いでしょうという質問をよく見かけます。 どうしても違和感がぬぐえせん。 自分で産むことで、 しかも、大人ですから、そのこどもがいずれ死ぬことがわかりながら、 生と、残酷にも死を与えたておきながら、 的確な質問がくると動揺する。回答に困る。 あげくには、嘘でごまかして、その場だけをとりつくろう。 なぜ、このような無責任なことができるのか? かきぶりが、キツイかもしれませんが、こづくりを悩んでいます。 自分が、しょうじき、死の恐怖を克服できていない。 自分にやられていやなことは、他人にしてはならんと教えられました。

  • ”本当は怖い日本昔話し”について。

    何時もお世話になってます。まず、カテゴリーが間違っていたらご指摘願います。 さて、今皆さんの質問をざっと読んでいたら、この様な質問/回答に辿り着きました。 http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=1964236 (リンクが使えなかった場合の説明:カチカチ山にはどうやら二パターンある様で、一つはタヌキがおばあさんを殴り殺し、最後はウサギによって泥舟にのせられ沈んでしまうという内容のもので、もう一つは、おばあさんは殴られるけどケガしただけで死なない。さらにタヌキも最後は泥舟に乗せられるけど、反省した所でウサギに助けられお爺さんの所へ行き謝って家の手伝いをするという内容のもの) アンデルセン童話や、グリム童話等も、子供用の話しと原作ではかなり違いがあると聞き、原作が集められた本を見つけたのですが、日本昔話の原作を集めた様な本は売られているのでしょうか?(桃太郎や、かちかち山など有名なタイトルの物語以外でも、原作があまりにも残酷なので子供用にアレンジしたと言う物語は沢山あると思いますが、一つ一つ別々の本になってしまっているとタイトル自体を思い出せない私には購入も出来ません)あれば購入したいと思っております。

  • グリム童話

    白雪姫は昔話に入りますか? 調べると一応世界の昔話と出てくるのですが