• ベストアンサー

土葬について

戦争や大災害時に、火葬が間に合わずやむなく土葬にする、と言ったことはありえますか? また、人を土葬した場合、その土地が腐って使えなくなったり、人を分解する過程で汚染物質が発生したり、分解するべきものに対して分解を担う微生物に負担がかかり死滅してしまう、といったようなことはありえるのでしょうか? もしよろしければ回答お願いしたいです。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • aliceaki
  • ベストアンサー率64% (34/53)
回答No.2

はい、戦争や大災害時に、火葬が間に合わずやむなく土葬にする、ということはあります。 戦争や大災害では、多くの人が亡くなり、火葬場がパンクしたり、燃料や電力が不足したりして、火葬が間に合わなくなることがあります。また、戦場や被災地では、遺体を運ぶための交通手段や、遺体を安置する場所も不足するため、土葬にせざるを得ない状況になることもあります。 実際に、第二次世界大戦中の日本では、空襲や原爆投下によって多くの人が亡くなり、火葬が間に合わなかったため、土葬が行われたと言われています。また、東日本大震災や熊本地震などの大災害でも、土葬が行われました。 人を土葬した場合、その土地が腐って使えなくなったり、人を分解する過程で汚染物質が発生したり、分解するべきものに対して分解を担う微生物に負担がかかり死滅してしまう、といったことは、理論的にはありえます。 しかし、実際には、土葬によって土壌が腐ったり、汚染物質が発生したりする可能性は、それほど高くありません。 土壌は、微生物や根などによって常に分解と生成を繰り返しています。そのため、遺体が土中に埋められても、すぐに土壌が腐ってしまうことはありません。また、遺体は、土壌中の微生物によって分解されます。この分解過程で、一部の物質は二酸化炭素や水などの無害な物質に変化しますが、一部の物質は汚染物質として残る可能性があります。しかし、これらの汚染物質は、通常は微量であり、土壌の浄化作用によって分解されていきます。 ただし、遺体の量が多い場合や、遺体が有害物質に汚染されている場合などには、土壌への影響が懸念されます。また、土葬を行う場所の土壌の性質によっては、土壌への影響が大きく出る可能性があります。 そのため、土葬を行う際には、遺体の量や遺体の汚染状態、土壌の性質などを考慮して、適切な場所と方法を選ぶ必要があります。

konoe2525
質問者

お礼

なるほど、微生物は思った以上に逞しいのですね。とても詳しく説明していただき、納得がいきました。丁寧に回答していただいてとても感謝しています。

その他の回答 (1)

  • 69015802
  • ベストアンサー率29% (370/1252)
回答No.1

田舎では40年ぐらい前まではほとんど土葬でした。都市部では土葬するスペースが墓地にないので火葬への移行は早かったようですね。 言ってしまえば動物の死骸ですから環境影響はないと思いますよ。海外では土葬のほうが圧倒的に多く、日本は都市部に人口集中していて土葬するスペースがないので火葬しているだけじゃないかな。

konoe2525
質問者

お礼

なるほど、やはり日本の狭さも関係しているのですね。丁寧に海外のことも教えていただき、ありがとうございます!

関連するQ&A

  • 土葬は非常識か

    土葬は非常識 被災地からの要望としてこのような訴えがありました。 ↓読売テレビのHPから動画で閲覧可能です。 http://www.ytv.co.jp/miyaneya/information/bn/0322/index.html 「ぜひ国会の方に聞いていただきたいと思います。 私たち、いま大変苦労しています。 いまどき、土葬というのがあっていいのでしょうか!! それくらいの人(大人数)が亡くなっています。 国のほうでいろんなモノを削ってでもなんとかしてほしい。 これは私たちみんなの願いです!」  私は宗教や葬式に疎いので土葬と火葬の違いがわからないのですが(もちろん、火葬=荼毘に付して骨壷に収めて墓に入れる。土葬=遺体を焼かずに土に埋めて埋葬する ぐらいの違いは知っていますが)、土葬というのはそれほどまでにおかしいのでしょうか? 火葬と違ってそれほどまでに死者の尊厳をいたく傷つける手荒な埋葬方法なのでしょうか? 未開の地の埋葬方法なのでしょうか? 「”東北人なんて田舎モノなんだから土葬で構わねえ”、って思ってるだろ、東北を田舎だとなめるな!」という意味なのでしょうか? 食べ物なんかいらないから、国家予算で各家庭に葬式代を分配してほしい、という意味でしょうか? 「みんなの願いです。」と訴えておられますが、まだこの季節だったからよかったものの、これが真夏の災害だったら、火葬を待つ前に土葬をしたほうが衛生面でどれだけ優先順位が上かわかりません。 それともこの方の訴えは 「火葬が間に合わなくて土葬にせざるを得ないぐらいの大人数がなくなった。  国はこれだけの災害を未然に防ぐだけの手立てを講じていたのか?  もし後手に回っていたのであれば、今回の土葬はやむをえないとしても今後はまず最優先で災害対策を中心に国家予算を構築してほしい」 というように「天災から国民を守れず、大人数が死亡したことは人災にも等しい」をが意味だったのでしょうか? よくわからないので教えてください。

  • 西欧の土葬

    このカテが適当か分からないが埋葬に関する疑問2点。 外国映画を見る限り9割以上が土葬です。 (そのくせ遺灰を撒く映画も時々ある) 映画として土葬の方がサマになるのは確かだが、 衛生上の問題や場所の問題で火葬が多いとも。 Q1:現実に(特に西欧で)どの程度の割合で土葬されるか。 映画では、かなり深く大きな穴を堀り立派な棺を埋め 花を投げ入れたりする。 しかし結構墓地好きの僕は海外の墓地も色々見たが 例えば○○家の墓地の一画にそんなに空き地はないが… 日本ほど先祖とかいう意識はないとしても 将来にわたり何人もの子孫を同じ一画に埋葬するとしたら 物理的に土地の確保は不可能では。 Q2:結局、土葬で立派な墓を作るのは由緒ある家や 裕福な人たちで一般市民は火葬が多いのか。 おかしな質問ですが外国での葬儀に詳しい人がいれば…

  • 水路に流れた有機汚染物質を微生物がどのくらい分解するのかという問題

    長さL、深さD、幅Wの水路があり、そこに有機汚染物質を含んだが流量Q[m^3/s^-1]で流れている場合の、水路内の汚染物質濃度分布を把握して、流れ出る汚染物質の量を推定しなさい。という問題で、とりあえず以下のように仮定できるのですが、それをどうつかって推定すればいいかが分からないんです。 <仮定> 1 有機汚染物質は水中の微生物によって分解される 2 微生物が分解する有機汚染物質量は、溶存酸素濃度と有機汚染物質の関数で決まる。 3 微生物は有機物を餌として増殖する 4 水路内は位置によらず流速が一定 5 幅方向には分布は無くてよい 6 有機汚泥は無視してよい 7 流速V=QWDで表せる とりあえず、微生物がどれくらい有機汚染物質を分解するのかという関数と、それによって微生物がどれくらい増殖するのかという関数を使って、長さ方向への有機汚染物質と微生物の量を関数化していけばいいと思うのですが、水の流量や、流速を用いてどのように数式化すればいいのかがわかりません。 誰か分かりやすく教えていただけると幸いです。

  • 宗教ではなく個人の感覚でお答えください。

    今の日本は火葬が99パーセントです。そこで質問です。 日本古来の埋葬方法は土葬です。火葬も古くは700年ほど前にあったみたいですが、ここ40年ぐらいまで土葬が多かったのではないのでしょうか? ここ数十年で、日本の火葬率は世界から見ても異常に高くなっていますよね。ほとんどの国では故人の希望で火葬か土葬を選べるみたいですが、日本で亡くなった人は皆火葬を希望したのでしょうか? (火葬を嫌がった人はいなかったのでしょうか?)Q1 なぜ日本では土葬も火葬も法律で平等に扱われているのにもかかわらず、土葬するのがこんなに困難なのでしょうか?都市以外では土地不足でもなさそうですが。Q2 東日本大震災の時、火葬が追い付かず、土葬にしたケースがありましたが、なぜ遺族の皆様は日本古来の埋葬方法をあんな嫌がったのしょうか?Q3

  • 火葬費用について

    火葬の費用も出せない場合、亡くなった人はどうなるのですか? 費用が無いからといって、土葬してはいけないですよね? 最終的には国が火葬費用を負担するのでしょうか?

  • 環境微生物の参考書について

    なにかお勧めのよいものないでしょうか??具体的には石油などの汚染物質を分解する微生物にはどんな種類のものがいてどんなプロセスで分解されていくのか~など。おおまかにしか表現されていないものしか見つからず(^^;

  • 正直なところどっち?

    正直なところ、3日前まで生きていた人をいとも簡単に骨にしてしまう火葬に賛成ですか? 冷静に考えるとかなり残酷だと思います。火葬=焼却処分、ゴミ扱いですよね・・・ 自分や家族が、と思うと気が狂いそうです。 海外では嫌うひとがやはり多いみたいですね。 土葬も気が進みませんが自然に分解されてゆっくり自然に帰っていくので火葬よりかはマシです。

  • バイオスティミュレ-ション

     生分解性ポリマ-を用いたバイオレメディエ-ション による土壌浄化についての質問いたします。  生分解性ポリマ-を汚染土壌(VOC汚染)に埋めると 汚染土壌が浄化されるそうですが、このポリマ-を 水素供与体 HRC(Hydrogen Release Compound)、あるいは炭素源と呼ぶと、あるサイトに書いてありました。するとこの場合の微生物の役目としては、単にポリマ-を生分解しただけなのでしょうか?  VOCなどの浄化機構は、ポリマ-の生分解により発生した水素による化学反応(還元とか)による分解のみなのでしょうか? 微生物は直接関与しないですか?  VOC汚染土壌の浄化における微生物の働きについて 詳しい方、ご教授ください。  よろしくお願いいたします。

  • 「人は死んだら土へ還る」とは

    「人は死んだら土へ還る」とはどういう意味でしょうか? 土葬が一般的な時代にできた言葉でしょうか? 現在の火葬でも 「土へ還る」と表現しますか? よければご回答下さい。

  • 排水のBOD測定について

    排水のBOD測定について BODの測定について、教科書を読んでいてわからないところがあったのですが、 BODは、河川に用いられて、「水中の汚染源となりうる物質が生化学的に酸化されるために消費する酸素量」のことだと思うのですが、 下水などの排水に用いられると書いてありました。 排水には、好気性微生物がいて、有機化合物を分解できる、という意味でしょうか。 それとも、排水を河川に流したときの話で、排水が河川に存在する好気性微生物によって 分解されるということでしょうか。 基本的な質問ですいません。BODについて、よく理解していないので・・・ どなたかご存知の方がいらっしゃいましたら、ご回答よろしくお願いします。