最近軍事SFアニメが減った件について

質問

何故アニメを作る側も観る側もガンダムSEEDやコードギアスや戦闘妖精雪風やマクロスのようなかっこいい兵器が戦争するアニメに興味ないのですか？

回答No.2

nephyrs · ベストアンサー

先ず作る側の事情からいうと、単純に予算が組めないからだと思います。

この２０年程でネットやスマホが爆発的に普及し、視聴者のテレビ離れや趣味の多様化が急速に進行しました。
よってスポンサーも容易には付かなくなり、放送枠や製作スタジオの確保も困難になってきたのだと思います。

また、延々と打ち続く不景気も大きな要因でしょうね。

特にガンダムの様な、作画はもちろん舞台設定や考証にも膨大な製作工程を必要とする軍事SF作品は、映像関連だけでは基本的に採算が取れません。

主な収益源はプラモデルの販売益です。初回放映は不振で予定話数を短縮された初代ガンダムが盛り返せたのも、ガンプラが売れに売れたたのが最大の動因です。

ですが、政府の愚作で賃金が上がらず、税金や社会保障の負担ばかり増える中、労働者が趣味に避けるお金はどんどん少なくなり、ガンプラ市場も縮小を余儀なくされてきたのだと思います。

肝心要の収益の柱が揺らぐ世相では、ガッツリ予算を組んで新たなTVシリーズを放映するリスクは負えないとの経営判断が、やはりあるに違いありません。

水星の魔女も、限定された宇宙コロニーを主な舞台にすることで、地球全土を舞台にすることの製作、作画負担の大幅な軽減を図っていますし、１０年以上音沙汰の無かったSEED の劇場版が発表されたことも、実績のあるタイトルで手堅く稼ぎたいという利益判断が明らかです。

見る側の事情では、冒頭にも書きましたが、隙間時間をスマホが奪ってしまった為でしょう。

濃厚、緻密に練り上げられたストーリー作品は、視聴するのに時間も集中力も必要とします。
決して興味を失った訳でも無いでしょうが、SNSやソーシャルゲーム、動画視聴等に気をとられて、じっくり一つのコンテンツと向き合おうとしない人間が増えてきてしまったのです。

目先の利益と刹那的な快楽だけを追求しようとする世の中で、本来の価値あるモノが淘汰されてしまうのは本当に悲しいですよね。

因みに、ガンダム水星の魔女は、少女革命ウテナという作品の監督が、同作品を下敷きに書いた、その発展型のストーリーだそうですね。

私はウテナは全く知りませんが、水星の魔女のストーリー展開自体は、序盤の本当に普通の何気無い(電波過ぎる？)日常から、後半の容赦のない過酷な戦争の運命へと、まだ幼い登場人物達を一気に落とし込むコントラストの対比が見事で、主要キャラのみならず、脇役や末端寄りのキャラの思考や心情、精神的葛藤や成長までしっかり描けている、非常に丁寧な作りの良作だと感じました。

舞台背景の設定も決して薄くはなく、視聴者の考証の余地は充分にあり、あの話数の中でここまで作り込むのは、大変な手間を要したと思いますね。

MSは、スレッタの最終機体キャリバーンと、強化人間の娘が乗る緑のガンダムが特にお気に入りです。

またダブルオーの様な、物量共にガッツリ系のガンダムも見たいですが、これはこれで大変満足できましたね。

回答No.4

薫子（@kao-ruko）

かっこいい兵器より
かわいい少女の方が
需要があるからです。

回答No.3

SPROCKETER

視聴率が落ちる事件が増えた結果でしょうね。ウクライナ戦争が始まってからというもの、軍事オタクが夢中になる最新鋭兵器が雨後の筍にように戦場に投入され、連日連夜、ニュースや報道特集で放送されるので、アニメなんて見る必要が無くなりましたし、ハマスとイスラエルの軍事衝突で、戦争の悲惨を極める現状が放送され、アニメのような能天気なお話は見るに堪えなくなったからでしょう。

アニメのフィクションよりもニュース報道の現実の方が関心を呼ぶのは当然の事です。戦争を良く知らない人でもわかるように、塹壕戦の現実、精密誘導ミサイル、ドローン兵器、最新鋭戦車、装甲戦闘車など、今までに見た事が無かった最新兵器の実験場になっているので、アニメを見る人がいなくなるのはわかります。現代戦はロボット兵器のオンパレードになりましたね。戦争もずいぶん変わったものです。

回答No.1

eroero4649

そらまあウクライナ戦争からこっち、そんな戦争を賛美しているといわれかねない作品を大っぴらにやることはできんですね。