• ベストアンサー

権力と、自由と平等と

昨今の、令和SNS一揆を見ていて思ったのですが、要は書き込んでいる人たちの意見を要約すると、「自由」と「平等」が叫ばれています。 私の記憶が確かなら、自由はローマの時代から叫ばれ、平等はフランス革命あたりから叫ばれていたような気がします。 自由と平等という矛盾に古今東西に取り組んできたわけです。 それで思うが、自由も平等も、国家権力や資本家の権力というものがあってはじめて叫ばれるものですよね? この、権力と、自由と平等との関係性についてなにか思うところ有りましたらお聞かせ頂けないでしょうか?

noname#258364
noname#258364
  • 歴史
  • 回答数5
  • ありがとう数5

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • eroero4649
  • ベストアンサー率31% (10479/32964)
回答No.3

>自由はローマの時代から叫ばれ、平等はフランス革命あたりから叫ばれていたような気がします。 ローマ人が考えた「自由」と、現代人の我々が思う「自由」はだいぶニュアンスが違いますし、フランス革命で掲げられた「平等」も現代人の我々とはかなり意味が違います。 平等に関しては、「機会の平等」を求めるかそれとも「結果の平等」を求めるかという根本的な違いがあります。 機会の平等を求めたら、その人が若かろうが老いていようが、男性だろうが女性だろうが、その国で生まれた人だろうが外国人だろうが等しくチャンスが与えられることになりますから、ある人たちから不平等に感じます。俺達の仕事が外国人にとられる、みたいなね。でも考えてみれば、日本語しか話せない人と日本語とどこかの国の言葉が話せて同じ能力がある人だったら、複数の言葉に通じている人のほうを雇いたいですよね。その「結果」は不平等です。 もし結果の平等を選ぶなら、それはとっても不平等になります。コロナの給付金がその典型でしたね。あれは当初、コロナで収入が減ってしまった人を対象に給付されるはずでした。ところが「お金がもらえる人ともらえない人がいるのは不平等だ」という声が高まり、公明党が一律給付金にしないと連立解消も辞さないと一律給付金を強硬に主張したので、一律に10万円が給付されることになりました。 コロナで収入が減った人たちは、本来30万円がもらえたはずが10万円に減りました。10万円と30万円じゃ大違いですよね。一方で、これといってコロナで収入が減ったわけでもない人たちはこの突然に降って湧いた「ボーナス」で何を買おうかとワクワクしたわけです。 本来の「コロナで生活が困窮した人を救済する措置」が、だいぶ方向性が変わってしまいました。これが「結果の平等」です。 ざっくりいうと、機会の平等は能力が優れている人にとって有利なシステムで、結果の平等は能力が低い人が救済されるシステムになっているといえます。資本主義経済は、機会の平等を原則とするシステムですね。

noname#258364
質問者

お礼

大変参考になりました、感謝です

Powered by GRATICA
noname#258364
質問者

補足

私の理解(正式に政治を学んだわけじゃないので、理解ではなく「イメージ」かもしれませんが)では、自由経済にすれば格差が広まり、格差を是正しようとすれば自由が損なわれる。政治のさじ加減も大変なんでしょうね。

その他の回答 (4)

  • nagata2017
  • ベストアンサー率33% (6237/18592)
回答No.5

広島県 安芸高田市の石丸市長さんが最近 you tube で話題になっていますね。

noname#258364
質問者

お礼

中田敦彦の動画観ました。自分の会社と似たような構図があってスッキリしました

Powered by GRATICA
  • nagata2017
  • ベストアンサー率33% (6237/18592)
回答No.4

>「政治家 財産 ランキング」で検索すると、政治家にも1億の壁?みたいなもんがあるんですかね 表向きに見せるラインですね。 財産の名義を本人以外にしておけば 財産を隠すことができます。 政治資金団体の名義にしておけば 財産隠しだけでなく 子孫に相続税 ゼロで引き渡すことができます。安倍晋太郎から安倍晋三にとか。 

noname#258364
質問者

お礼

今の時代、西郷隆盛みたいな人はいないですかね

Powered by GRATICA
  • nagata2017
  • ベストアンサー率33% (6237/18592)
回答No.2

政治家に権力を持たせているのは 政治をスムースに行うことだけに使うことを許している。調査権とか ところが 選挙という手法を使うことで勘違いする輩が増えてくる。 自分は選ばれた者である という勘違い。選ばれた結果権力を与えられたと勘違いして自分のために権力を使う輩。それを支持する利益享受者 それが現在の政界。 政治家とは代議士 代議士の代は 代表の代ではなく 代理人の代。 人口が増えて 自分たちで直接政治をすることが困難になったので 代理人を選んで代わりに政治を担当してもらおう という意味でできたのが現在の選挙というシステムです。 政治家とはただの代理人。

noname#258364
質問者

お礼

「政治家 財産 ランキング」で検索すると、政治家にも1億の壁?みたいなもんがあるんですかね

Powered by GRATICA
  • toka
  • ベストアンサー率51% (1083/2094)
回答No.1

そういうことを言い出す人が出ないよう、過去を省みて専制君主制に戻ることがないよう、また国家が国民に優越することを戒めるために、世界人権宣言で「すべての人間は生れながらにして自由であり、かつ尊厳と権利とについて平等である」とうたっており、また憲法11条で基本的人権は侵すことができない永久の権利であると書かれているのです 。

noname#258364
質問者

お礼

菩薩さまのような人権宣言ですね、自分の凡夫ぶりが恥ずかしいです、おそまつ

Powered by GRATICA

関連するQ&A

  • 市民革命と産業革命

    いつもお世話になっています。 「☆市民革命→自由権・平等権の獲得」 「★産業革命→資本主義経済→貧豊の差が拡大→人間らしい生活を求める声→ワイマール憲法」 の2つなのですがいつも社会の先生がこのようにお書きになられるので良く分かりません。 2つについて解説教えてください。 宜しくお願いいたします。

  • 差別

    マルクス主義悪平等社会主義なのかこの国は差別ができなくなった。 調べると昔は普通に差別があったようだ。お国に協力しないものを非国民とののしったり。 今は何でも個人の自由となり、受け付けないものを黙って敬遠するだけの社会。 日本人自身が異端化して、カルト化し外人を差別する力は弱いだろう。 古今東西、差別とはどんなものなのか、どうやって差別しているのか、 教えてください。

  • 自由主義に関しての質問

    自由を表に出した思想と言っても、「自由主義」や「新自由主義」、「リバタリアニズム」などいろいろな自由思想があります。私も自由思想を重んじるタイプの人間ですが、上に挙げた思想とは違います。そこで2点、例を挙げますので、私の自由思想がどういう自由思想の「ジャンル」になるのか教えてください。 (長文大変失礼致します。) ■例1 たとえば、「新自由主義」者の主張の一つに、「貧困者や弱者がその境遇ゆえの必要な知識の欠如、あるいは当人の責めに帰さない能力の欠損などによって、結果として自由な選択肢を喪失する事を防ぐために、政府による富の再分配や法的規制などを行い、それにより平等を確保すべき。」と言うのがあります。」 しかし、「リバタリアン」は「「徴税」によって富を再分配する行為は公権力による強制的な財産の没収であると主張する。曰く、ビル・ゲイツやマイケル・ジョーダンから税金をたっぷり取り、彼らが努力によって正当に得た報酬を人々へ(勝手に)分配することは、たとえその使い道が生活保護や高齢者医療補助などの道義的に正しいものであったとしても、それは権利の侵害以外の何物でもない。」と言っているようです。 (wikiを参考) 私の思想だと、両方とも自由です。新自由主義者がそのような主張を「自由」の元行うのも自由。リバタリアンがそれは間違っていると主張するのも自由です。つまり自由と自由のぶつかりあいで、もし彼らが「自由」を根拠に否定しあっているならそれこそ、自由の権利の侵害で両者とも矛盾している。と思いきや、それは矛盾していないと言う主張をする。それも自由です。 ■例2 実生活に例えると、男性がが好きな人が出来た場合、その人に恋愛する自由と言う権利がありますが、その異性はそれを拒否すると言う自由の権利があります。多くの男性は、あきらめるか、好きになって貰うように努力しますが、ストーカー化する人もいるでしょう。ストーカー化する事は、私は自由と言う感情の元、許す事は出来ませんが、ストーカーをするのも彼の自由です。そしてその異性が警察に連絡するなどの対応をするのも自由です。私がそのストーカーを見つけたら、それを止めるのも自由。見てみぬフリをするのも自由です。 などなど、このような考え方は、巷で言われる「自由主義」や「新自由主義」、「リバタリアニズム」とは全く違うものです。このような考え方はどのような思想の「ジャンル」になるのでしょうか? もしかして、自由○○思想とか以前に、ここまで来ると放任主義、無関心者、無責任者とかでしょうか。よろしくお願い致します。

  • 帝国は悪魔の国家だとイメージ付けられていますが。

    前略 その手の団体によって、帝国は悪魔の国家である、自由で平等な 国ほど正義である、と言うイメージを作られていると思うのですが、 現在の欧米を見ると、何だかんだで民主主義が良いとか言いながら、 帝国主義を実行している国家体制が現在の欧米では?と、 思うのですが、これってそれらの国民は自己矛盾を感じないので しょうか? 中華人民共和国や東アジアの国々も、何だかんだで共産主義が 良いだのあれこれ言って結局資本主義を取り入れて、帝国主義的な ところが出ていると思うのですが、何で、それでも帝国主義の 国家は悪なんだとそれらの地域の国々は定義付けたいのでしょうか? 大きな矛盾を感じるのですが。 かつて帝国を名乗った日本は実質共産主義国家であり、 格差の少ない社会になっているのに、共産主義や自由や平等を 叫ぶ国ほど、実際には帝国主義的であったりその気があったりする。 すっごい矛盾を感じるのですが、もう、世の中なるようになって、 現状があるのですよね?思うところお教えください、 お願いします。                                          草々

  • 天使が舞い降りて・・・

    「もう少しお金があったらいい暮らしができるのに…」 「今年こそインターハイで入賞したい!」 「早く課長になって、部下を使う仕事がしてみたい」 エトセトラ、エトセトラ。 古今東西、「お金」「名誉」「権力」は変わることなく人々が追い求める現世の利益です。 そこで… ある夜、あなたのところに天使が舞い降りて言いました。 「あなたに以下の条件で幸福をあげましょう。 (1)幸福はポイント制になっており、全部で100ポイント。 (2)あなたはこのポイントを「お金」「名誉」「権力」に分割して受け取れます。何に何ポイント配分するかはあなたの自由です。 (3)特に女性が求めるであろう「美」は「名誉」に分類します。 (4)『私は精神的幸福を何よりも重視するので「お金」「名誉」「権力」どれもいらない』という人はポイント受け取りを断ることもできます。」 さて、あなたはこの申し出に対しどう回答されるでしょう? あさしつかえなければ性別、年齢(○歳台でも結構です)およびそのようにお考えの理由も簡潔にご記載いただければ幸いです。 ご参考までに私の選択は「お金」30p、「名誉」50p、「権力」20pです。見栄っ張りなので貧乏でもよいから「名誉」が最大です。若い頃は権力など無縁と思っていましたが加齢とともにそうでもなくなってきました(男性、50歳です)。 皆様、よろしくお願い申し上げます。

  • 欧州における1848年の歴史的意義(その2)

    世界史論述の問題集を解いていて気になった点があります。 『改訂版 詳説世界史論述問題集』山川出版社 練習問題60での解説では、 革命運動の挫折は、二月革命支持の自由主義者が六月暴動鎮圧後に保守化したことと連動する全ヨーロッパ的な現象だった。 とあります。また、例題66でも同様の記述があります。 そこで疑問なのですが、 本当に、欧州各国の革命運動失敗は自由主義者(産業資本家?)が保守化した事によるのでしょうか? 自由主義者を産業資本家と読み替えられるなら、 イタリア・アイルランド・イタリア・オーストリア・ポーランド・ベルギー・ハンガリーで同じく産業革命が起きていたのでしょうか? イタリア:サルデーニャの統一運動はオーストリアに敗れて失敗。ローマ共和国はローマ教皇の反動で崩壊 アイルランド:(詳細不明...イギリスにより鎮圧とは思うものの) オーストリア:反動勢力の成功を背景に反撃に転じて鎮圧 ポーランド:ロシア・プロイセン・オーストリアの3軍により鎮圧 ベルギー:(詳細不明...一部選挙法改正のみ成功) ハンガリー:オーストリーおよびロシアの介入で失敗 どういう点で自由主義者の行動いかんにより各国の諸運動が失敗したのか分かりません。 (多くは他民族による鎮圧であり自国民による影響とは思えないという点で) 自由主義者という思想家という点で見るなら、 まるで自由主義者という国際的なフィクサーがいたかのような説明に聞こえます。 (ルターが監督主義に変わり農民戦争鎮圧。ルソーとヴォルテールの両名の死亡で啓蒙主義が革命主義に変わった。という事例もあり、思想家の影響は大きいのかもしれませんが。例が見当違いかもしれませんが...) 分からない点は以下の5つです。(複数質問していいのかわかりませんが) 1.自由主義者は産業資本家と読みかえられるのでしょうか? 2.自由主義者(思想家)の協力が得られなかったから失敗したのでしょうか? 3.自由主義者(思想家)が積極的に鎮圧にまわったのでしょうか? 4.「自由主義者が保守化した」というのは全ヨーロッパの各国で具体的にどういう干渉があったのでしょうか? 5.他民族により鎮圧された場合、その”他民族”側の国の自由主義者が鎮圧に協力的だったのでしょうか?(2~4に絡んでしまいますが) みなさんご教授の程よろしくお願い致します。 --- ちなみに『詳説世界史研究』山川出版社(旧版1997年ですが)に「二月革命とその意義」の項目があり、その締めくくりに、 (a)労働者が政治世界に登場、社会変革を志向 (b)産業資本家と労働者が政治経済での対立が深刻化 (c)欧州各国に影響を与え、ナショナリズムや自由主義運動を高揚させた (d)ウィーン体制は完全に崩壊 とあります。 ※『改訂版 詳説世界史論述問題集』山川出版社 ISBN 9784634030398 ※『詳説世界史研究』山川出版社 ISBN 4634034204

  • 自由・平等

    この間「自由と平等は相対立していて、同時に存在することは難しい」と聞いたのですが、どういうことでしょうか?フランス革命などの歴史を見ると「自由と平等」という言葉を掲げて革命を起こしたりしていると思うのですが、それは無理のあることをしようとしていたということなのでしょうか?

  • 自由と平等

    もしかすると。 いずれも、「物理の法則」といったものに、かなり近いのではないでしょうか? 「自由」(といって「デタラメ」をすれば、「デタラメ」)の報いを受けます(平等的に)。 そこから出発するとして、 より「平等」という価値を重く見て、「自由」を制限(的に、見守ることに?)しよう、というのは、 人間の普遍の真理からみて、無理からぬところと思います。 「自由だ」といっても「無責任な自由」でなければ、ご賛同頂けるのではないでしょうか。

  • 自由と平等

    自由と平等は同時に成り立たないということを習いました。今度、現代における具体的な事例を挙げて自由と平等の関係について小論文をかきます。自由を求めると平等がなくなり、平等を求めると自由がなくなることについての事例といったらどういうものがあるでしょうか。あまり実感のないことなのでわかりません。

  • 自由と平等?

    経済についての質問なのですが、 「労働者が売るのは労働力であり、人間性を売る訳ではない。 勤務時間が終わり、会社から出れば社長も労働者も平等な人間と人間の関係である。 すなわち、自由と平等な社会である」 という文章に対してなのですが、この場合、なぜ「自由と平等な関係」に なるのでしょうか? また、「自由と平等の関係」はどうなれば崩れてしまうのでしょうか?