• 締切済み

水中の光速は不変ですか。

水中の光の速度は秒速約24万㎞だそうです。 それはいったん、おいといて。 真空の慣性系では、光速度不変の原理が成り立ちます。すなわち、真空の光速は、光源の速度や観測者の速度によらず、一定(秒速約30万㎞)です。 話を戻します。 何光年もある巨大な水槽を宇宙に浮かべ、その中を光が進んでいるとします。水槽の外(真空)で、水槽に対して静止している観測者からみると、水槽の中の光は秒速24万㎞だと思います。 では、観測者が光が進む方向と同じ方向に(水槽に対して)秒速24万㎞で運動した場合、観測者にとって水中の光の速度は、どうなりますか。 また、 水槽が観測者から(光が進む方向と逆向きに)秒速24万㎞で遠ざかる場合、観測者にとって水中の光の速さは、どうなりますか。

みんなの回答

  • veryyoung
  • ベストアンサー率75% (65/86)
回答No.3

水槽の系を K1、観測者の系を K0 としましょう。 K1 は k0 内で v0 で運動している。K1 にとって v1 で進む何かがある。当該例では水中の光ですが、それを特別扱いする必要はないでしょう。単に速度の加法測に従えば良いように思います。 v = ( v1 + V0 ) / ( 1 + v0 v1 / c^2 ) >観測者が光が進む方向と同じ方向に(水槽に対して)秒速24万㎞で運動した場合 v1 = 24万、v0 = -24万 を代入し、v = 零 >水槽が観測者から(光が進む方向と逆向きに)秒速24万㎞で遠ざかる場合 v1 = 24万、v0 = 24万 を代入し、v = 29万3千 v0、v1 を含め合成速度 v の絶対値が c を超えないような制約を受けているだけです。 検証として、古くは「フィゾーの実験」と呼ばれるものがあります。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A3%E3%82%BE%E3%83%BC%E3%81%AE%E5%AE%9F%E9%A8%93

  • chie65535
  • ベストアンサー率43% (8518/19364)
回答No.2

因みに。 「高速で移動すると時間の進みが遅くなる」のを「ウラシマ効果」と呼びます。 詳しくは「ウラシマ効果」で検索して下さい。

715714797
質問者

補足

>因みに。 ちなみに、相対性理論の基本的なことは知っています。 水中の光の速さのことをお聞きしています。

  • chie65535
  • ベストアンサー率43% (8518/19364)
回答No.1

>では、観測者が光が進む方向と同じ方向に(水槽に対して)秒速24万㎞で運動した場合、観測者にとって水中の光の速度は、どうなりますか。 >水槽が観測者から(光が進む方向と逆向きに)秒速24万㎞で遠ざかる場合、観測者にとって水中の光の速さは、どうなりますか。 どちらの場合も、光の速度は変わりません。が、時間の進み方が変わります。 光速度不変とは「移動する事によって、光に近付いたり、光から遠ざかっても、それに合わせ、相対的な時間の進み方も変わるので、観測者にとっての光の(見た目の)速度は変わらない」という説です。 この説では「速度が光速に等しくなると、時間が停止する計算になってしまう」ので「物体の移動速度は光速を超えられない」事になっています。

715714797
質問者

補足

>どちらの場合も、光の速度は変わりません。 どちらの場合も、水中の光の速度は秒速24万㎞ということですか。

関連するQ&A

  • 「光速度不変」は本当に可能か?

    特殊相対性理論の2大前提の一つである「光速度普遍の原理」は、「いかなる慣性系から見ても光速は常に一定である」と主張するものですが、次のような思考実験から、これは不可能であるように思われます。 動いている電車の中に、光源と、その光源を挟んで電車の進行方向とその反対方向に等距離の地点に、光を検知するセンサーがあります。電車の中にいる人には、光源から両方向に出た光は同時に2つのセンサーに感知され、一方、電車の外で線路に対して静止している人から見れば、光源の後ろ側にあるセンサーの方が先に光を感知します。さて、この2つのセンサーが同時に光を感知したときだけ電車が停止するような装置が搭載されているとします。この場合、中の人にとっては電車は停止し、外で見ている人にとっては停止することなく走り続けることになります。これは現実にはあり得ません。 光速度を不変とする限り、上記の矛盾は回避不可能であり、「光速度不変の原理」は誤りであることが、この思考実験だけで完全に証明されていることにならないでしょうか。この原理の矛盾を暴露する方法は他にもありますが、このように「光速度不変」が矛盾をはらんでいることについて、皆さんはどのように思われますか? 特に、相対性理論の専門家の方々にお尋ねしたいです。 宜しくお願いいたします。

  • 光速度不変の原理について質問です

    「相対論」共立全書 後藤憲一著には次のように書かれています。 【光速度不変の原理】『真空中の光の速度はすべての慣性系で同じ一定値をとる.」 「真空中の光速度はどの慣性系で観測しても,光源の運動にも光の進行方向にも無関係に一定値cになることを示している.」 このことは、「時速100kmの電車の中から時速80kmでボールを投げると、地上から見ると、時速180kmになるが、同じ電車の中から光を発射した場合、電車の中の人が見ても、地上から見ても同じく30万km/sであるという意味」だそうです。 そこで質問ですが、このとき、電車の中の人と地上の人は、それぞれ、光の速さをどんな手段で測定するのでしょうか? この問いに答えるには、光の速さを測定するために、光そのものを使用することは出来ないことが前提になると思います。さらに、光の速さを測定するために、光の反射の性質も使えないことを前提にお願いします。なぜなら、反射することによって、光の速さが変わらないとは言えないからです。

  • 光速不変という現象は?

    こちらの質問で↓ http://okwave.jp/qa/q8034623.html いつまでたっても私の話が伝わりません。 昔の物理学者は光が波であることから、音の親戚のような類推で、 媒質(エーテル)の振動と考えましたよね。 だとしたら、光はエーテルの振動で伝わるのだから、音と同様に 光源がvの速度で動いても光速cは、c+vにならないと考えましたよね。 つまり、光源がどんなに動いても 光速は cのままだと。 それが光速不変ですよね。 違いますか?

  • 水中での相対論

    水中では光は真空中より遅く進みます。では、水中で移動する物体から光を発射した場合、その光の速度は物体の進む方向では、水中の光の速度より早くなるのでしょうか。また物体の進む方向と逆の方向へ出した光の速度は、どうなるのでしょうか。 私には光がどの観測者に対してもも同じ速度になるということが、自然界には最高速制限があってそれが真空中の光速かなと思っています。その制限はどこから来るのか(例えば自然界の最低温度は分子運動が0のような)と思っていたときに浮かんだ疑問です。 よろしくお願いします。

  • 光速について

    この質問については、数多くありますが納得ができないため質問をさせていただきます。 相対性理論などはまったくわからないため、なるべくわかりやすい回答をお願いします。 (1)光速に近づくと光速で移動している人とそれを観測している人では時間の進み方が変わるということを学びました。 たとえば、新幹線や飛行機で移動をしている人を地上にいる人ではごく僅かの時間ですが微妙に時間が遅くなり違うそうです。 しかし、同じ時空にいる以上時の進みも一定ではないのでしょうか。速く移動している人ほど時間が遅くなるのはなぜでしょうか。 (2)理論上、光速に近い速度で移動する人は、実体が縮んで見えるようになるそうですが残像現象で伸びないのはなぜでしょうか。 (3)空気中または真空中において光の速度はなぜ変わらないのでしょうか。 トリビアの泉でもやっていましたが、時速50キロに走る車からその逆向きに同じ速さでボールを発射するとその場で静止(速度0)して落ちてしまいました。逆向きならば、進行方向に初速50キロで投射されるわけですから、静止した状態で時速50キロで投射した時より長く飛ぶと思います。 光は、なぜ空気中や真空中においては、光源の速度にかかわらず一定なのでしょうか。質量が限りなく0に近く、物理法則とは違うからですか?

  • 光速度不変の意味

    光速度不変の意味 最近またアインシュタインに関する本を読んで、しばらくぶりに相対性理論の事を考えてみたのですが、光速度不変というのは理論というより測定の結果から出てきたものだったと思います。光の速度が、光源と観測者の関係がどうあろうと遅くも速くもならずに一定であるということ自体は、物理学的にどういう意味があるのでしょうか?それは光というものを理解するのに何か具体的なヒントを与えるものなのでしょうか? 光速近くで運動する物体の時間が遅くなるとか、その物体を外から観測したときに長さが短くなるといったことと、光速が不変であるということが、頭の中でどうもしっくりと結びつきません。

  • 光の慣性系での「光速度不変の原理」は成り立つか?

    前にも質問しましたが、私の質問が悪かった為、慣性系が光速度以下のご説明も多く、 本当に知りたい事だけ、お答え頂きたくて改めて質問させて頂くことにしました。 (質問) 2つの光が、同方向に進んでいた場合に、片方から、他方の光を見たとき 「光速度不変の原理」は成り立ち、他方の光は30万キロ/秒で進んでいくので しょうか? 「光速度不変の原理」はどのような慣性系でも成り立つと言っているので。 ※ご回答対象者として、以下の方限定でお願い致します。 ・「光速度不変の原理」を肯定してる方。(当原理を否定してる方は回答しないでください) ・「・・だと思う」「・・ではないだろうか」「・・かな」ではなく、ハッキリと回答を分かってる方のみ。

  •  光速についてご質問します。観測者からの光の速度は不変ですね。仮に光速

     光速についてご質問します。観測者からの光の速度は不変ですね。仮に光速の99%で移動する宇宙船aとそれを外から見ている観測者bとします。aの船内から前方へライトを付けました。ライトが船内の前方へ到達する時間をkとします。とすると観測者bから見た到達時間はkより多くかからなければなりませよね。光速の99%なんで、到達するのがスローに見えるのでしょうか?  光速は超えられないのですが、仮に光速で移動したとすると観測者は前方に到達することを確認できません。だから光速を超えることはできないということですか?また、宇宙船内の光は速度cで進みます。とすると宇宙船a内のライトは宇宙船にとっては観測者bに対して(1+99/100)cとなり、宇宙船にとっての観測者に対するライトの速さは光速を超えてしまうのですか?うまく表現できませんが、どこに間違いが有るのか教えてください。

  • 光速同士の速度合成について。

    光速同士の速度合成について。 相対論的な速度の合成法則を使用すると、光速で運動する物体からその進行方向とは逆向きに発せられた光の速度は、静止している観測者にとって0となりますが、実際は光速で進みますよね? この場合、速度の合成則を使用してはいけないのでしょうか。

  • 重力場での光速不変

    シュバルツシルト解に関連して、動径方向のみを考えて、 (ds)^2 = -A (dw)^2 + 1/A (dr)^2 ここで A = 1-a/r さて、無限遠方にいる人にとっては重力の影響を受けず、 dw,dr を慣性系として考えることが出来る。 さて、光の軌道を考えると、ds = 0 とすればよいので 0 = -A (dw)^2 + 1/A (dr)^2 となり、結局 dr/dw = A dr/dt = c A となり、光の速度は c ではなくなる。無限遠方にいる人が 重力場を進む光速を観測すると遅くなる。もちろん 無限遠の所まで光がくれば、速度はc として観測される。 さて、強い重力の影響下にある人が、r=R の場所で静止していたとする。 その人の感じる時間は固有時を考えればいいので、 (dτ)^2 = A (dw)^2 となる。 光の軌道を考えると、 0 = -A (dw)^2 + 1/A (dr)^2 だからdτの間に dr / √A だけの距離進んでいると考えられる。 したがって、r=Rにいる人から見た光の速度は (dr/√A)/dτ = dr / (A dw) = 1 となる。これは c を意味するものである。 こんな理解でいいのでしょうか? それから、r=Rにいる人にとっての計量というのは 重力を感じていながらも局所慣性系を前提にして考えるのでしょうか。 よろしくお願いしますm(..)m