はじめまして♪
細かな技術的な部分まで書き込んじゃうと、かなりややこしく成りますので、大まかに書いておきますね。
カメラでは、レンズを通った画像が「イメージセンサー」と呼ぶ部分に光が当たります。
この「イメージセンサー」は、非常に細かい「点」が集まったような物で、小さな点にドンナ色のどのくらいの光具合なのか、という事で電気信号に変えています。
四角い画面に合わせた点の配列を、例えば左上から横に順に信号を取り出し、その後1つ下の1列分を電気信号にし、その繰り返しから、画面の右下まで行く。これで1枚の画像信号が得られます。
すぐにまた画面の左上から、、という繰り返しで、次々と1枚の画像を積み重ねて行きます。
一定以上早く、何枚もの画像を連続させると、映像が動いているように見えるのですよ。
カメラで得られた映像信号は、いろいろ必要な電気的加工とか、放送電波に乗せる為の処理等を行ない、放送されています。
テレビでは、電波を捉えてから、映像信号や音声信号を取り出して、カメラで行なった左上から横に、順に下列に、一番下まで行ったら、また最初の位置に。という方法で、私達に見える「映像」に戻しているのです。
テレビにとても近付いてみたり、虫眼鏡等で拡大しますと「点」の集合。というのを実感出来るでしょう。
人間の眼、視覚として、在る一定以上早すぎる変化が感じにくいので、1秒に数十枚の画像を連続表示すると、滑らかに動いている。と感じるのが、テレビなどの動画に応用されています。
ちなみに、昔のフィルム映画は、1秒に24枚の画像を見せる事で、動いた動画に見せていました。
テレビが発明された頃は、今のようなデジタル処理ができる「イメージセンサー」も、液晶表示パネルも無かったので、真空管の特殊な物が「受像管」とし、表示するテレビも「ブラウン管」と呼ぶ真空管の一種でした。
最初期の「ブラウン管」は、まだ高い技術が得られていなかったので、四角い画面では無く、丸に近い形でした。その名残として、画面の大きさを表す場合は、画面の縦横サイズでは無く、斜めの対角線サイズ(単位はアメリカで用いているインチ)で表します。
日本では、インチという単位を正式には使わないので、○○型とか、○○Vなどの標記が用いられます。
なお、まだ白黒で、なんとか画像が表示出来た。というテレビの誕生直前は、大正時代の日本人の発明だったりします。でも、その後の開発などで、発明者がアメリカに行き、実用化までの開発研究を重ねたのでした。
一応、電子式に画面を分解しながら電気信号に、と言う事では無く、光を細かく分ける為に光が通る穴を綺麗に並べた回転板で対応した。と言うのはイギリス人の発明家でした。
カメラ側の回転板と、テレビ側の回転板のタイミングを完璧に合わせるのは、なかかなか面倒でしたので、電気信号だけでタイミングを合わせられる方式が研究開発されるまで、実用的では無かったのでしょうね。
テレビの発明家 って言うと、ほんとにイロイロな国の人、たくさん出て来ます。
長い年月をかけながら、とても多くの人が研究しながら、身近で便利な物に出来たのでしょう。
今でも、さらに良い物を。という事で、世界中で研究開発が行なわれています。日本では「NHK技術研究所」などが特にガンバって居るようですね。
あ、本来の話より、他の話が多く成りましたねぇ。。ゴメンナサイ。
お礼
回答ありがとうございました。