ジャズミュージシャン

質問

ジャズミュージシャンはなんで即興できるんですか？

回答No.2

HAL2（@HALTWO）

私は Piano を習い始めた小学生の頃から即興が好きで (楽譜を読むのが大嫌いで(笑))、課題練習曲はとっとと暗譜していました。

何しろ一生懸命譜面を解析して弾いてみてもちっとも上手く弾けないので先生が見本で弾く際に先生の指の動きを見つめ、音を覚えて真似する事ばかりしていたので、 Sonatinen Album 教本を終えるまで譜面を見ながら音を出す事が出来ませんでした……普通 Sonatinen Album を終える頃には易しい曲なら初鍵で弾けるようになるものなのですが(^^;)。

その代わり聴音や Copy は得意になり、Radio で聴いて気に入った曲は 直ぐさま Melody を暗記して、出来る範囲の左手伴奏を Arrange して Piano で弾いていましたね。

中学に入ると友人達と Jazz Quartet を組んで、耳で Copy した曲をみんなで Arrange して演奏していました。

誰でも気に入った曲は直ぐに口ずさめるようになるように、楽器演奏ができる人ならば耳で曲を Copy 出来るようになり、Copy した曲は暗記してしまいますので楽譜なんかなくても弾けるものです。

技術的に難しいものは簡単なものに Arrange したりするのですが、演奏技術が向上するにつれて Arrange する部分も技術的に高度なものになり、Piano の鍵盤や Guitar の Fret を見なくても手指が勝手に正しい位置を押さえられるようになると、まるで口ずさむように弾きたい Melody (Keyboard 楽器ならば左手の Code や Mode 等も含めて) 自在に弾けるようになるものです。

私の姪は音大を出て Piano の先生になりましたが、生徒がある程度 Piano を弾けるようになると「鍵盤を見ちゃダメッ！」と言ってましたね。

鍵盤も譜面も見ず、両目を瞑ってでも楽器を自在に弾けるようになれば誰でも即興演奏ができるようになるものですよ(^_^)/。

その即興演奏を上手に出来るようになるか否かは如何に多くの即興演奏を聴いて弾いて経験するかで決まるものでしょう……大して経験もないのに上手に弾くのは天才ですが(^^;)……。

昔の有名な黒人 Jazz Pianist なんかには貧乏で家には Piano なんてなく、学校にも通えず、開店する前の酒場で Piano を弾いて遊んでいるうちに弾き方を覚え、譜面の読み方なんて全く判らないので全て耳で Copy して素晴らしい即興演奏ができるようになった人が幾人もいますね。

そういう人達も Pro Musician として喰えるようになった頃には目を瞑ってでも自在に弾き熟せる感覚を掴んでいた筈で、あとは弾けば弾くほど難しい指の動きを指が覚えて行き、即興の Variation も無限に広がって行くという訳ですね。

Jazz は制限の無い Improvisation (即興) が真骨頂ですが、Classic も譜面通りに機械的な演奏をしているわけではなく、音の長さや強さを各々の音符で示される範囲内で微妙に Arrange する事で他の人の演奏とは異なる情感を表現しており、厳しい制限の中で最大限の違いを実現させるところが真骨頂なのではないかと思います。

Jazz に限らず複数の演奏者と演奏して面白いのは「息が合う」事ですね。
特に Jazz は譜面に全くない Melody を、Rhythm も全く異なる即興で行っても、息の合う仲間ならば一瞬で先読みしてきちんと合わせて Harmony を形作ってきます。
音を聴いてからでは決して合わせられないのに音を聴く前から仲間が何をやろうと目論んだのかを察知して合わせてしまうのは「息が合う」としか言いようがないのですが、息の合う仲間では出来てしまうんですよね、これが(^^;)。

まぁ楽器演奏に限らず Sports でも、人間って不思議な能力を持っているものですよね……Batter が打った瞬間に後ろを向いて走り出し、正確な落下地点の Back Net によじ登って振り向きざまに Fly 球を捕ってしまうとか、そもそも Pitcher が投げてくる球が手元でどう変化しているのか見続けているわけでもないのに身体を泳がせながら変化球を弾き返すとか(^^;)。

素敵な Jazz Life を(^_^)/

回答No.1

gongorogon

多分普段から作曲できるイメージを持っているのではないでしょうか。
日常をどのように曲に結びつけるのかは、素人の僕には理解できませんが。
回答になっていなくてすみません。