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√(m+1)+√m

nを自然数とすると、ある自然数mが存在して (2+√3)^n=√(m+1)+√m と書けるそうです。 ここで質問なのですが、 自然数mに対して、ある有理数p,qが存在して √(m+1)+√m=p+√q と書けるならば、ある有理数a,bと自然数nが存在して √(m+1)+√m=(a+√b)^n と書ける、ということは成り立ちますか?

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  • ベストアンサー
回答No.3

ちょっと考えてみれば分かるんではないかな? 先ず、a+√b = √c, a, b, cは正の有理数 となるa, b, cはどのような可能性があるかを考えてみると、 a^2 + b - c = 2a√bとなるから、 a≠0ならば b = ((a^2 + c - 2) / 2a)^2 となる。つまり、 ◯ a≠0ならばbはある有理数の2乗となり、従ってa+√b = √ c は有理数となる ◯ a=0ならば b=c の2通りしか可能性がない。 そこで、√(m+1) + √m = p + √q, mは自然数, p, qは全て有理数とすると、 (2m+1 - p^2 -q) + √(4m(m+1)) = 2p√q (= √(4p^2 q) ) となるから、可能性としては ◯ 2m+1 - p^2 -q = 0かつ m(m+1) = (p^2)q ◯ もしくは 4m(m+1) = k^2 なる有理数kがある の2通りしかない。 △ところで、後者の場合、結局 m(m+1) = r^2なる有理数 rあるが、r=s/t, sとtは正整数で互いに素とおくと、t^2 m(m+1) = s^2 となるが、tとsは互いに素だから、結局 m(m+1) = s^2 とならなければならないが、mとm+1は互いに素だから、結局この場合は成立しない。従って、r=0 つまり m=0でなければならず、この場合 √(m+1) + √m = 1となる。 △で、前者の場合、つまり 2m+1 - p^2 -q = 0かつ m(m+1) = (p^2)qの場合、根と係数の関係から、mとm+1は x^2 - (p^2 + q) x + (p^2) q = 0 の2根となっている。この方程式は(x-p^2) (x-q) = 0であるから、 ※ m=p^2 かつ m+1 = q ※ m=q かつ m+1 = p^2 となるしかない。前者(m=p^2 かつ m+1 = q)の場合は、√(m+1) + √m = p + √(p^2 +1) となり、これは右辺が-1の場合のPell方程式 x^2 - (p^2+1) y^2 = -1 の最小解<x,y> = <p,1>の場合である。 後者(m=q かつ m+1 = p^2)の場合は、√(m+1) + √m = p + √(p^2-1) となり、これは右辺が1の場合のPell方程式 x^2 - (p^2-1) y^2 = 1 の最小解<x,y> = <p,1>の場合である。

Marico_MAP
質問者

お礼

ありがとうございます。 とてもわかりやすかったです。

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その他の回答 (3)

回答No.4

あ、最初は a+√b = √c, aは有理数, b, cは正の有理数となるa,b,cですね。あと、a^2 + b - c = -2a√bです。

Marico_MAP
質問者

お礼

わかりました。 ありがとうございます。 結局√(m+1)+√mは二次無理数なら二次体の基本単数eがあって√(m+1)+√m=e^nとなるのですね。

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  • f272
  • ベストアンサー率46% (8043/17185)
回答No.2

> ここで質問なのですが、 これ以降に答えると ある有理数としてa=p,b=q,ある自然数としてn=1をとればよい。

Marico_MAP
質問者

お礼

あ、すみません寝ぼけたこと書いてしまいました。 聞きたいことが私の文章能力を超えていて、どう表現すればいいのかわからないのですが… 自然数mに対してある有理数p,qが存在して √(m+1)+√m=p+√q となるならば、あるペル方程式の最小解a+√bと自然数nが存在して √(m+1)+√m=(a+√b)^n となるか?ということが聞きたいのだと思います(まだ不注意があったら申し訳ありません…)。 どうでしょうか?

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回答No.1

『ここで質問なのです』が、以下の質問は一旦無視します。 で、冒頭の『nを自然数とすると、ある自然数mが存在して(2+√3)^n=√(m+1)+√mと書ける』というのは、x[0]=2, y[0]=1がd=3の場合の『Pell方程式』https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9A%E3%83%AB%E6%96%B9%E7%A8%8B%E5%BC%8F x^2 - dy^2= 1 の、(x,yが正整数の)解の中の最小解である事に起因します。 この時、(x[0]+y[0]√d)^n = (x[n]) + (y[n])√d を満たす 正整数の列x[n], y[n]が定まり、なおかつこの x[n], y[n] も x^2 - dy^2= 1 を満たすことが示されます。x[n], y[n] がPell方程式を満たす事から、 (x[0]+y[0]√d)^n = √(x[n]^2) + √(d(y[n])^2) = √(1+ d(y[n])^2) + √(d(y[n])^2) となりますね。 他にも、d=2に対するPell方程式の最小解はx=3, y=2 なので、 (3+2√2)^n も √(m+1) + √m の形で必ずかけます。 詳しくは例えば https://wkmath.org/pell-f.html とかをみてください。

Marico_MAP
質問者

お礼

ありがとうございます。 解説のおかげでその点については納得いたしました。

Marico_MAP
質問者

補足

自然数mに対してある有理数p,qが存在して √(m+1)+√m=p+√q と書けるならば、あるペル方程式の最小解a+√bと自然数nが存在して √(m+1)+√m=(a+√b)^n と書けるのでしょうか? ということが聞きたかったです…。 すみません。 つまり言い換えると、 √(m+1)+√m が2次無理数ならば、あるペル方程式の解を与えるか? …、かもしれません(すみませんペル方程式に詳しくなくて)。 意味があるように補足しながら教えてほしいです。

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