真珠湾攻撃に参加した航空機の機種と機数。

質問

Wiki「真珠湾攻撃」の７項　参加兵力によれば、
艦載航空機399機（零式艦上戦闘機120機・九九式艦上爆撃機135機・九七式艦上攻撃機144機）とあります。
しかし、ネットの他の記事では、
350機（零式艦上戦闘機78機、九九式艦上爆撃機129機、九七式艦上攻撃機143機）
の例もあります。
350機が正しいような気がします。
また、第一波攻撃隊および第二波攻撃隊として参加した機数についてもいろんな数字があります。

質問です。できれば回答の根拠も教えてください。
１．真珠湾攻撃に参加した航空機の機種と機数。
２．そもそも空母6隻に399機を搭載できたのですか。
３．第一波攻撃隊として参加した機数、および第二波攻撃隊として参加した機数。

またまた真珠湾についての質問ですが、よろしくお願いします。

wiki「真珠湾攻撃」参加兵力
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9C%9F%E7%8F%A0%E6%B9%BE%E6%94%BB%E6%92%83#%E5%8F%82%E5%8A%A0%E5%85%B5%E5%8A%9B

回答No.1

eroero4649 · ベストアンサー

1
真珠湾攻撃に参加した日本軍の空母は全て戦闘で沈んでいるので、正確な記録は失われてしまっているでしょう。「諸説あり」は、歴史のお約束です。
正確な数字を知りたければ、タイムマシンに乗って現場に行って勘定しないといけないでしょうね。

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・赤城　66機
・加賀　75機
・蒼龍　57機
・飛龍　57機
・翔鶴　72機
・瑞鶴　72機
・合計　399機
各空母の搭載機数はどの資料でも概ね変わらんと思います。ただどの空母も補用として10機程度が計上されていますし、戦況で定数を割っていたこともあったでしょうから数字が前後することはあり得ると思います。

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本当の数字を知っているのは、当時に各艦艇で残した記録を見ていた士官くらいでしょう。もちろん、戦死されたか天寿を全うされたかどちらかでしょうから、今となっては正確な数字を知ることは不可能です。「公式記録ではこう書いてあるけれど、こう書いてある別資料もある」ということになろうかなと。
一番信用性が高いのはそりゃ海軍が公式に残した記録だと思いますが、それが絶対正確であるということもないでしょう。間違っている可能性は何％かはあります。

http://www.nids.mod.go.jp/military_history_search/CrossSearch
面倒くさいからやりませんけど、これらの資料を読み込んで計算すれば数字が出てくると思います。おそらくWikipediaの編集した人たちがもうそれはやってWikipediaに反映させているんじゃないかなと思いますけれども。

お礼

すばらしいご回答真にありがとうございます。
しかも即答ですね。
知りたかったことは全て分かりました。
「戦史叢書」は、読むことができないものと諦めていましたが、ご紹介されたURLで読むことができました。感激です！

戦時、戦後の大混乱の中で、記録は失われ、記憶は薄れていったのですね。
軽い気持ちで質問しましたが、具体的な数字を求める困難さの状況がよく分かりました。
戦史叢書も記憶に基づく数字も入っていますから、“諸説”出てくるのも分かります。

やはり399機が正解なのですね。
399機の空母毎の搭載数を知りたかったのですが、ナンデモカンデモ聞くのは気が引けて、遠慮して、ぼかして質問しましたが、ズバリ教えて下さったのですっきりしました。
私は、空母に積んだ航空機は、全て発進したと思っていたのですが、予備を見込んで少し多めに積んでいたのですね。
それで謎が解けました。
発進したのは、ネットで見る限りどの情報もほぼ350機です。
これは、第一波攻撃隊および第二波攻撃隊として実際に発進した機数だと思います。
戦史叢書も発進したのは350（180＋170）機です。
しかし、水上偵察機を6機発進させていますが、これを含んでいるのか、不明です。
的確なご教示に感謝申し上げます。