• ベストアンサー

東北の民家の屋根

福島で突風が吹いたというニュースを見ていたら、学校の周りにある民家の屋根が瓦屋根でした。東北の屋根=トタン、という固定観念があったのですが、福島あたりには瓦屋根も多いのでしょうか?

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • fujic-1990
  • ベストアンサー率55% (4505/8062)
回答No.1

 若い頃からバイクで日本中を走り回りましたが、トタン屋根というのは、どの地方でも数えるほどだと思いますよ。  よほどの豪雪地でなければ、たいがいは曲屋とか重要文化財・保存家屋的な家屋でした。  そういう家が、茅葺き屋根の茅の上にトタンを乗せたり、茅を取り払ってトタン屋根にしたりしていたと記憶しています。  茅葺きの屋根は、急勾配や屋根の構造の関係で、瓦屋根を乗せることができないので、便宜的にトタン屋根にしているんだと思いますよ。家全体を建て直すことができるんなら瓦屋根仕様にするんでしょうが、文化財などの指定を受けると勝手に改造もできなくなりますので。  昔のことなので場所はハッキリしませんが、島根?あたりで高温で焼く特殊な瓦は、どんなに寒暖差が激しくても割れず、断熱性が優れているので、ロシアのシベリア地方で採用され始めているが、なにぶんにも値段が高いので、性能は認めても簡単には売れないということをテレビで言っていたことがあります。  日本中を回ったと書きましたが、北海道と沖縄には行ったことがないのです。もしかしたら北海道はあまりに寒暖差が激しくて、「瓦は割れるのでみんなトタン板」ということはあるかもしれません。

tahhzan
質問者

お礼

なるほど。確かに茅葺きは急勾配ですね。それと、北海道は一周しましたが、瓦屋根を見たのは、函館の五稜郭タワーの前にある土産物屋だけでしたね。妙に懐かしさを感じながら見たことがあります。ありがとうございました。

tahhzan
質問者

補足

追伸。五稜郭の中にある奉行所も、瓦屋根かもしれませんね。

全文を見る
すると、全ての回答が全文表示されます。

その他の回答 (4)

  • SPS700
  • ベストアンサー率46% (15295/33014)
回答No.5

 #4です。補足です。 >>なるほど。そんな方法もありましたか。参考になりました。  もともと茅葺や藁葺きの屋根は骨組みは軽く、雨や雪は厚みと、急斜面で対処します。しかし吹き替えには短時日に多くの人手が必要です。  この材料と人手の不足で、古く薄くなった屋根を瓦の重みに耐える丈夫なものに変え、屋根の斜面を瓦が滑らないように緩やかにするにはお金がかかります。  こう言った改造費を削減するための応急処置としてトタン屋根が導入された場合が多いです。  石見瓦は、中国地方の日本海側に多いのですが、釉薬を使って滑りやすくしてあり、この地方の民家は赤みがあって艶のある瓦で、雪を処理しています。  福島は昔いわき(=石炭)で有名だったので、炭鉱で働く人の簡易住宅などのトタン屋根が、お目に留まっていたのかもしれません。

tahhzan
質問者

お礼

同じトタン屋根でも、簡易住宅の方でしたか。ひょっとしたらそうかもしれませんね。ありがとうございました。

全文を見る
すると、全ての回答が全文表示されます。
  • SPS700
  • ベストアンサー率46% (15295/33014)
回答No.4

1。東北の屋根=トタン、という固定観念があったのですが、福島あたりには瓦屋根も多いのでしょうか?  トタン屋根は、錆びやすいので、長く持たないが、昔のように藁や茅の補給がなく、頻繁に葺き替えのできない場合の応急処置として使われたものでしょう。 2。雪への対策は、鋭角にする(スイス等で見られます)方法の他に、高い温度を焼いて低音で割れない石見瓦(いわみがわら石州瓦)を使う方法があります。  https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9F%B3%E5%B7%9E%E7%93%A6

tahhzan
質問者

お礼

なるほど。そんな方法もありましたか。参考になりました。ありがとうございました。

全文を見る
すると、全ての回答が全文表示されます。
回答No.3

東北地方とは限らず、海が近いと瓦屋根多いですね。 トタンは錆びますから。

tahhzan
質問者

お礼

なるほど。確かに、それはあるでしょうね。ありがとうございました。

全文を見る
すると、全ての回答が全文表示されます。
  • NOMED
  • ベストアンサー率30% (522/1724)
回答No.2

まず、東北のような豪雪地帯と熊本のような台風地帯の違いを考えます 豪雪地帯では、屋根に雪がつもり荷重されますので、屋根自体を比較的軽く作るか、雪が落ちやすいように鋭角に作る、且つ、屋根自体の熱で雪が溶けやすくという考えがあります 台風地帯では逆で、台風などの暴風で屋根が飛ばないように屋根自体の荷重を重くしています 東北などの豪雪地帯の地震被害と熊本などの台風地帯の地震被害で大きくわかれる家の壊れ方がこれにも関係し、台風地帯ではもともと屋根が重いので、屋根がそのまま残るような形で家が倒壊していました 逆に東北に台風が行ってしまうと、屋根が軽く作られていますから、屋根が飛ばされるイメージ、また、すぐに屋根を直しやすく・・・というイメージが、質問者様の中にあるやもしれません しかし上記はあくまでも古い家の例で、今はそのようなことはあまりないと思います

tahhzan
質問者

お礼

屋根の重さ……なるほど。それも関係あるでしょうね。私は、瓦屋根の地域に住んでいますので、東北でも、あのような瓦屋根を見ると、多少、ホッとはしますね。ありがとうございました。

全文を見る
すると、全ての回答が全文表示されます。

関連するQ&A

  • 津軽の民家の屋根に

    どこできけばいいのかよくわからなかったのですが、こちらでききます。津軽方面(弘前、五所川原あたり)の民家で、屋根の中央部分にもう一つ小さな屋根というか、家がのっかっているのを旅行中見かけました。茅葺の家にもあったので、古くからあったのだろうと思いますが、あれは一体なんという名前で、いつごろから何のために作っているものなのでしょうか? 単なる煙抜きの煙突なのか、それとも神棚の類なのでしょうか?

  • 屋根材の選び方

    いつも参考にさせて頂いております。 この度、家を新築する事になりました。 そこで屋根材は瓦がよいのか、金属屋根がよいのか、まったく 別のものがよいとか、立てた方々や専門家のご意見を教えて下さい。 個人的には陶器製の瓦屋根が長持ちして、維持費も掛からないのかと 思っています。 デメリットは重さとイニシャルコストが掛かることでしょうか。 私の住んでいる地区は東北ですが、雪はあまり降りませんし、 海も遠いです。 よろしくお願い致します。

  • トタン屋根の色について

    自宅のトタン屋根が傷んできたので塗り替えの計画中です。 以前旅行で飛騨高山に行ったときに普通の民家の屋根の色がいいなあって思っていましたので、その色のしてみようかとも考え中です。 飛騨高山でよく塗られている屋根色(トタン屋根)は何になりますか? 赤茶色のような記憶があるのですが・・ 塗り替えは業者にお願いしています。 現在、手元に関西ペイントのトタン屋根用総合色見本帳があります。

  • トタン屋根について

    築35年のトタン屋根の家です。台風が来ると屋根が飛ばされるんじゃないかと不安になります。トタン屋根の点検のしかた等ありましたら教えて下さい。 トタンは屋根にどうやって固定してあるんでしょうか?

  • 山形と瓦屋根

    NHKでやっているこころ旅の山形編(酒田)を見ていて思ったのですが、結構、瓦屋根の家が多いということです。東北どころか、北関東あたりからトタン屋根が席巻しているのをよく見ていたので意外でした。山形では、概ね何%くらいが瓦屋根なんでしょうか?

  • 新築で萱葺き屋根

    将来的に田舎で古民家風な家に住んで過ごしたいと考えていますが、新築で萱葺き屋根や板葺き屋根の家をを建てることは可能でしょうか? 建築基準法によれば防火面で火が移らない素材を使用するという事がありますが、「周りに民家が少ない田舎なら可能」であるとか何か特別に免除する方法などありませんでしょうか? ご存じのかたいらっしゃいましたらお願いいたします。

  • 屋根の谷桶の工事について教えて下さい

    普通の民家の屋根ですが、瓦棒の屋根の工事と同時に 古い谷桶も新しくしたいのですが、 業者は、4mを 2枚で 継いで作ると言うのですが、大丈夫でしょうか?? 現在の状態は、銅板の一枚板で、この上に新しい物を2枚継いで張ると言います。 幅20cm、高さ10cm位で、 長さは 8m位です。 勾配はほとんどありません。 片方は、瓦屋根で、もう一方は、瓦棒の屋根です。 その中間の谷桶なので、たくさんの雨が流れこんできます。 勾配もほとんどないので、雨が止んだあとでも少し溜まっている所があります。 こんな状況で2枚で継いで大丈夫なのでしょうか?? 継ぎ目から雨漏りすることにならないか、心配です。 どなたか詳しい方、教えてもらえないでしょうか。 宜しくお願いします。

  • 草葺き屋根の改修費用

    草葺き屋根の古民家を購入し、再生をと考えています。 可能な部分は自分で直したいと思っていますが、プロにまかせるべき部分も多々あると思います。 その中で屋根の改修なのですが、おおまかにどのくらいの費用がかかるものなのでしょう? 少し検討しているのは20坪ほどのひら家で、写真からですが、とたんで覆われた草屋根で、全体的にさびが出ています。 とたん下の骨組みも腐っていると想像できますので、全体的な組み直しも必要かと思います。 現状を見ないと分からない物とは思いますが、ざっくりとした物でいいのでよろしくお願いいたします。

  • がんばろう東北。

    がんばろう東北。 このスローガンをこの一年、ずいぶん聞いたんですけど、 いつも思うんですけど、 いったい何をがんばるんですかね。 この、がんばろうというのは、 誰が、誰に、何を、がんばれって言ってるんですか。 放射能のせいで、 日本中から仲間はずれにされてる福島あたりの人たちに、 「偏見に負けずにがんばれ」 ってことを言ってるんですかね。 だとすると、そんなこという資格あるんですかね。 だったら変な目で見るのをやめてあげればいいじゃないですか。

  • 東北の雪事情について

    東北でも、「雪の降らない地域」又は「雪は積もるけど、屋根の雪下ろしをするほどは積もらない」地域はあるのでしょうか。日本海側と太平洋側とでは違いますか? 今年の積雪は猛烈で、死傷者も出ているというニュースを見て、いつか東北地方(できれば山形県)に住みたいと思っていた気持ちが、無理かも‥と徐々に諦め気分に変わってきています。 (「屋根の雪下ろし」が自分でできるのか、婆になってからでもできるのか、と考えると、やっぱり無理と思ってしまいます。) よろしくお願いします。