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人間の意識の定義ってもうされているのですか?

人間の意識の定義ってもうされているのですか? 脳神経科学者の渡辺 正峰が脳の意識 機械の意識という本を出して、人間の脳の意識と機械の意識の違いを解説してますが、そもそも人間の脳の意識の意識についての定義もされてないはずなのにどうやって比較するのですか? もう人間の脳の意識についての定義が出来ているのでしょうか?

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回答No.2

>そもそも人間の脳の意識の意識についての定義もされてないはずなのに 「脳の意識」という表現をしますと医学や心理学や精神分析などの分野ではそれぞれの専門家同士の暗黙の了解が定着していますが「定義」と呼ばれるようなものはありません。 著者や話者によっては自分独自の定義というか意図する「意識」とはどのような事柄かということを事前に明確にしてから議論を始めているのが実情です。 従いまして人によって違うということが起きています。 単に「意識」という表現をしますとご承知の通り哲学や宗教などの分野でもつかわれている言葉です。 この分野は自然科学とよばれる分野よりも古い分野であることもあり現在使われている「意識」に相当するような用語は沢山ありました。 元々哲学や宗教などの分野では自然科学分野のように表だって定義などというものを設けることはありませんでした。 この分野で最も古いのは古代インド哲学に基づいて生まれたバラモン教、ヒンズー教、仏教などにあるものです。 この中で日本人には仏教が馴染み易いかとおもいます。 「識」「蘊」あるいは「心」「気」などという言葉が多く使われています。 これも自然科学分野のように「定義」などというものは無く、どのように解釈するかで宗派が分かれたりしてきていました。 >どうやって比較するのですか? 定義がないから比較ができないということはありません。 ご指摘の書籍は読んでいませんので何ともいえませんが、情報など外部からの刺激に対して人の脳はこのような反応というか新たな働きをするが機械すなわちコンピューターであればこのような応答をするという表現で比較していくことは充分可能です。 最近話題になっているAI技術の分野では機械学習という言葉が使われています。 ここで機械と言っているのは車などのような動機械分野で使われている機械とはべつな意味ですのでご注意下さい。 >もう人間の脳の意識についての定義が出来ているのでしょうか? 全ての分野に通用するような汎用的な定義は出来ていません。 蛇足 人の意識とよばれる現象は以前の脳科学では脳内のどこかの部分の働きではないかと予測されていましたが、最近は特定の部分の働きではなく脳全体の働きの総合的な結果だということが分かってきています。 言い換えますと脳の神経細胞のネットワーク全体によるものだろうということです。 このネットワークをニューロンなどと名付けてコンピューターのネットワークで代替いできないかなどと盛んに研究されています。 AI技術の分野ではコンピューターによるニューロンで意識や意志や心を作り出すことができるのかできないのか盛んに議論されています。 御質問で定義がないのに比較などできるか、とされておられますが、実は「時間」というものにも定義がありません。 理論物理学などの分野では定義以前に存在するものとして取り扱っています。 日常的に使っているのは時計が示す時間です。 時計があろうがなかろうが時間というものはありますので本来であれば何か定義のようなものが必要ですが全くありません。

america2028
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noname#230139
noname#230139
回答No.1

そもそも人間の脳の意識の意識についての定義もされてないはずなのにどうやって比較するのですか? 分からないなら、その本を読めばいいでしょ。

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