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客観的意見〈誰も何も客観視できない〉という客観性
「客観的に見る～という視点そのものが存在しえない」 他人の事柄は客観的に見れると言う人がいると、それは間違いであるという思考があります。 誰も何も客観的に見ることは叶わないのです。〈必ず主観は伴うから 人が「自分を客観視しろ」「客観的意見を言うけど」等セリフを吐くとき、感情的で客観性を欠いた表情が見え隠れします。 正しいと思いますか？ この正しさを分かり易く説明して下さい。
- 人生相談
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- HeyXey
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客観は誰かの主観であり、そのまま「正しい」とか「公平である」という意味に捉えることは出来ません。 最近は感情を交えないAIが事象と事象との関連性をビッグデータを解析して統計的に明らかにしています。例えば、「保険給付を減らすと寿命が延びる」というふうな結果を出してきます。『そんな馬鹿な！』と人間なら考える事も、客観的に提示します。保険給付が少ないからオチオチ病気にもなってられない、という逆インセンティブが働くのだと思うのですが、AIはその理由までは提示しません。 主(あるじ)と客は対概念です。主観は内側からの視点、客観は外側からの視点を表します。AIもビッグデータも使えない状況で、複数の誰かの主観だけで判断しなければならない状況を考えて見てください。外からの視点を取り入れて、より正しく判断しようとするのも、手法としてアリではないでしょうか。 客観的＝正しい、という意味ではなく、あくまでも外からの視点をという意味です。
- IXTYS
- ベストアンサー率30% (965/3197)
こんにちは。 とても良い質問です。 客観的な視点など存在はしません。 正しいと思います。 この世界は個人が集まって集団を形成していますが、視点は個人のものであって、どこかに集団の総意があるのではないからです。 言葉の使い方に『我々』と個人を複数化して使います。 『我々の意思』『我々の国』 そもそも『我々』なんて擬制した概念に過ぎません。 あくまでも『私』と言う個人が集まって社会が形成されている。 ただここで『客観性』を持たせたいと考えることには意味がないとは言いません。 マーケッティングの世界で『your attitude』とか『顧客の立場に立って考える』と言います。 自己主張はひとまず置いて、次には視点を変えて物を見る。 最近、企業の新入社員採用の面接にグループディスカッションを採用する企業が増えています。 社員教育にも取り入れられており、管理職登用試験に採用の企業も増えています。 ここで採用者側にいる人事担当者は何を見ていると思われますか？ グループ討論では先ず正論が出て、これに異論を唱える人がいると、議論は途端に深くなる。 議論が伯仲する。 するとどこからか折衷案ではなく、次元の違う合議案のようなものが出ることがある。 人事の担当者が見ているのは各参加者の視点の多様性を見ているのです。 この人は正しいかそうでないか。 そんな次元で人を見てはいません。 その人の将来性は視点の多様性の中に現れているからと考えているからです。 『my point of view』に固執することなく『your attitude』『his attitude』にも理解を示し、発想を転換できるか。 そこを見ているのです。 こう言う人には喜んでついて行けると言う人が多いからです。 最近、テレビの番組で『プレパト査定ランキング』が人気を集めています。 中でも夏井いつき先生の俳句ランキングは人気沸騰中です。 先生の言葉に『見ている写真の風景からどこまで発想を飛ばせることが出来るか。』 確かに名人として君臨している人たちは芸能人とは思えないほど発想が豊かなのに驚かれます。 目先の一枚の写真から今大問題となっている社会問題の根幹に発想を飛ばせるひともいる。 これはひとつの才能であり、思考の多様性であり、発想の豊かさだと思います。 こう言う人には政治の表舞台に立って欲しいなあなんて思ったりします。
私は客観的に観るのをパーセンテージであらわすと分かりやすいと思います。確かに主観を百％排除して観るのは不可能ですから８割は客観的に２割は主観的に今回は判断することができたとか、その割合は調子によって変化すると思うのです。例えば感情的に客観的に観ろと言う人は既に主観が８割で客観が２割の状態だなと判断できる。感情的な人が客観的に判断できるはずありませんから聞いていて矛盾を判断する。その判断を下している自分は客観性が高い状態にあると思います。主観を完全に排除するのは不可能ですから主観と客観は振り子のように常に変化すると考えるのが自然ではないでしょうか。
- hekiyu2
- ベストアンサー率35% (271/774)
客観的に見る～という視点そのものが存在しえない ↑ これは、観察の理論負荷性という問題です。 コピペ デュエムに由来し、ハンソンが提唱した科学哲学上の概念。 観察事実は理論を前提としており、その影響を免れることはできない、 したがって理論の検証や反証の基盤となる純粋無垢の観察事実は存在しない、 というもの。
- sakura-333
- ベストアンサー率10% (933/8782)
それぞれの捉え方や常識が違う時点で客観性にも差が出ますからね。 ベースは変わらないので正しいとは思いますが、それでも視点の違いを表現するには必要な言葉なんじゃないでしょうか。
- eroero4649
- ベストアンサー率31% (10474/32932)
「客観とは、主観の集団に過ぎない」という意見もあり、それもまた正しいとは思います。 しかし、多角的な視点を持つことは大切だと思いますよ。自分の側から見た形が三角形だったとしても、円錐なら上か下から見れば丸く見えます。四角錐ならし角形です。 いろんな視点を持つことによって、新たなことに気づけることは多々あります。 あと、自分を俯瞰的に見ることも大切ですよね。どこかから自分を見下ろすように見ることです。でも「じぶんをふかんしろ」といってもちょっとピンときません。俯瞰は難しい言葉ですよね。そんなときは俯瞰を客観という言葉に置き換えたほうが伝わりやすいと思います。
- 山田 太郎（@f_a_007）
- ベストアンサー率20% (955/4574)
Q、正しいと思いますか？ A、思いません。 ただの言葉遊びに過ぎません。
- BigBossAce
- ベストアンサー率30% (86/279)
こんにちは60代の男です。 貴方とのおっしゃる様に、私も人は客観的に見ることは出来ないと考えています。 よく客観的に見ればとか、客観的に見てとか言われますが、無理なのです。 私たちは、生まれたから色々な経験や体験を積み重ねて、観念(物の見方、考え方、価値観など)を身に付けてきます。 そして物事をこの観念を通して見ています。 客観的に見ようとしても必ずその人の観念と照らし合わせるために、主観が入ります。 当時者でない方が、第3者として見て意見や見方を言うとしたしたら、それはその人の主観ですで、第3者的とか第3者として見てとなると言えます。 客観的を辞書で引くと「個々の主観の恣意（しい）を離れて，普遍妥当性をもっているさま。」となります。 普遍妥当性なんて、、、あり得ないでしょう?
- kaitara1
- ベストアンサー率12% (1119/8878)
一つの彫刻像を囲んでいくつかのいすが円形に置いてあるとします。それぞれのいすに人が座って自分で絵を描いています。これを主観的とすると、立っている人が自分では絵をかかないで、座って描いている人の絵を見て回ればこれが客観的ということにならないでしょうか。
- izumi044
- ベストアンサー率36% (1247/3419)
＞誰も何も客観的に見ることは叶わないのです。 定義と言う意味でならば、同意しますが。 ただ、言った相手の真意を考えた場合は、必ずともそうだとは言い切れません。 それは、言葉には含みというものが存在するからです。 ですから、相手の言葉を額面通りに捉えることこそが間違いな場面もあります。 ＞人が「自分を客観視しろ」「客観的意見を言うけど」等セリフを吐くとき、感情的で客観性を欠いた表情が見え隠れします。 これはケースバイケースでしょう。 あまりに本人が主観的で、別の価値観を受け入れない。ともすれば話が進まない、問題が解決しないとなれば、そういわざるを得ません。 人生相談のカテゴリで得られる回答と、哲学のカテゴリで得られ回答では、違ってくる問題のように思います。
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