• ベストアンサー

現代社会の記述問題分かる方お願いいたします

(1)オイルショックが起こった理由を述べよ。 (2)バブル経済とは何か (3)バブル経済はどのようにしてなったものか。 (4)バブル経済崩壊の理由を述べよ。 (5)量的緩和政策とは何か。 5問あります。 分かるものだけでも良いので、回答していただくと有難いです。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • fujic-1990
  • ベストアンサー率55% (4505/8062)
回答No.1

> (1)オイルショックが起こった理由を述べよ。  中東戦争で、アメリカなどがイスラエルを支持したので、それに怒った中東産油国等(OPEC)が原油の値上げや減産をしたから。 > (2)バブル経済とは何か  「バブル景気」ではなくて、「バブル経済」をお尋ねですか?  バブル経済とは、株価や土地などの資産価値が、各種の統計や需要などから算出される「あるべき姿(価格)」から大きく上回っている経済の状況のことです。  ちなみに、バブル景気というのは「実需がないのに、想像上の需要によって形成された(投機的な)好景気」というのが一般的だと思います。  実需、つまり「餡子」がないのに、皮だけあって、見た目にはふつうのまんじゅう(好景気)と変わらないのが、バブル景気です。中身がないから「バブル」。  経済と景気は違う概念なのですが、「バブル経済」とは、そのような実態のない需要を前提にして(需要があるものと信じて)営まれる経済状況、と言い換えてもいいかも。  もっとも、「アメリカの住宅バブル」などという言い方もあります。アメリカの場合、住宅に対する実需はあったのです。実需の主体が、低所得者層だったので、給料がもらえなくなったらあっという間に実需が消えました。  加えて、アメリカの担保制度は日本と違うんです。返済できなくなったら不動産を銀行に返せばいいだけ。「返そう」→銀行に不動産が集まる→銀行は処理に困ってたたき売る→価格大幅下落  そういうアメリカ式担保制度と実需の消滅で、まさにバブル崩壊(誰かが何かをしたわけではない、いわば自然現象)と同じ現象が、結果として生じました。  で、「あれは住宅バブルだった」という学者などもいますが、私は「実需(中身)はあったのだから、バブルではない」と思っています。アメリカの担保制度が悪いんだと。  > (3)バブル経済はどのようにしてなったものか。  事典的には、プラザ合意が原因。  アメリカの巨額赤字を救うために為替レートを変えよう、という合意ですね。日本で言えば、「円高」になったわけです。  円高で悲鳴を上げた企業(ひいては、その企業のサラリーマン)を救うために財政出動した→カネが余った→突然カネを貸すと言われても、投資すべき商売がわからない  ということで、「とりあえず、ビール。じゃなくて、株や土地などの資産」という注文が出て、価格が上がる。それを見て「もっと上がる」「もっと上がる」と投資資金が流れ込んだ、という歴史の流れだったと記憶しています。 > (4)バブル経済崩壊の理由を述べよ。  私はこれに回答したくて、本問に回答したので長くなりますが、「バブル景気」は「崩壊した」のではなく、大蔵省の銀行局長が「破壊した」のです。  簡単に言うと、俗に「総量規制」と呼ばれる銀行局長通達を出して、不動産取引や、定款に「不動産」と書かれた企業にカネを追加融資できない(銀行が大蔵省を恐れて自粛)するような通達を出したのです。  後先考えずに、そういう愚かなことをやる。優秀なハズの日本の官僚に、時々こういう途方もない馬鹿が出る不思議さ。  ゼロから家を建てた人なら分かるでしょうが、建物が、最初の計画通りの予算(借金済みの額)でできあがることなんてナイ!のです。必ず、追加資金が必要になる(建て売りだって追加が必要になる)。  建築途中で「貸すな!」と言われたらどうなるか。一目瞭然、火を見るより明らか、というヤツです。  日本中そこらに、建設途中でのビルなどが残ったのです。  持ってるだけで利息がかかり、朽廃が進む。→たたき売ろう→価格下落→返済できない→倒産!  という、馬鹿でも分かる流れになって、俗に土地神話と呼ばれてきた「建物と違って土地は作れないから絶対に値下がりしない」という信仰に近い信念も破壊されました。  これが、いわゆる「バブル崩壊」ですが、窓ガラスに石をぶつけたらガラスが割れますが、「先生、窓が割れました」と言ったらおかしいでしょう。ナイフで心臓を刺しておいて「先生、人が死にました」と言ったらおかしいでしょう。  無責任きわまりない表現です。  土地神話があった時代は、土地さえ持っていればいくらでも貸してくれるので、安心して儲けを給料として払えたのですが、例えば「今100億円」の土地を持っていても、50億しか貸してくれない、という状況になったのです。  内部留保をたっぷり残しておかないといつ資金不足になって倒産するか分からないから、うかつに給料を上げるわけにはいかない。ということになって、いま史上最高の内部留保額だそうな。サラリーマンが苦しむ原因を作ったのが、あの銀行局長。  地価税なんていう、絵に描いた餅(妄想的な含み益)に課税する仕組みも機能しなくなって、貧しい人に支払う資金も不足した。貧しい人たちが苦しむ原因を作ったのが、あの銀行局長。  もっとも、「不動産が買えないじゃないか、なんとかしろ」と叫んだのがサラリーマンや貧しい人たちなので、一面「自業自得」なのですが、「バブルを破壊」して一番困っているのが彼らではないでしょうか。 >(5)量的緩和政策とは何か。  日本で言うなら日銀が、市場への通貨供給量を増やすことで、景気の回復を目指す政策です。

kohaku526
質問者

お礼

詳しい説明ありがとうございます。 気になっていた部分だったので良かったです^_^

関連するQ&A

  • バブル経済における湾岸戦争の存在

    湾岸戦争の始まり、日本ではバブル経済が起こっていました しかし、原油高騰がおこり、直後、バブル経済が崩壊。 多額の資金援助もおこなったようですが、これらはバブル崩壊にかかわってくるのでしょうか? 原油の高騰は、~だから、バブル崩壊に関わる 資金援助は、~だから、バブル崩壊に関わる など、理由をつけて回答してくれるとうれしいです お願いします

  • オリンピック閉幕後の不況緩和策

    第18回オリンピック閉幕後、証券不況、赤字国債発行、公害深刻化、オイルショック、バブル崩壊と続いてきましたが、 第32回オリンピック閉幕後の不況を緩和する方策を教えてください。

  • バブル経済の処理方法に就いて

    バブル崩壊後20年にも及ぶ長期不況に苦しむ日本経済ですが、膨らむだけ膨らんだ風船を針で突付いたが如く、バブル経済の息の根を完全に止めたのは所謂総量規制(バブル崩壊の兆し自体は、その通達以前に見られたが)であり急激な金融引き締め、世間でいうところのハードランディング的政策が為されたと認識しております。 当時は実態と乖離した過度の資産デフレ、何れは弾けるものと予想はされておりましたが、その反動たるや恐らく政策当局の予想を遥かに上回るものであり、日本経済低迷の現状に与えている影響も少なくないかと。 そこで質問ですが、仮に当時の宮澤政権に於いて土地価格及び信用収縮の急激な低下を避ける目的で、ソフトランディング的政策が取られていた場合、現在の日本経済はどうなっていたものと予測されますか? 尚現在の景気低迷を払拭する方策の1つとして、大幅な金融緩和が必要不可欠と個人的には考えますが、その辺も併せて回答御待ちしております。

  • バブル崩壊

    日本で住宅バブルが崩壊しましたが、どうすれば崩壊することをくい止めることができたのでしょうか? 又 バブルの時期に政府がやった政策のどこがわるかったのでしょうか。。 あの時こんな政策をよかったかもしれないという推測で構いませんので是非回答お願いします!!!

  • 米国の不良債権問題は

    バブル崩壊後、日本ではバブル経済で発生した大量の不良債権の処理が必要だと「何はなくとも不良債権処理」といった雰囲気でマスコミから政治家まで不良債権処理の政策が推進されていました(90年後半~04年ぐらいまで)。それで、いろんな企業が潰れたり、デフレがより進んだりしながらも、今の痛みに耐えて明日を良くする経済政策との話で解説されていました。 ただ昨今の、米国やEUや(中国も?上海の不動産バブルが2010年に崩壊したと聞きましたが)などバブル崩壊後の国で、日本意外で不良債権処理を断行するといった話が全く聞こえて来ません。 これはなぜなのでしょうか? (それどころか最近は米国の景気が良くなって来ている、日本株が上昇している理由は安倍相場というより米国の景気改善の影響が大きいなどと言った話が聞こえてきます。) 米国の不良債権処理は行われないのでしょうか。また不良債権処理が行われなくても景気は良くなるものなのでしょうか? お詳しい方々、素人にもわかるようなご解説がいただきたく思います。 よろしくお願いします。

  • 長期化する低金利

    バブルが崩壊してから超低金利政策が行われています。原因は資産デフレと物価デフレであり施策としては金融緩和・財政再建が必要と言われて行われています。 具体的になぜここまで長期化している理由が理論立てて理解できませんので詳しく教えてください。

  • アベノミクスも、新自由主義の失敗と似た道をたどる?

    小泉政権の終盤頃に出た、ネオリベラリズム批判、といった内容の本を読むと、金融規制緩和や労働規制緩和、保護貿易撤廃などの新自由主義的な政策を進めると、 海外からの投資資金が集まって一時的に景気はよくなる、しかしバブルが膨らんで格差が拡大し、あげくにバブルは崩壊、海外からのマネーは逃げ、規制の復活や応急処置的な財政政策をせざるを得なくなり財政悪化を招く… というパターンがほぼ定式化されており、南米諸国でもそのような経済現象は80~90年代に一通り見られている… そうなのですが、これではアベノミクスもしばらく盛り上がったあとあっけなく崩壊してまた元来た道のような不景気…かつてのバブル崩壊と同じようなことを繰り返すのだろうか…? と考えるとすごく虚しいような、モヤモヤしました。 しかしこれまで散々デフレと言われて景気停滞感を引きずり続け、何かしないといけなかったのは確か、安倍さんの路線は基本的に真っ当じゃないか、と今のところ私は信じたいと思ってます。 バブル発生・崩壊ってアベノミクスの延長線上で起こるでしょうか? また規制緩和で悪質な商売が流行ったり格差が拡大したり、するでしょうか?これは小泉政権でも散々批判されましたし、もっと上手くやるんじゃないか?やってほしい、とは思いますが… また、海外マネーを呼び込む工夫をしても、じきバブル崩壊なりマイナスのアクシデントが発生してマネーは一斉流出する…これって必ずそういう流れになるんですかね?しかし外資と上手く付き合う作戦無しに、このグローバル経済の世界で、一つの国が景気向上策を立てられるでしょうか? アベノミクスが新自由主義で失敗した、痛い目にあったと言われる過去の事例と似たパターンをたどるか、それを避けられるか、どう思われますか?

  • 高校 現代社会 お願いします

    高校の現代社会の問題、金融政策ですが、お願いします。 量的緩和政策では、買いオペが長期間継続された。買いオペが長期間継続されると どのような問題が生じますか?

  • バブル崩壊後の経済政策

    質問です。 バブル経済崩壊後、日本経済を再生させるために行われた政策を調べ、 それらの政策がどの程度有効であったか検討しなさい。 大学のレポート課題なのですが、良い参考文献が見つからず困っています。 誰か分かる人がいましたら、教えてください。お願いします。

  • バブル崩壊後の日本の景気対策

    1990年にバブルが崩壊した後、日本はこれまでにどのような経済政策をとってきたのでしょうか???消費税も対策の一つになるのでしょうか?ずいぶん前に、子ども(14歳以下???)のいる家庭に子ども1人につき2万円が給付されましたが、あれも経済政策のうちの一つですか??? この10年あまりの間に日本政府が、バブル崩壊後の不景気対策としてどのような政策を取ってきたのか、知りたいです。いろいろ、検索してみたのですが、やはり、すべてまとめて書いてあるようなページはなかなか見つからず、困っています。どなたか、簡単に説明、または、詳しく述べられたページをご存知の方がいらっしゃいましたら、教えていただきたいです。 よろしくおねがいいたします。