野口英世の業績は偉大ですが。その人物評価について？

質問

「人は能力だけでは、この世に立つことはできない。たとえ、立身しても、機械と同様だ。人は能力と共に徳を持つことが必要である。」

これは野口英世の格言だとされていますが、いつごろ、どういった場で、または著作、日記、寄稿、発言なのか知りたいです。

理由は：私の知る限りでは、野口英世はその名声とは裏腹に人格的、金銭的に問題があった人物で借金魔、変節漢、自己中と呼ばれ、このような「徳」を云々できる立場には無い、と承知しているからです。

業績で評価はされても人格的に問題があるいわゆる偉人は古今東西を問わず多く存在します。

私が野口英世に持つ人物像に誤りがあれば正していただきたいとも思います。

アフリカがらみで言えば、聖者扱いされたかのシュバイツアーでさえ、人種偏見者として近年は厳しい評価の対象になっています。

野口英世の人物に関して、「毀誉褒貶合半ば」は世の常、で済むようなはなしでしょうか。

回答No.2

yoichi001

直接の回答ではないですけど。

私の住んでる地域にとある偉人の生家があり、観光名所となってます。
戦後に大変な苦労をして、その生き方が賞賛されている方です。

でも、私の知人のおじい様は戦争反対側でその偉人は戦争大賛成で、散々苛められたらしいです。

偉人さんは、敗戦と共に負傷し、負傷した体で主張を180度変更し、戦争反対を唱えだしたらしいです。

まぁ、　別に知人のおじい様は、特にその方に恨みがあるわけじゃないらしいですけど、その方の娘さんが、父が戦時中から如何に戦争反対を唱えていたかというような話を最近するようになり、戦後生まれの娘さんに何故戦時中のその偉人の様子が分かるのか？実際は戦争賛成で反対する人に酷い仕打ちをしていた事実を捻じ曲げるのか？という疑問があったり、役所等も観光の名所として扱おうとしているので、案内板の内容が事実を違う部分があるとの投書などをした事があるそうですが、全て無視されたそうです。

まぁ、人への評価なんて見方次第かもしれませんが、偉人の業績には後乗せの部分もあるもんなんじゃないかと私は思います。

お礼

yoichi001　さん

ご回答ありがとう。

ウチのまわりにもそっくりな事例があります。

ずいぶん前に亡くなった爺ちゃん（祖父）は日露戦争の傷病帰還兵で村の英雄でした。正月に勲章ぶら下げて歩き回りアチコチで天皇陛下の現人神の赤子である国民は品行方正かくあるべしと説教垂れて歩くのが常で、大日本帝国万歳でしたが、敗戦後はコロッと宗旨替えして、呑む打つ買うの不良老人で村中の鼻つまみの成り下がりました。

見事な豹変ですね。笑）

こんな人たくさんいます。