• 締切済み

上智大を舞台とした少し古い小説

教えてください。 ほとんど内容を覚えていませんが、どうしても探し出す必要があります。 遠藤周作の作品ではありません。 (おそらく) 昭和三十年代、あるいは四十年代の上智大 (四谷キャンパス) を舞台とした小説で、 主人公はおそらく学生ではなく、教授、助教授 (当時)、助手 (当時)、あるいは講師のいずれかです。 特に大きな事件が起きるわけでもなく、主人公が大学と下宿?とのあいだを行き来するような 場面しか覚えていません。 個人的な印象は、全体が曇りの日の夕どきか灰色のイメージです。 三十年前 (昭和六十年代初頭) に読んだので、発表はそれ以前の作品です。

  • mbx
  • お礼率10% (26/240)

みんなの回答

  • Kittynote
  • ベストアンサー率84% (32/38)
回答No.1

「上智大を舞台とした少し古い小説」で真っ先に連想したのは 短編連作小説『モッキンポット師の後始末/井上ひさし講談社文庫/1974』です。 登場人物は「神父・S大学教授、モッキンポット師」と 「S大学文学部仏文科、小松青年」「東大医学部学生、土田」 「教育大理学部学生、日野」の三人組など。 昭和31年上智大学外国語学部フランス語科復学、昭和35年卒業の井上ひさし氏が 当時の体験を小説化したのが『モッキンポット師の後始末』とのことからしますと 候補の一つにはなるかと思います。 ただ遙か昔の既読ゆえ、大学が舞台だったか否かまでは定かでありません。 多くは学外の事で抱腹絶倒の中にもほろ苦い印象を持った記憶があります。 〇『モッキンポット師の後始末/井上ひさし/講談社文庫/1974』 https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784061312586 短編連作5編収録(初出『小説現代<1971-1972>』) 「モッキンポット師の後始末」 「聖パウロ学生寮の没落」 「聖ピーター銀行の破産」 「逢初一号館の奇蹟」 「モッキンポット師の三度笠」 〇(※続編)『モッキンポット師ふたたび/井上ひさし/講談社文庫/1985』 https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784061834095 短編連作5編収録(初出『小説現代<1973-1975>』) 「モッキンポット師ふたたび」 「ドラ王女の失踪」 「サンチャゴの騎士団長」 「明治天皇と赤い靴」 「モッキンポット師の性生活」 〇#118『モッキンポット師の後始末』By 井上ひさし http://www.rakuto-underground.com/TORU/BackNumber/MOCKINPT.htm 〇井上ひさしの世界 全著作レヴュー http://blog.livedoor.jp/y7952ca-inouehisashi/search?q=%E3%83%A2%E3%83%83%E3%82%AD%E3%83%B3%E3%83%9D%E3%83%83%E3%83%88%E5%B8%AB ○2011.8月16/66『モッキンポット師ふたたび』(講談社文庫、1985年) ○2011.6月6/ 5『モッキンポット師の後始末』(講談社(※文庫)、1974年) 以上 見当違いの可能性もありますが 少しでも疑問解消の糸口に繋がれば幸いです^^

mbx
質問者

お礼

列車の中のシーンがあったような記憶がありますが、地下鉄なのか中央線なのか不明です (ここでも大したできごとはなかったと思います)。

mbx
質問者

補足

ありがとうございます。 ただ > 多くは学外の事で抱腹絶倒の中にも 全体的に灰色、あるいは薄暗い印象しかなかったので、違うと思います。 しかも、主要登場人物は、先に挙げた一人だけしか記憶にありません (関わった人はそれぞれ、単なる one of them)。

関連するQ&A

  • 九州を舞台にした小説

    明治~昭和(1960年代頃まで)の時代に書かれた、九州を舞台にした小説を探しております。 特に方言が出てくる作品をご存知でしたら教えて下さい。 福永武彦・梅崎春生・火野葦平・野呂邦暢・井上光晴・遠藤周作・五木寛之以外でお願い致します。

  • 明治~昭和(戦前)が舞台の小説

    こんにちは。タイトルの通り、明治・大正・昭和(戦前)期が舞台になっている小説が好きで、探しています。下の条件に当てはまるようなものでおすすめの小説はないでしょうか?あればぜひ教えて下さい。 ●舞台・・・日本  ●ジャンル・・・できれば家族もの、恋愛もの、大河もの(?)など         (ホラー、ミステリー、シリアス系以外で)  ●短編ではなく、中・長編のもの ●読み応えがあり、読み終わったあと満足感を得られるようなもの ちなみに、今まで多く読んできたのは三浦綾子さん、宮尾登美子さんの小説です。 その他、個人的に面白かった作品としては、「楡家の人びと」(北杜夫さん)、「紀ノ川」(有吉佐和子さん)、「女の一生」(遠藤周作さん)などがあります。 いろいろと探してきては手当たり次第に読んでいるのですが、時代範囲が幅広いため、まだ自分の知らない面白い小説があるかもしれないと思い、質問させていただきました。 よろしくお願いします。

  • 昭和初期が舞台の映画

    当時の文化や風俗・服装などの資料を集めています。 昭和初期(戦前の1930年前後)頃が舞台の作品・もしくはその当時作られた作品でおすすめがあれば是非教えて頂きたいです。当時作られたものは手に入りづらいかな…と思うので、普通にレンタルや購入が出来るものだと助かります。 宜しくお願い致します。

  • 昔のプロレスラーについて教えてください

    古い話で恐縮ですが、昔昭和20年代後半くらでしょうか、力道山と同様に人気のあった「遠藤みのる?」か「遠藤・・・」とかゆうレスラーについてご存知の方があれば教えてください。当時大阪の天六に彼の道場もあったそうですが・・。よろしくお願いします。

  • 大正時代を舞台にした、若い男性が主人公の小説

    最近、『花物語』(著:吉屋信子)や『鏡の偽乙女』(著:朱川湊人)、『こころ』(著:夏目漱石)を拝読し、大正時代の学生の生活に非常な興味と憧憬を感じました。 ついては、さらに当時の男女学生を描いた小説を読みたいと思っています。 女学生に関しては該当作品がいくつか見つかったのですが、男子学生のものがなかなか見当たりません。 もし、大正時代の、男子学生ないしはそれに近しい年頃(具体的には、10代半ば~20代)の男性を主人公とした小説をご存知でしたら、教えてくださいませんか? ※恐れ入りますが、アニメや漫画はご遠慮ください。小説のみでお願いします。

  • さいとう・たかをのレア作品のタイトル名が知りたい

    昭和50年代中盤の作品だと思いますが、さいとう・たかをの時代劇作品のタイトルが思い出せません。 駆け出しの青年剣士が様々な剣豪と出会いながら成長する姿が描かれています。時代設定は北辰一刀流の千葉周作・玄武館全盛期と思われます。断片的な情報として。 1.兄弟の辻斬りが登場する。 2.主人公の周辺に常に関わる中年の大柄で柄の悪い浪人が準主役的に描かれており、この男の色情場面が作中多く描かれている。 ちなみにウィキペディアには該当する作品は載っていませんでした。以上よろしくお願い致します。

  • 精神病を扱ったお薦めの小説を教えて下さい

    日本の小説で、明治から昭和50年代くらいまでの作品、できれば精神科医の視点からではなく、客観三人称体、または家族や友人、恋人などの視点から書いたものでお願いします。 病気の程度が軽度のもの、また作品内において精神病として扱われていないもの、作品の主題が精神病そのものでなくても構いません。 この小説の、この登場人物の描写は凄いといったお薦め作品、長編でも短編でも、お願いします。

  • 90年代に、最新萌え美少女絵柄を描けたら大流行?

    日本の萌え美少女文化や絵柄は90年代初頭ごろから特に強くなって、21世紀になって以降もどんどん進化を続けていますよね。 放送中のアニメ作品である「16bitセンセーション アナザーレイヤー」では主人公であるコノハが90年代にタイムスリップを繰りかえして、当時の美少女ゲームに革命を起こしそうな流れになってます。上側の画像です。 そこで思ったのですが、実際に90年代初頭ぐらいに下側の画像のような最新の萌え美少女ゲームの絵柄やキャラデザを登場させたら、一気に流行して当時の萌え文化に多大な影響を与えそうですか? 色塗りなども自分も大好きなゲーム作品の絵柄です。 美少女キャラが登場する人気ゲームのメインイラストレーターにさえ、大抜擢されちゃったりしますかね。 そのまま大人気イラストレーターの一人にも。 それとも当時ではまだ前衛的な絵柄すぎて、逆にきわもの扱いされそうでしょうか? 画像はクリックすれば大きく見れるはずですので、萌え文化に興味ある人など、皆さんからの色んな意見をぜひ頂きたいです。

  • 昭和30年代の美術教育について教えてください

    昭和30年代初頭、もしくは昭和20年代後半でも かまいません。このころ、日本の小学校の美術教育で さかんであった指導法、実践、教育観、カリスマ教育者 などがありましたら教えてください。 お願いします。

  • 神職に従事したい

    キリスト教会で洗礼を受けたことがあります。果たして、神職に奉職することは可能なのでしょうか。 洗礼を受けた当時、信仰への誤解があって、自分のなかに閉じこもってしまいました。遠藤周作の「深い川」を読んでいて、主人公と同じく、真理というものに絶対というものがないことを感じております。すなわち、正しさのなかに間違いもあって、反対もまたありえると感じているようです。また、以前に信仰への悩みで寄稿したとき、アジア人が一神教の神様を受け入れることが難しいと指摘されたことがありました。 あるお宮さんへ神職見習いのことに相談に行こうと思っているのですが、どなたか回答をお願いいたします。