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低周波でのラマン分光について
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ラマン分光では、入射光をそのまま散乱させてくるレイリー散乱の波長は何の意味もなくて、 試料にあたった入射光が、試料の分子構造・結合によってエネルギーの授受をすることで、そのエネルギーに応じた波長・周波数の光となった、ストークス光・アンチストークス光の波長を見たいのです。 しかし、レイリー散乱の光量のほうが圧倒的に強いので、フィルタで隠してやらないと、ストークス光・アンチストークス光が見えないのです。 とはいえ、低波数になってくると、レイリー散乱の波数とストークス光・アンチストークス光の波数が近すぎて、フィルタでレイリー散乱だけではなく、全部カットしてしまいかねないので、低波数帯ではフィルタの性能がよりシビアに要求されるのです。 ラマン分光 レイリー散乱 フィルタ 波数 - Google 検索 http://www.google.co.jp/search?q=%E3%83%A9%E3%83%9E%E3%83%B3%E5%88%86%E5%85%89+%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%83%AA%E3%83%BC%E6%95%A3%E4%B9%B1+%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%AB%E3%82%BF+%E6%B3%A2%E6%95%B0
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