鶴翼の陣の実例について

質問

インターネット上で検索すると、鶴翼の陣を使って勝利した場合の実例があまりないのですが、鶴翼の陣を使って勝利した実例を、皆さん、もし、ご存じだったら教えて下さい。

（例）三国志　○○の戦いで△△が鶴翼の陣で勝った
などの実例があると嬉しいです。詳しい時代背景などもあったらもっと嬉しいです。

回答No.1

loveinside · ベストアンサー

ご質問読ませていただきました。

正直聞いた事がありません。

関ヶ原では、徳川は魚鱗の陣、石田は鶴翼の陣、三方ヶ原では武田は魚鱗の陣、徳川は鶴翼の陣、いずれも鶴翼の陣側は勝利していません。可能性があるとしたら川中島の戦いです。何回か戦いをしていますので。ただ、記録があったとしても、疑問が残ります。

鶴翼の陣は平らな平野・盆地でないと構えられなと思います。また視界が十分である事、鶴翼の陣を妨げる障害物がないこと。小規模な戦であったかもしれませんが、記録としては残る程の戦ではなかったからではないでしょうか。

以上、参考まで。

回答No.5

lv48

参考までに
私が聞いた話では、鶴翼の陣は時間稼ぎの守りの陣形
中央から来れば両翼から包囲して、その間に総大将が逃げられる。
あわよくば勝を拾える。
敵は包囲を警戒し、片翼から各個撃破、時間がかかるうちに総大将は撤退。
実際、鶴翼の陣で負けた総大将は、討ち取られずに落ち延びているのでは？
戦で負けても戦略では勝利？
川中島の信玄も鶴翼の陣は別働隊が来るまでの時間稼ぎと守りが目的でしょう。
別働隊とともに包囲殲滅が出来れば完全勝利でした。

回答No.4

あずき なな（@azuki-7）

日本では無いはず
三国志とかそっちは専門外なので賢者の回答待ち

関ヶ原で西軍は鶴翼の陣でした
これは大谷吉継が必勝の策として考えた布陣ですが
結局負けました…
鶴翼の陣は相手を懐深くに誘い込み全軍で取り囲んで潰していく戦法ですから
1つの部隊でも機能しないと陣形は意味を成さないですね

回答No.3

eroero4649

一番有名なのは、カンナエの戦いじゃないかなと思います。

しかし、「数に勝る側が数に劣る側に野戦で勝利した無数の無名の戦い」のほとんどは鶴翼陣形で勝利していると思います。

大砲（火器）が発達するまでの戦いというのは、運動会の騎馬戦みたいなものです。正面でやりあっている間に横からひょいと帽子を取るのが一番効率がいい戦い方ですね。だから、部隊は横に横に広がると有利なわけです。これは「基本的には」って話です。
しかし横に横に広がると正面が薄くなって突破される可能性があります。ここが、「あちらを立てればこちらが立たず」になるわけですね。しかし、こちら側が数に勝っているのであれば、数にモノをいわせて平押しすれば相手が余程に名将でもない限り勝てます。
自分が数に劣る側の兵士だと思えばいいです。数に勝る相手が、横にぶわーっと広がって布陣していたら、自分たちの指揮官に対するカリスマ的な信頼でもない限りその時点で精神的に負けてしまうと思います。

しかしそんなヒネリもない戦いは、夏の甲子園高校野球大会の地方予選の1回戦みたいな戦いです。番狂わせが起きることはほぼなく、順当に強い側が一方的に勝利します。論評するほどのことでもないので、歴史に名前は残らずに忘れられていきます。
後世に「○○の戦い」みたいに名前が残る戦いというのは、基本的にどう考えても不利な側が名将の卓越した指揮により劇的に勝利を収めたから「これはすごい」と人々の記憶に残るのです。スポーツの世界でも、ジャイアントキリングが人々の記憶に残ります。「甲子園常連校が、部員10人しかいない県立農業高校をコールドで勝った」なんて、誰も記憶に残さないのです。

話を鶴翼の陣（横隊陣形）に戻せば、これは数に勝る側が数に劣る側に対する陣形の基本だと思います。この陣形が最も遊兵が生まれず、数の多さを生かせるからです。つまりこの陣形が生まれるときというのは、だいたいやる前から結果が決まっているような場合で、「番狂わせ」が起きなければ、そのまま数に勝る方が勝利し、それは「勝つべくして勝った」わけですから記憶にも残りません。そして、番狂わせが起きるとそれは時に名前が残る戦いになるのだと思います。

回答No.2

jkpawapuro

カンナエの戦いでカルタゴが成功させたかな？
カルタゴは当時騎兵力でローマ軍を優越していました。

鶴翼の陣ってようは包囲陣形ですから、普通まんまと包み込まれる馬鹿はいません。だからめったにそれで勝って成功させるってのは成立しにくいですよ。
このため鶴翼の陣を成立させるためには、両翼によほど機動力に優れた戦力をもって相手を速度（あるいは突破力）で優越して包囲を成功させるか、あるいはうまいこと相手を挑発しておびき出して鶴翼の真ん中におびき出すしかありません。

逆に機動力突破力に勝る相手に鶴翼なんかやったもんなら、あっさり相手にどちらかの翼とっぱされて逆に相手に包まれます（三方が原の徳川家康）。

よく孔明や韓信が相手をおびき出して包囲殲滅していますが、あれなど陣形図を見たら鶴翼に布陣して相手の中心兵力をうまくおびき出して包囲殲滅させてるんだとおもいます。
鶴翼に布陣することがすごいのではなく、いかにその布陣の真ん中に相手をおびき出すかなんでしょうね。