放射性セシウム137とは?半減期や変化について知りたい

このQ&Aのポイント
  • 放射性セシウム137について詳しく知りたいです。この物質の半減期は約30年であり、完全に放射線を放出しなくなるまでには約300年かかると聞きました。しかし、ウィキペディアなどの情報源ではこのことについて詳細な記載がなく、確かな情報が知りたいです。
  • 放射性セシウム137の半減期は約30年であり、完全に放射線を放出しなくなるまでには約300年かかるという話を聞きました。しかし、具体的な情報源が見つからず、この話が本当かどうか疑問です。セシウム137の変化やその他の放射性物質についても詳しく知りたいです。
  • 放射性セシウム137についての情報を探しています。半減期は約30年であり、完全に放射線を放出しなくなるまでには約300年かかるとされていますが、具体的な情報源が見当たりません。セシウム137の変化や他の放射性物質についても詳細を知りたいです。
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放射性セシウム137について

今回、放射性セシウム137について、お聞きします。 この放射性セシウム137の半減期が、約30年だと言う事は 周知の事実だと理解しています。 最近、放射性セシウム137が、完全な放射線を放出しない 元素に変化するには、300年程の年数を要すると言った 話を聞きました。 この事が事実かどうか、今回お聞きしたいと思います。 ウィキペディアなどで、セシウム137について調べてみます と、半減期についての記載は出てきますが、完全に放射線を 出さなくなる年数についての記載はありません。 また半減期が、約29年と言われているストロンチウム90につ いても、もし、完全に放射線を放出しなくなる年数が分かって いましたら、教えて下さい。 セシウム137はベータ崩壊して、バリウム137に、 ストロンチウム90も、ベータ崩壊して、イットリウム90になりや すく、さらにベータ崩壊して、安定したジルコニウム90に変化 しやすいと言った事は一応知っています。

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  • bran111
  • ベストアンサー率49% (512/1037)
回答No.1

半減期というのは現在の量が半分になるために要する時間であって、30年たったらなくなるというものではなく、今の半分になっているということを言っています。したがって、60年で1/4、90年で1/8というように減っていくということになります。300年たつと(1/2)^10≒1/1000になるということであって、「完全に」というより、量が減るので影響は無視できるだろうと誰かが言ったのでしょうが厳密な意味では1/1000になっただけの話です。「完全に」などという言葉に惑わされないでください。  しかし、地球上には岩石由来の自然放射能があり、宇宙線が間断なく飛んできて放射線になっています。上空へ行くと宇宙線由来の放射線が強いため、ジェット機のパイロットは大丈夫かということが問題になったことがありました。花崗岩は自然放射性物質(ウラン系)を多く含み、兵庫県は最も高いのですが兵庫県の人が短命とかがんになりやすいといったデータはなく、このような自然放射能に対しては人間は十分に耐性があると判断されているわけです。  よって福島原発の事故による放射性物質による放射能が自然放射能レベルになれば問題ないと考えてもよいことになります。その辺に注意して各種の関連する報告を読んでください。

jepense2307
質問者

お礼

bran111さん、300年たつと(1/2)^10≒1/1000になると言った 具体的な数値で、御説明頂き、有難うございました。 大変、参考になりました。

その他の回答 (2)

回答No.3

>この事が事実かどうか、今回お聞きしたいと思います。 事実ではありません。 半減期が30年ならば300年で元の量の2^10分の1つまり1024分の1になるだけです。 無くなることは永久にありません。 どの段階で影響がないと言えるかはそれぞれのケースや見解で違いますから何とも言えませんね。

jepense2307
質問者

お礼

TooManyBugsさん、有難うございます。 半減期が30年で、300年経っても、無くなることは永久にない と言う事で驚きました。正直なところ、驚きました。

  • SPROCKETER
  • ベストアンサー率26% (2024/7559)
回答No.2

 セシウム137による被爆は体外被曝と体内被曝で大きく異なります。  対外被曝では、皮膚が火傷を起こしたり、癌化したりしますが、強い放射線を帯びていない限りは重症にはならないようです。  それに対して、体内被曝の場合は脂肪や骨などに残存して長期間被爆が続くので、癌化したり、遺伝子が変異を起こす確率が高く、危険であるようです。  半減期が30年ぐらいのセシウム137やストロンチウム90は人間の一生(60年間)で4分の1までしか減らないわけで、その間に発病して死亡する危険があると考えられています。  特に危険なのは生殖器官に残留する放射性物質で、突然変異や奇形の原因になる危険があるようです。  半減期が同じで同量の放射性物質であっても、体内に残留する場所の違いで、被曝による影響の大きさも変わって来ますので、一概には言えないと思います。

jepense2307
質問者

お礼

SPROCKETERさん、ANo.1の「bran111さん」と同様、具体的に、 数値を上げて頂き、分かり安かったです。有難うございました。 セシウム137やストロンチウム90は、人間の一生(60年間) で4分の1までしか減らないと言う事で、その間に発病して死亡 する危険がある訳ですね。納得しました。

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