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放射性セシウムの吸入

放射性セシウムを肺へ吸入した場合と 食物として摂取した場合では、生物学的半減期や代謝に違いがありますか?

  • wav79
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みんなの回答

  • fisker
  • ベストアンサー率31% (103/324)
回答No.5

人体への放射線被曝は外部の線源からの放射線を受ける外部被曝と、放射性物質を体内に取り込んで内部から被曝する内部被曝に分けられます。天然由来のものだと、外部被曝の代表的なものは宇宙からの宇宙線、内部被曝は大気中のラドンの吸引や食品に含まれる放射性カリウム等です。 外部被曝の影響は線種と線量でほぼ決まるのに対して、内部被曝の影響は線源となる核種や摂取経路(経口か吸入か)によって体内での挙動や排出時間が異なります。そのため、単位量(Bq)の摂取に対して今後50年間にどれだけの被曝(Sv)をするのかの換算係数(単位はSv/Bq)が核種、摂取経路ごとに定められています。 セシウム137の場合、この係数は経口摂取が1.3×10^-8、吸入摂取では3.9×10^-8です。つまり、Bqの値で同じ量を摂取する場合、吸入摂取だと経口摂取の3倍ほど影響があります。 一方で、セシウムのように固体の粒子として存在する核種は食品や飲料水には場合によって高い濃度で存在しますが、大気中の濃度はそれほど高くはなり得ません。潮風には塩分が含まれますが、海水を一滴舐めるのと同じだけ塩分を摂取するにはどれだけ潮風を呼吸しなければならないか想像してみて下さい。

回答No.4

経口摂取と経気道摂取での経路の違いということで、その後の吸収経路や吸収率は異なってきます。 経気道の場合は肺などから、経口の場合は消化管からの吸収となるためというのはご理解いただけると思います。 セシウムの場合は、カリウムと化学的挙動が似ていますので、経口の方が吸収率は高くなるようです。 そのため、同量の放射性物質を経口と経気道で摂取した場合、その最初の摂取した量からという意味合いでは生物学的半減期も異なりますが、一旦体に入って親和部位に沈着した場合は生物学的半減期は同じになってくると考えていいかと思います。 経口と経気道の吸収率が違う例としては、「放射線を放出する同位元素の数量等を定める件(平成十二年科学技術庁告示第五号)」の別表第2の第2欄、第3欄の違いが参考になると思います。 http://www.mext.go.jp/component/a_menu/science/anzenkakuho/micro_detail/__icsFiles/afieldfile/2011/07/12/h121023_05_2.pdf こちらの告示はICRP1990年勧告(でよかったと思いますが)を参考に制定された国内基準の数値です。 参考URLは文科省の上記法令部分を出しています。 33ページ目からが別表第2になりますので、ご確認いただければと思います。

回答No.3

どちらも内部被ばくであり、致命傷になることは変わりません。 直接、接触した状態で被ばくするわけですから、危険なのは変わりません。 既に体への被害が出始めており、原爆症状を訴えている患者が急増しています。 今後、更に増えている予想で、2年後が急増するだろうと言われています。 気を付けることは、自分を守ることです。 最大限の注意を払いましょう。 マスクなども、関東圏内であれば、使用して当然のことです。

回答No.2

まだ、福島原発のことで放射性物質のことを気にしてるのですか?もう、終息したし、放出された放射性物質のセシウムも極めて微々で全く問題無いのですよ。それをまだ気にしてるのは、強迫神経症で異常な性格ですね。 そんなに気になるなら、いっそのこと、アフリカにでも引越したらどうですか?アフリカのジャングルで、素っ裸になって踊り狂う毎日や、ある時にはライオンやトラに追いかけられたりしてせっせと草原を駆け回って下さい。あなたの望み通りセシウムの心配は無いですね。

  • skip-man
  • ベストアンサー率22% (344/1529)
回答No.1

放射線の半減期は変わりません。 空中に漂っていようと,水中に落ちようと,生物の体の中に入ろうと一緒です。 呼吸で粘膜から体内に留まっても,食品と一緒に粘膜から留まっても,放射線が細胞に及ぼす影響には違いはありません。

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