今あらためて”セクハラ”とは？（例の都議発言より）

質問

セクハラとは、”セクシャル・ハラスメント”の略で、和訳すれば”性的いやがらせ”
とあります。

私（４９♂）の解釈では、セクハラとは

・相手が望まないのに性的な関係を強要する
・相手が望まないのに性的な会話を強要する
・相手が望まないのに体に触る
・相手が望まないのに食事やデートに誘う、交際を迫る
・公共の場で性的な言動をする
・職場でヌードグラビアをみる、ヌードポスターを貼る

といったことだと考えます。

例の都議の発言（結婚しないのか）セクハラだとすれば

結婚＝性的なこと

ということになりますが、それでいいのでしょうか？

そういう側面がないとはいいませんが、結婚とはパートナーとともに家庭
をつくることだと思います。

結婚の話題が”性的な”いやがらせになる、というのがわかりません。

”結婚しないのか”はセクハラですか？

回答No.19

大空 二千翔（@oozora2000） · ベストアンサー

あなたが、不思議に思われるのも無理はないかもしれませんね。
確かに、「セクシャルハラスメント」あるいは「性的嫌がらせ」という言葉からは、エッチ系の悪さをしでかした、という響きしかないかもしれません。

しかし、もうひとつ重大な視点が抜けています。

実は、日本語の「性」の英訳語には、「肉体的な性」である「セックス（sex)」のほかにもう一つ、「役割としての性」を現す「ジェンダー(gender)」という用語があり、
「セクシャルハラスメント」は、その両方（sexとgender）に関わるハラスメント（嫌がらせ）を対象としていると考えられることが、問題をわかりにくくしている嫌いがあります。

例えば、体に触ったとか、性的関係を迫ったとか、、ヌードポスターを目に触れるところに掲示したとかいった、いわゆる肉体的性（sex）に対する嫌がらせは、ある意味「わかりやすい」、誰に聞いてもNGですよね。

これに対して、「役割としての性」（gender）に対する嫌がらせは、ややわかりにくく、相手の感じ方次第の面がありますが、例えば、1. 酒席での酌の強要、2. 結婚、出産、恋愛、彼氏（彼女）のことを執拗に尋ねる、3.女性/男性だからこうするのが当然とばかり色々説教したりするのは、まずNGでしょう。

今回の”結婚しないのか”との発言の背景には、女性は結婚や出産することによって一人前と思われている（一方、男性は、結婚や親となることではなく、仕事の成果によって一人前と思われている）今の日本の現状を如実に表しているものと思われます。
塩村議員の質問内容が「妊娠や出産に悩む女性への支援策」であったとしても、質問者個人の問題であるべき結婚や出産について、ヤジを飛ばすのは、現在の世界の男女平等に対する潮流・良識に逆行した、トッテモカッコワルイ行為であり、世界中からバッシングを浴びても当然と思います。

このgender絡みのセクハラに対する認識が、とにかく遅れている日本人（特に日本男性）の実態について、私は前にも投稿したことがあります。それは、なでしこジャパンがワールドカップで初優勝を果たし、帰国後記者たちが投げかけた質問についてです。

　現在は男女平等・男女同権だと思いますか？
　http://okwave.jp/qa/q6920104.html
　（回答No.12)

お礼

回答ありがとうございます。

＞「役割としての性」を現す「ジェンダー(gender)」という用語があり、

今回こちらで質問させていただいて、性的＝sexだけではないということを学ばせていただきました。

回答No.11

payphone

セクについては＃１０のとおりです。
ハラについては、質問の様に色々例を挙げてどうのということではありません。
パワハラ、モラハラ、アカハラ等色々ありますが、基本は言われた方が嫌だと思えばハラスメントになるということです。
ですから二人の関係が大きく関わります。同じ「結婚しないのか？」でも場合によっては云われてありがとうも可能性としてあるし逆にＮＧワードにもなり得るのです。もし赤の他人に言われれば後者ですよね。

回答No.10

gouzig

性的という意味を誤解しています。
セクハラの性的というのは日本語でいうセックスという意味ではありません。
例えば、女性という性に関することはプライベートなことです。
結婚はそのプライベートなことなのです。
プライバシーに関することを口にすることがセクハラなのです。

お礼

回答ありがとうございます。

＞セクハラの性的というのは日本語でいうセックスという意味ではありません。

そうだったのですか？知りませんでした。

かつてたくさんいた”近所のおせっかいおばさん”
は今ではＮＧなのですかね。

時代ですかね・・・

いずれにしても基準があいまいな感じはぬぐえません。
はっきりしてほしいと思います。

回答No.9

darairamay

>>結婚＝性的なことということになりますが、それでいいのでしょうか？

昔から女性は「お世継ぎ」「長男を産まないと」「男を産まないと」「子供を産むために健康な体を」「結婚するのが女の幸せ」などと言われてきました。
現代でもその名残があるでしょう。現に、妊娠前に行った産婦人科関係の教室では「優秀な子孫を」とか言われてしまいましたね。いやマジな話で。
ちなみに某実録漫画にも似たような話が出てましたね。

そこから、「早く結婚しないの？」＝「早く子供産まないの？」「早く子供産んで社会に貢献して」「早く」「はやく！」
などのようにマイナスイメージとして捉えてしまう考えが、残っているのではないでしょうか。
「そんなふうに考えなければ良いじゃん」とは簡単に言えません。そういうものです。どこの国でも、男女どちらでも、そうです。なんとなくで持つイメージというものは強く残ります。
今回の例は、その中の一つの話だった、ということではないでしょうか。

あとは、その言葉を言う相手との関係、その時の場の状況、にも左右されますでしょう。
親が言うなら、「孫が見たいのかな」というのと、「親だからそういうのを望んでしまうだろうな」という考えがあります。だから許容範囲なのでしょう。だとしても、「親が結婚結婚うるさい」という声は大量にありますが。
友人に関しては、変なシモ系の話もする仲なら、言えるのでしょうね。まあ「友人に言われて傷ついた」と言う人もいますが。
家族でも友人でもない、仕事関係のいわば他人、
「大きなお世話」
その通りだと思います。
怒るのも仕方ありません。その怒りをどこまで発展させるかは、人によります。

次に状況です。
もし、少子化問題、晩婚化について問題提起している中、「(あんたらは早く)結婚しないの？」と言われたら、そりゃアウトでしょうね。その言葉を言えば、「お前らが早く結婚して子供産めよ。そうすれば解決する話だ。」「産んで増やせば少子化問題解決するでしょ。お前ら早く産め。」などというふうな感じに捉えられても仕方ないでしょう。何も少子化問題に限った話ではなく、少ない文章の中に色んな意味を見出す例は沢山ありますし、面と向かって直接的な言葉を吐くのを遠慮する文化である日本社会でなら、裏の言葉をかんぐってしまっても仕方ないのでしょうね。

そういうのを含め、「結婚しないのか」という言葉は不適切で、ましてや他人がホイホイ言葉にすることでもないでしょうし、セクハラだと言われても仕方ないかもしれません。
ただし、マスコミが祭り上げるのは度が過ぎるでしょう。
そして裁判沙汰にまでもっていくかどうかは、言われた本人次第でしょう。私はそこまで行かずとも良いとは思いますが、まあそこらへんは知りません。人の事ですから。

あと念のためですが、
セクハラというようなものは、
男→女
女→男
男→男
女→女
でも成立します。

お礼

回答ありがとうございます。

例の”平場”都議を擁護するつもりはまったくないんです。

あの場でああいう発言すればどういうリアクションがくるか想像できなかった本人が悪い。

記者に誘導されたという感じもしますが・・・

議場で言われた女性都議は議場という公の場で自分に向けて言われたから
腹が立つ、はまだわかりますが、”平場”のおっさんは特定の誰かをさして言ったわけではないし
・・・

むずかしいですね。

回答No.8

love_peace_hkm

私からすると、「結婚しないのか？」という発言は、セクハラというより、「大きなお世話」ですね。
そんなこと放っておいてくれって話。
しかも、それを公的な場で言うなんてあり得ません。

まだ、仲の良い友達ならあり得ますよ。友達同士で「結婚しないの？」なんていう会話はよく聞く会話ですよね。

でも、それを、友達でもないオジサンに言われるってことでしょ。
それは嫌だなぁ。「そんな仲でしたっけ！？」ってなる。

お礼

回答ありがとうございます。

＞セクハラというより、「大きなお世話」ですね。

同感です。

セクハラというのとはちょっと違うのではないかと。

議会の場でいうのはヤジとしても低レベルでＮＧだが
平場ならどうなのか？

けっきょくあのハ〇おやじが嫌われていた、って話ですか。

回答No.7

eextutp

あなたの頭の中では、性と言えば性交に関わるものなのですね♪♪♪

世間の常識ではセクハラは性差別が含まれます♪

認識を正してから再質問しましょうね♪♪♪

回答No.6

eroero4649

ワタクシがセクハラの本質についてズバリ回答致しましょう。

それは、「何をいわれたのかではない。誰にいわれたのかだ」です。

私も、美女に「なぜ結婚されないのですか？」って聞かれたら「もしかして・・・」なんて予想の斜め上の想像をしてセクハラだなんてちっとも感じないでしょう。しかし、オバハンにいわれたら「それはセクハラだよ」と思います。そういうもんです。

ここでも、女性の質問では、「上司が好き」という相談では「たまに上司が軽いボディタッチをしてくるけれどもこれは期待していいのか」とありますし、上司が嫌いという相談では「なんかたまに軽く触ってくるけれどもこれはセクハラで訴えることはできるか」となります。

あと私はアラフォーの独身男ですが、昔お局様たちにイビられたことがあって、そのときよく彼女たちから「だからアンタは結婚できないのよ」っていわれて、すごーく嫌でしたね。今でも思い出すと腹が立って、まだ当時はセクハラってのは男性から女性にするものだという時代だったのですが、セクハラで訴えてやればよかったと思いますね。

お礼

回答ありがとうございます。

＞それは、「何をいわれたのかではない。誰にいわれたのかだ」です。

結局これが本質ですかね(笑)

私なんぞは同じ空気吸っただけでセクハラ・・・w

回答No.5

key00001

> ”結婚しないのか”はセクハラですか？

セクハラであり、セクハラではないです。
と言うか、こう言う質問をする時点で、根本的にハラスメントに関する理解が不足している様です。

ハラスメントは、被害者側が一方的に決定するのですよ。
従い、「私（４９♂）の解釈」なんてのは全く無意味で、質問者さんが例示しているモノは、「まず確実にクロ」と言う内容に過ぎません。
即ち、相手が「セクハラだ」と言えば、その時点でセクハラ自体は成立します。

質問者さんが、「結婚の話題が”性的な”いやがらせになる、というのが」わかる必要は無いですが。
ただ、相手がそれでセクハラ被害を訴えた場合には、セクハラとしては「漏れなく成立する」とだけ、理解しておけば良いです。

但し、セクハラ行為が成立するとして、
・それが組織等の規則で、処罰対象になるか？
・刑事罰に該当するか？
・民事賠償まで必要か？
などは、また別の話しで、それらを決定するのは「第三者」です。

その第三者の立場で言えば、「男女雇用機会均等法」の最新の改正では、女性同士の会話における「結婚しないのか？」でも、セクハラは成立し得ると言うのが、当局（厚労省）の見解として、明確化されています。

野球でも、当事者の選手としては、「絶対にボールだ！」と自信を持って見送ったところで、審判に「ストライク！」と判定されたら終わりなのです。
「価値観や見解の相違」の問題では無く、「ルール，法律」の問題だからです。

一流の選手であれば、そのルールに基づき、更に審判の個性などを見抜いて、臭い球はカットしに行くなど、色んな対処が出来るし、審判に「ボール！」と判定させる技だってあるかも知れません。

そこまで出来るなら、「結婚しないのか？」と言う言葉も、自分の価値観に基づいて、弄べるとは思いますよ。

お礼

回答ありがとうございます。

＞女性同士の会話における「結婚しないのか？」でも、セクハラは成立し得ると言うのが、当局（厚労省）の見解

厚労省のＨＰにはセクハラの定義として

「職場において、労働者の意に反する性的な言動が行われ、それを拒否するなどの対応により解雇、降格、減給などの不利益を受けること」又は「性的な言動が行われることで職場の環境が不快なものとなったため、労働者の能力の発揮に悪影響が生じること」

とあるんですが、”結婚しないのか”だけではは該当しないような・・・

回答No.4

kingyo_tyuuihou

＞それでいいのでしょうか？

スケベ親父ならそばによってきただけでセクハラです。

いっそのこと、そこまで気を遣わざるを得ない
女など使わない社会にしてしまえばいいんです。

うちの会社はそうです。

＞”結婚しないのか”はセクハラですか？

結婚しない。できないことを気にしている。
話題にされたくないのに、当たり前のように
言われて不愉快な人にとってはセクハラです。

子供ができない。いらない。
離婚した。その手の微妙な話題はすべからくそうです。
通常は配慮します。遠慮なく言うからハラスメントといいます。
セクシャル・・性的なとするかどうかは国語の問題ではあります。

お礼

回答ありがとうごさいます。

＞結婚しない。できないことを気にしている

こういう人に聞くのはたしかに失礼というか配慮を欠いているとは思います。

結婚したくない、生涯独身でいたいという価値観は
あの”平場では”都議の幼少期にはありえない価値観だったのでしょう。
そういう人に今のセクハラの基準が理解できなくても仕方ないような
気もします。

回答No.3

area_99

狭義で言えば、仰る通りですし、広義で言えば、no1さんの通りです。

塩村都議の話で言えば、本人の勘違いの面が大きいと思います。

党の鈴木議員の発言は
「みんな早く結婚した方がいい」
↑
という野次を

塩村議員の聞いた記憶
「お前が早く結婚しろ」
と聞こえたといいます。

ＮＨＫの報道でも、ＶＴＲでは
「みんな早く結婚した方がいい」
なのに、テロップは
「早く結婚した方がいい」
とわざと「みんな」と省いています。

この辺も朝日新聞的な読み取り間違いがあるようですね。

回答No.2

takuranke

「望まないのに」ではなく、
性的もしくはそれに類する言動をされたほうが不愉快になった場合です。

嫌がらせと訳しているのでわかりにくいですが、

その言動を受けたほうの受け止め方によりセクハラになるかどうかが決定します。

なので、好意ある人（恋愛感情ではなく）に「結婚しないの」「彼氏いないの」と言われても気にしないけど、
嫌だと思っている人やかかわりになりたくないなどの人から言われ不快に感じ「セクハラ」と騒げばセクハラとなります。

かなり理不尽です。

＞結婚とはパートナーとともに家庭をつくることだと思います。

結婚しないのと言われた時の受け取り方は様々。

ちなみにセクハラは同性でも成立しますし、女性から男性でも成立します。

学生時代の友人は、初の女性の部下（４０半ばで初の女性部下だったらしい、女性は２０代後半）にどう接していいのかわからず、目を合わせない、うつむいて話す、できるだけ避ける（指示は男の部下から間接的に伝える）という態度をしていた結果、

「私に対して嫌らしいことを考えているからそういう態度になる」といって、
社内のセクハラ防止委員会に訴えました。

一応、そこには公平に判断できる人がいたので、その委員の人含め３人で話し合いをして事なきを得たそうです、
誤解が解かれたので笑い話で語ってくれましたが、ちょっとしゃれにならないなと思いました。

お礼

回答ありがとうございます。

＞かなり理不尽です。

理不尽というか世知辛いというか・・・

質問で書いた職場にヌードポスターとか、今となってはかなりありえないことが
かつては実際に行われていたわけで、そういう意味では改善はされていると思うのですが

言われた側の主観で決められるというのはルールというには弱いと思います・・・