既婚者との付き合いで悩む31歳会社員の主婦

質問

• 既婚者との不倫に悩む31歳会社員の主婦が、結婚生活の辛さや夫の就職活動の難しさを抱えながらも、別れた彼と再び関係を持つことに戸惑いを覚えています。
• 主婦の収入だけでは子供を持つことが難しい状況にある彼女は、経営者の彼から愛人となる提案をされますが、まだ覚悟を決めることができずにいます。
• 彼女は自分の不幸を避けつつも、彼の存在に救われている一方で、自分の行動に戸惑いや後悔も抱えています。読者には、同じ立場になった場合、どのような選択をするかを問いかけています。

回答No.9

kapekun

あなたの今は、大げさに言えば現在の日本を象徴するような、しかし決して大げさではなく誰もの現実を象徴する葛藤であると思います。

1　あの震災は、「あくせくせず、ただ平穏であることの幸福」日本の現代社会が忘れていた人間の本質を教えてくれました。私も被災県の人間、絆のお題目ではなく、つくづくその実感を得ました。
　「若い頃からホステスのバイトはちょくちょくしていましたが本腰を入れる気も、昼間頑張っていた仕事を辞める気もありませんでした」
　日々の現実と格闘していたあなたには、
「震災のときになりふり構わず私を救出してくれた彼の一途な想い」
　無欲で懸命な行動が、人間本来の在り方、虚飾を排した人の真理に見えたのでしょう。そして、「この人とつつましくも純粋に生きよう」と。

2　が、残念ながら彼の在り方には、生活という現実の裏付けがありません。二人の現実を全力で支ようとする、その意欲にすら欠ける様子も読み取れます。
　日本の社会からいつしか震災直後の穏やかさが失われ、原発再開や経済成長路線の現実が戻りつつあるように、「裏付けのない理念の空しさ」あなたの夢は色あせ、逃げようのない現実に引き戻されて行ったのでありましょう。

3　社長さんへの思いは、理念と現実を共存させる圧倒的な力強さ、あなたに対しても「子供が欲しい」「幸せにする」単なる愛人を超え第二の家庭を真剣に実現しようとするたくましさ、言わば失いかけた理想が再び現れた感激であると思います。

4　おそらく彼は本気です。しかも「全力で実現する」決意と情熱があるかもしれません。あなたにとっては、これに応じ二人の世界を懸命に築く日々が、何よりの幸せであると思います。

5　が、当然二つの家庭を破壊しかねない、少なくともあなたの家庭は離婚という結論を明確にすべき問題を生じます。
　あなたはその現実をきちんと処理できるか。現在のご主人との結婚のように、都合のいい夢だけを見てはいないか。
　あなたがきちんと離婚し、相手も「好きな人ができた。わがままを許せ」自分の家庭に対しあり方を明確にできるなら、あとは全力で幸せを追ってください。どちらかがちゅうちょするならば、「覚悟が足りない」あきらめて二度と会わないことです。
　それならば２号さんとは言わない?　お金と愛情だけの問題ではありません。あらゆる障壁に正面から立ち向かい解決する覚悟と力量がないなら、二つの家庭を両立させるなんて幻を見てはいけません。

6　子供を産むということは、「二人の年齢、どちらかに万が一があった場合等を考慮して、育て切れるか」「相続について本妻及びその子供と対立を生じないか」子供に対する万全の責任も要求されるということです。秘密裏に２号邸を構えた場合には、本妻からの賠償請求で突然破たんするリスクもあります。

お礼

また新しい観点でのご回答ありがとうございます。

世間一般の倫理観だけに囚われていない、大変興味深い回答でした。
確かに、震災で命の危険スレスレで救ってくれ、その後も必死でケアしてくれた長年の彼氏と結婚を決めることはタイミング的には
誰もが反対しなかった。むしろ、震災によって強まった絆だと皆祝福してくれた。

でも３年は長いですよね。
このまま、養えなければ。あのときの結婚は、ただのロマンチストで甘チャンな考えだったんだろーなーと思います。

これに関しては下記でも答えましたが、今年中に職が決まらなかったら離婚することになりましたので、そこはある意味気持ちが楽になりました。(夫も結果が出ないなら捨てられて当たり前と、同意済)

彼に関しては私の方は最初から期間限定の付き合いの構え☆だったから、相手が手放したくないからと色々提案してきたことに、戸惑っています。

でも、2号さんでやっていく覚悟は正直今はないな(>_<)
もし、離婚しても普通に彼には縛られずに
新しい出会いを探すのかも。

昼間の仕事を長年頑張ってきたお陰で、フルタイムで働けば一人で生きていけるだけの多数の資格と経験は一応あるので。
儲かるからとホステス業に浸からずに昼間の仕事をずっとコツコツ頑張って きていて本当に良かったと思いました。