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性や食、睡眠は言葉以前の存在
最近、類人猿の進化について、テレビ番組を見たり、本を読んだりしたのですが、 言葉を覚えるよりも前の段階のアウストラロピテクスの猿人でも 性行動はあるし、食欲や睡眠もあって、人間(ホモ・サピエンス)とあんまり変わらなくて、 言葉のほうが後からやってきてるので、 言葉を用いた哲学で人間の生存の本質を捕らえるのは難しいのではないか?と 疑問に思うようになりました。 こういう疑問を考察した哲学・哲学者がありましたら教えてください。
- bougainvillea
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- 哲学・倫理・宗教学
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質問者が選んだベストアンサー
>言葉のほうが後からやってきてるので 言語は後からではなく、自他の認識として「自己」がこの世に生まれた原初からあったといいたかったのです。 >性、食、睡眠など人間の生存の本質に迫ることはできないのでは? 文章の後半で言語で「本質」を残した前例は無いと書き込んだのですが、やはり文章では通じない場合があるので、難しいですね。 一言で言うなら、 「不立文字」 です。 言語が生まれたのが何時だろうが関係なく、本質は本質、言語は言語です。 「音」を触る事は出来ず、「感触」を嗅ぐ事は出来ず、「臭い」を見る事は出来ず、「色」を味わう事は出来ず、「味」は聞く事が出来ません。 ですので「本質」も五感で伝える事が出来ないので、質問のとおりです。
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- dropyork
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自己が鑑。 自己に要求にそぐわないものは否定する。 見事に探求して成果あらわに真理を感じたらひねくれる。 ゴルギアスがあなたの問いのままに考察しました。 ひねくれて真理を詐称した。 人によくある事です。 知恵なくして、ほかの人の知恵を拾う事はない。これは、事実です。お好きであれば、哲理であり、真理であると。そう言い換えましょう。 聖書にもある。分かる人は、「然り、然り」、「否、否」と言う、と。ほかに何があるのでしょうか。
お礼
質問に対して明快な回答をお持ちでないのなら、 無理して書き込む必要はありませんよ。
- 雪中庵(@psytex)
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想像するに、あなたは、この世界やそこの存在を知る のに、言葉に依存して学んだのでしょう。 私は、子供の頃から美術専攻で、一人で環境と向か い合い、長じては、ボランティアや海外コンサルとして、 一人で世界を回って、物事を知ってきました。 「言葉が先立たねば、物事を知る事ができない」など という考えはありませんでした。 環境における存在の、五感の相関した経験の中で、 グループ分けし得る概念が生じ、そこに記号が条件 づけられる事ができるので、言語が生じ得るのです。 そうした「グループ分け」ができるのは、そうした階層 現象表面的な存在性には、その原理性において共有 するものがある(原理的共通性や遺伝的な系統性) からであって、言語があるからではありません。 意味を知るのは、「五感の相関した経験の蓄積」に おいて、新たな先行感覚(光や音といった情報性の 高い感受)において、その他の味覚や触覚といった より生理的な感覚を励起させる(そこへ行けば何が 起きるかを予想)事で、意味を感じているのです。
お礼
回答ありがとうございます。 言語ではなく、芸術のほうから世界を把握するというのは 思いつきませんでした。
いや、哲学者はみんなそう思っとるでしょう。 だから、こんなに難しくてややこしい表現にならざるを得ないことも。
お礼
> いや、哲学者はみんなそう思っとるでしょう。 わりとそうでもないかと。 キリスト教だと、人間は神が作ったもので猿とは違うという考えで、「始めに言葉ありき」ですし、 時代が近代に下っても、ヘーゲルとか、「言語空間が世界だ」みたいな哲学は多いですよ。 私のような疑問は進化論が出てからじゃないでしょうか?
- 0fool0
- ベストアンサー率18% (134/738)
言語=コミュニケーションは、大雑把に言ってセックスの成立から一気に複雑になりますが、それ以前から自他の区別をつける為のものとして存在しました。 「他」とコミュニケーションをとらなければ、「同種」か「餌」か「敵」かもわかりません。 この時点での言語は化学物質による「嗅覚」と「触覚」による言語です。 人間の言語は他の生物のそれ等と、本質的に何一つ変わりません。 使う感覚が「嗅覚」「味覚」のみでなく、「聴覚」「視覚」「触覚」も使うのと、単語の数が多いだけです。 >こういう疑問を考察した哲学・哲学者がありましたら教えてください。 居たか居なかったかは判りません。 何故なら、仮にそういった方が居た場合は、何一つとして証拠を残さないからです。(残した時点で矛盾ですから) 沢山いたとは思いますが。
お礼
「言語」の定義を拡張されてますが、私の質問の意図としては いわゆる普通の意味での「言語」で哲学を展開しても、 性、食、睡眠など人間の生存の本質に迫ることは できないのでは?ということでした。
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回答ありがとうございます。 やはり西洋哲学よりも、禅宗や仏教のほうが 非言語的な分野での考察は進んでいるようですね。