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高校数学ロルの定理の証明

ロルの定理;f(x)を[a,b]において連続、(a,b)において微分可能な関数とする。さらに、f(a)=f(b)のとき、f´(c)=0かつa<c<bを満たすcが存在するを証明 (本の記述)f(a)=f(b)≠0であればg(x)=f(x)-f(a)を考えることで、g(a)=g(b)=0となるから、最初から、f(a)=f(b)=0として証明してもよい。 (ア)f(x)≡0のときはa<x<bなる任意のxでf´(x)=0だから定理は成り立つ。 (イ)f(x)は恒等的に0でない時(f(x)≡0の否定です。PCで記号が出ません} f(d)≠0となるdが(a,b)に存在する。 (以下略) (疑問点) 最初の「f(a)=f(b)≠0であればg(x)=f(x)-f(a)を考えることで、g(a)=g(b)=0となるから、最初から、f(a)=f(b)=0として証明してもよい。」という部分では何をしているのでしょうか? また証明の流れ的に(ア)f(x)≡0のとき(イ)f(x)は恒等的に0でない時という場合分けは何を考えているのでしょうか?

  • tjag
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  • ベストアンサー
  • naniwacchi
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回答No.1

こんにちわ。 何を示したいのかを理解しないと、この文言だけだとわけがわからないかもしれませんね。 >最初の「f(a)=f(b)≠0であればg(x)=f(x)-f(a)を考えることで、 >g(a)=g(b)=0となるから、最初から、f(a)=f(b)=0として証明してもよい。」という部分では何をしているのでしょうか? これは単に y= f(x)のグラフを y軸方向に平行移動させているだけです。 別に平行移動させなくてもいいような気もしますが・・・ ただこうしておけば、(イ)のさらなる場合分け f(x)> 0となる点が存在するとき or f(x)< 0となる点が存在するとき をかんがえやすくすることができます。 もしこれをやらないと f(x)> f(a)となる点が存在するとき or f(x)< f(a)となる点が存在するとき となり、あとの式も示せなくはないですが、少々面倒な形になってしまいます。 といっても、略されているので実際どう書かれているのかはわかりませんが。 >また証明の流れ的に(ア)f(x)≡0のとき >(イ)f(x)は恒等的に0でない時という場合分けは何を考えているのでしょうか? (イ)は、「最大値または最小値が存在するとき」という場合分けに相当します。 最大値または最小値となる点において f '(x)= 0となることから、示そうとしているということです。 こちらが本線であり、(ア)は定数関数についての特殊な例になります。

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