ロピタルの定理の証明と使い方

このQ&Aのポイント
  • ロピタルの定理は大学入試ではタブーですが、証明をすれば使える。
  • ロピタルの定理の証明は参考書に載っており、割と簡単。
  • ロピタルの定理を使って、関数の極限を求めることができる。
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ロピタルの定理

ロピタルの定理は大学入試ではタブーですが、さすがに証明をすれば使えると思います。学校の先生はかなり複雑だといっていましたが、割と簡単な証明が参考書に載っていました。(正式なものでないかもしれません。)それについて教えてください。 F(x)=f(x)-f(a)-k{g(x)-g(a)},,k={f(b)-f(a)}/{g(b)-g(a)}とおく。 F(a)=F(b)=0でロルの定理よりF'(c)=0(a<c<b)から得られる。 f(x)/g(x)={f(x)-f(a)}/{g(x)-f(a)}=f'(c)/g'(c) a<c<x,またはa<c<a x→aのときc→a lim(x→a)*f(x)/g(x)=lim(c→a)f'(c)/g'(c)   QED とあります。~~とおく。の後がいまいちわかりません。教えてください。またこの証明でロピタルを証明したことになりますか。

質問者が選んだベストアンサー

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  • kabaokaba
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回答No.1

ロピタルの定理の証明が「複雑」というのは そのバリエーションの多さにあるんです. 「難しい」ではなく「複雑」という表現をしてるというのは そのあたりの反映かもしれませんね. なお,その証明そのものは問題ないです. 立派にロピタルの定理の一つのバージョンを証明しています. で。。。まず「ロルの定理」をご承知ですか? 関数Fが区間[a,b]で連続,区間(a,b)で微分可能であり, さらにF(a)=F(b)=0であるならば,a<c<bとなるcで F'(c)=0となるものが存在する というのがロルの定理です. 当たり前といえば当たり前なのはわかりますか? この定理から f(x)/g(x)={f(x)-f(a)}/{g(x)-g(a)}=f'(c)/g'(c) #一箇所誤植を直しました. がでてくるのはOKでしょうか? #この式は「コーシーの平均値の定理」といいます #普通の平均値の定理は「ラグランジュの平均値の定理」といいます. #コーシーの平均値の定理で g(x)=x とすればラグランジュがでてきます こうなればロピタルは自明です. =========== ここまで,頑張るならもうちょっと背伸びして 時間が許せば「Taylor展開」まで調べてみると, 展望が開けますよ. ロピタルも含めて,いろいろなものが すっきり見えるようになります. 受験テクニックとしてはロピタル同様, 禁じ手の領域ですが,いろいろな仕組みが見えます.

dandy_lion
質問者

お礼

テイラーの展開も聞いたことはあります。微積のやるべきことが終わった手を出そうと思います。余裕があればですが。 あの複雑な公式(規則性はありますが)を覚える必要はあるのでしょうか。覚えた上でいろいろな仕組みが見えて来るのでしょうか。

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