中年の第2言語習得の臨界期の影響

このQ&Aのポイント
  • 中年の第2言語習得において、言語の臨界期は重要な影響を持つとされています。
  • 音の理解は難しくなる一方、統語や文法については中年でも体で覚えることができる可能性があります。
  • また、中年の第2言語習得において、他の言語の学習経験がある場合、それが有利になることも考えられます。
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中年の第2言語習得の臨界期の影響

言語の臨界期は音が早くて、統語などが遅くて10歳から15歳までとかで更に語彙などはないとか。 形態についても研究されているようで。 臨界期仮説はあくまで仮説ですが、音については有力との考え方もあります。 私は中年ですが、言語運用能力などどう考えればいいのでしょうか。 中学で英語、20歳手前でほかの欧州言語と接してます。 上の話を総合すると、 多分、英語の音は聞こえにくいが、文法など統語は体で覚えている可能性がある。 形態についてはわからない。語彙はこれからも覚えれる。 韓国語は日本語の文法と似ているということは統語的に有利ということなんでしょうか。 他の欧州言語は英語で学んだ統語などが有利になるいうことでしょうか。 こんな感じになるのでしょうか。

noname#209756
noname#209756

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • boyinusa
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回答No.2

質問の内容にそぐうものか分かりませんが回答させていただきます。 ちなみに私は臨界期仮説に賛成も反対もしていない立場です。 まず言語習得またはネイティブというものをどのように定義するかによって変わってきます。そもそもこの定義の曖昧さが臨界期仮説を議論する上で必要不可欠です。具体的に述べますと「発音」をそれらの定義に含めるかどうかです。 質問者様がおっしゃるように音、とりわけ発音の分野に関しては臨界期の存在というものは多くの論文で有力視されています。幼少時からその言語に触れ正しい発音ができているかということになってくると思うのですが、そもそも「正しい発音」とは何なのか…ということです。標準語ではなく東北なまりの日本語を話す人はネイティブではないのか。アメリカの南部でスペイン語なまりの英語を話す人(バイリンガルを含め)は言語習得しているとは言えないのか。 これらを含めると「音」というものが直接言語習得やネイティブの定義に含まれることにいささか疑問が生じます。 統語的な理解は臨界期後にも得られるという無数の成功例を考えると「発音」をはずせば言語習得は十分可能ということです。 ジョン万次郎という人がいますが、彼は14歳で漂流し以後11年間アメリカで教育を受けます。その後日本に帰郷しますが帰ってきた当初は日本語がほとんど話せなくなっていたそうです。もちろん彼の若い年齢を考えるとあくまで一つの例としてですが。 このように言語習得は後発的であっても意図的な学習よってできるものと私は信じています。 韓国語に関してですが、おっしゃる通り韓国語は文法や音声学的に日本語と共通しているものが多い言語です。そのため読み書きをのぞけば(会話に重点をおけば)比較的容易に学べる言語だと思います。反対に他の欧州言語に関しては音声学的な相違から音の理解は困難ですが、馴染みあるアルファベットを用いている分読み書きにおいては有利に働くかと思います。

noname#209756
質問者

お礼

それは確かに思います。英語を話せる外国人で英語圏以外の人がいっぱいいて訛りがあるといいます。 ご回答ありがとうございます。

その他の回答 (2)

noname#201242
noname#201242
回答No.3

中年者が外国語を勉強することについて。 40代よりは30代、30代よりは25歳~30歳、20代後半よりは20代前半、20代よりは10代、と、若いほうが上達が早いし、上達できる可能性が高い、という話が出ています。 ただし、大人になってからも少しずつ上達はします。 私も同感です。記憶力は若いほうがくたびれていない気がします(笑)。英語だけじゃありませんよね、これは。 http://www.sasolution.net/tatujin/toeic%20item2.htm しかし、年齢だけでなく個人差もあります。 http://www.sasolution.net/tatujin/toeic%20item4.htm 生まれた時からバイリンガル家庭に育っても、片方の言語しかよく覚えない子もいるそうです。そういう家庭のご家族に聞いたところ、一番下の子のもう一方の言語(日本語でないほう)の発音は、日本人的だそうです。 >中学で英語、20歳手前でほかの欧州言語と接してます。 若いうちに外国語に触れているほうが、その後の柔軟性が出てくる気がします。 十代後半になっていても、条件さえ整えば(そして本人が努力すれば)、かなり出来るようになると思います。「厳密な意味でのネイティヴ並み」にはなれないとしても。 私の知り合いも高校の途中から渡米して、成人後も現地の会社で仕事をして暮らしています。 http://homepage3.nifty.com/mutuno/04_dissect/04_dissect.html 厳密な意味というのはここに書かれている「狭義のバイリンガル」のこと(レベル7のところ)です。 ほとんどの人は、そこまで目指す必要はないと思うのですが。

noname#209756
質問者

お礼

その人の素質がある。それは確かにですよね。 バイリンガルの家で片方しか話せないというのはおもしろいです。 ご回答ありがとうございました。

  • Oubli
  • ベストアンサー率31% (744/2384)
回答No.1

言語習得臨界期というのは、私の理解では、文法を学ばないでもある文が文法的に正しいか正しくないかを判断できる、言語習得年令の上限だと思います。ようするにネイティブになれるかどうかということです。こんな話もあって小学生に英語を教えようとしているようですが、全くの勘違いですね。第二言語の環境下に入らなければいくら若くてもネイティブにはなりません。

noname#209756
質問者

お礼

なるほど。いちいち判断してないということですね。 ネイティブになれるかどうか。 ご回答ありがとうございます。

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