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法華経について

NemurinekoNyaの回答

回答No.6

こんばんはです。 ☆非常に狭い物の見方であり危険だと思います。これではまるで釈尊は絶対神で日蓮上人は預言者、法華経は聖書みたいです。 ◇基本的に、日本の各宗派は、程度の差はあれ、同じスタンスです。真言であろうが、浄土教であろうが、禅宗であろうとも、同じですよ。 ☆これが中道を重んじられたお釈迦様のお言葉を綴った経典とはとても思えません。 ◇全てというわけではありませんけれども、多くの大乗仏教の経典でも、このお経が最も勝(すぐ)れている、《最勝経》だという言葉を見出すことができます。ただ、法華経はすこし極端すぎますけれども。 ☆それでは法華経を支持している天台宗や曹洞宗はその昔なぜ摂受だの折伏だのと騒がなかったのでしょうか? ◇日本の天台宗の場合は、法華経と密教経典の大日経を同等の価値のあるお経と考えています。法華経には、修行の方法論が欠けているため、それを大日経などの密教経典で補っているという格好ですね。だから、日蓮程、激しくはなりません。 禅宗においては、経典は副次的なものであって、メインは座禅ですね。ある意味、お経はどうでもいい、というのは少し言い過ぎですが、そんなイメージでとらえた方がよろしいと思います。 ☆南岳大師や天台大師、日本の伝教大師は法華経至上主義を説かなかったのはなぜでしょうか? ◇日蓮ほど激しくはありませんけれども、基本的に法華経至上主義ですよ。 天台宗は、奈良仏教と絶えず喧嘩(教義上の論争だけではなく、暴力も含みます)を繰り替えしていました。 ☆弘法大師は法華経を第三位に位置づけて華厳経を理解する前に理解するように説かれたそうで尊んでいたことは間違いないですが最高の教えとまでは言っていません。 ◇ですね、弘法大師・空海は、大乗仏教の経典の中では、華厳経を最も高く評価しています。そして、その華厳経の上に、大日経や金剛頂経などの純密と呼ばれるお経が位置します。 だからと言って、空海は、密教だけをやればいいという姿勢をとっていません。密教へと至るために、密教以外の大乗経典の理解は必須としています。 こうした空海のスタイルは、チベット仏教においても同じように見られます。 ですから、般若経も、法華経も、華厳経もどれもとても大切な教え、経典ということになります。 チベット仏教はもっと徹底していて、大乗仏教を修めてからでないと、密教の修行へと進めないようですよ。 ☆南都六宗といいましても、実際に、現在、宗派として存在しているのは、  1 律宗  2 法相宗  3 華厳宗 の三つですね。 1の律宗についてはよく知らないのですが、 2の法相宗では、法華経は華厳経などと並び、最高ランクのお経となります。有名な般若心経などの属する般若経は、これよりも1ランクしたのお経に位置します。そして、いわゆる小乗のお経は、さらに1ランクが落ちます。 3の華厳は、華厳経を最高の教えとして、法華経はこれよりも少し落ちる、といったイメージですね。 で、全ての質問に答えていますかね。 少しでも参考になりましたら、うれしいです。

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