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積分の収束・発散
info22_の回答
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不定積分は部分分数分解してから置換積分すればできます。 I=∫(x^2-x+3)/(x^4+1) dx =∫(x^2-x+3)/((x^2+1+√2x)(x^2+1-√2x)) dx =(1/(2√2))∫(2x+3√2+1)/(x^2+√2x+1)-(2x-3√2+1)/(x^2-√2x+1) dx =(1/(2√2))∫(2x+3√2+1)/(x^2+√2x+1) dx -(1/(2√2))∫(2x-3√2+1)/(x^2-√2x+1) dx =I1-I2 I1=(1/(2√2))∫(2x+3√2+1)/((x+(1/√2))^2+(1/2)) dx x+(1/√2)=t/√2とおいて置換積分すれば積分できるでしょう。 I2=(1/(2√2))∫(2x-3√2+1)/((x-(1/√2))^2+(1/2)) dx x-(1/√2)=t/√2とおいて置換積分すれば積分できるでしょう。 (課題ですからこの積分位ご自分でおやりください) 積分すると I=(1/(2√2))[{log(x^2+√2x+1)+((4+√2)arctan(√2x+1)} -{log(x^2-√2x+1)-((4-√2)arctan(√2x-1)}] +C (Cは積分定数) =(1/(2√2))log((x^2+√2x+1)/(x^2-√2x+1)) -√2{arctan(√2x+1)-arctan(√2x-1)} -(1/2){arctan(√2x+1)+arctan(√2x-1)} +C =(1/(2√2))log((x^2+√2x+1)/(x^2-√2x+1)) -√2{arctan(1/x^2)}-(1/2)arctan{√2x/(1-x^2)}} +C 定積分は広義積分になるからlimをとり ∫[1→∞] (x^2-x+3)/(x^4+1) dx =lim[x→∞][(1/(2√2))log((x^2+√2x+1)/(x^2-√2x+1)) -√2{arctan(1/x^2)}-(1/2)arctan{√2x/(1-x^2)}}] -lim[x→1+0][(1/(2√2))log((x^2+√2x+1)/(x^2-√2x+1)) -√2{arctan(1/x^2)}-(1/2)arctan{√2x/(1-x^2)}}] =[(1/(2√2))(log(1)-0+0] -[(1/(2√2))log{(2+√2)/(2-√2)}-√2(π/4)-(1/2)(-π/2)] =(π/4)(√2-1)-(1/(2√2))log(3+2√2) =(π/4)(√2-1)-(1/√2)log(1+√2) となり定積分が求まった訳ですから、積分は収束するということです。 定積分は広義積分になるので計算上で色々と工夫が必要です。 途中のatctanの和差公式を使ってまとめたのも工夫の1つです。 arctanA±arctanB=arctan(tan(arctanA±arctanB)) =arctan((A±B)/(1-(±AB))) 細かな所は、課題ですので自身で計算しお考えください。
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部分分数分解しても求まるのですか、大変勉強になりました。ありがとうございます。